Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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忙しいGWになりました

2024-05-04 20:32:04 | ASTON MARTIN DBS 59

本日の山陰も天気が良かったですね〜。

朝から残った草刈りをやりたかったんですが、昨日の夕方の町内の打ち合わせで自宅隣のお婆さんが亡くなられた様なので今日は葬儀・・・と言うことで10時半過ぎまでは当番でした。
その後、アトリエまで車を走らせまして厨房係です

そして午後からはいつもの様に本業です。
本業を進めないとね・・・今夜のブログ更新が出来ませんからね(滝汗!!)

昨日作りかけていた鞄ですが、鞄の側面に革製のベルトが通る部分がありましてその部分は少し膨らんでいるのです。
また側面の部分は皮がもう一枚貼られていて重ね合わせられている様に見えます。
膨らみと重なった皮の表現をいかに綺麗に再現できるか・・・は普段車の模型を作っている私にはちょっと荷が重いな〜と(笑)

まあバイクのシートは似た様な感じではありますが・・・

そして膨らみの表現のガイド役のために小さなプラ板を接着して周囲にパテを盛ります。

ちょっと写真を撮り忘れてしまいまして(あまりにも忙しかったので・・・と言い訳です)いきなりサフです。
文章で書き足しておきますとパテを削って大まかに形状を出したら再び鉛板を貼り付けています。
こうした方が柔らかな皮特有の曲線が再現できると思うのです。
ヘルメット下の部分の鞄にも少しポリパテを使いましたのでサフを入れておきます。
このあとシリコンで型取りをするのですがシリコンとポリパテは直接触れますと硬化不良を起こしてしまうのです、そのためにサフをひと吹きしておきます。

続きまして・・・懸案事項のヘルメットのゴーグルです。
ポイントは左右のゴーグルの形状を如何に正確に作るのか・・・と言うことに尽きます。
しかもヘルメットは3次曲面ですから硬い素材では密着させるのが至難の業なんですね〜。

昨夜一晩考えました。。。寝ながら考えるという器用で時短で安直なやり方ですが。
まず直径5mmほどのアルミの丸棒を削っています。
目指すはゴーグルの片目の部分・・・と言うと解りにくいかな??

透明なガラスが入る部分です。

直径0.5mmのハンダ線を3〜4重に巻きます。

これで同じ形状のものを作ろうと言うことなのです

歪まない様にデザインナイフでカットして外します。
実は右側3つが最初に作ったもの、左側の3つが作り直したものです。

違いは大きさです、半田線はどちらも0.5mmなのですが最初のものはヘルメットに対して少し大きすぎました。
アルミ棒の治具を少し削り直しまして作り替えています。

曲げた0.5mmのハンダ線を接着してから表面を少し削ります。
すると表面が平らになります。
続きまして同じアルミ棒に0.3mmのハンダ線を巻き付けまして同じ様にカットします。
すると・・・内側の形状は同じですが外側が少し小さい(理論上は外側が0.2mm小さいですね)部品ができます。
その部品を最初に貼り付けた0.5mmのハンダ線の上に接着しますとそれなりになんとか見れるようなゴーグルが出来上がりますね。

このヘルメットにもサフを塗って様子を見ます。
ヘルメットの様な丸い部品は往々にして削り忘れがあったりしますからね。

今日は全く畑の草刈りをしていないけど・・・ヘトヘトに疲れています(笑)
今夜もさぞかしよく寝られるでしょうね〜。