続きまして修理品のその後です。
まず・・・修理依頼をいただいた時の様子をご覧いただきましょう。
地震で落下した時に右のルーフの角の辺りを強打したらしくルーフが歪んでいます。
右のCピラーの付け根部分は完全に破断しています。
ウインドウのパーツは完全にバラバラ・・・
おそらくルーフの右側を強打した時にリアウインドウの下側が強く押されて左のCピラーの後ろ側が破断・・・。
バラバラですね〜。
この様な状況だったので色違いとはいえヤフオクで同型のミニカーを落札したのでした。
で・・・どんどん分解しています。
エンジンルームの部品やトランクの中の部品も埃というか汚れが酷かったので洗剤を吹きかけてつけおき洗いです。
エンジンルームやトランクルームの部品は再塗装せずにこのまま使おうかと思っています。
流石に古いミニカーは単純な部品構成ですね。
これで完全にバラバラです。
この後、剥離剤を塗ってボディ塗装を剥がしたのは並行で作業をしているJAGUAR XJ40と同じです。
まあ大きい小さいは違いますけどやっている事は同じですね〜。
ホイールキャップは鉄板をプレスした物ですが元々はChromeメッキがされていたと思いますが、50年も経ちますと表面が錆びていましてすっかり錆色です。
表面を磨き過ぎますと穴が開きそうなのでサクッリ磨きましてサフを塗ってからクリアーを塗ってクローム調の塗装をする予定です。
ボディは剥離剤で塗装を剥がした後サンドブラストをかけて綺麗にしてからサフを塗りました。
まずは内側からですね・・・内側も綺麗に塗っておかないとね、手抜きはできませんからね。
この時点で・・・お客様からお預かりした破損したミニカーからコンチネンタルのデータをスキャンしてデータベースにしましてトレースしてデカールを作っておきました。
これで破損したミニカーも少しは役に立ちます。
今回購入したミニカーはデカールの周囲に傷がありまして参考にならなかったんです。
今日は時間が短めだったのでリンカーンはここまでですね。
明日も頑張りましょう・・・明日はもう少し進むかな!?