はじめに
昭和55年のクリスマスイブに、私たちの地方(福島県中通り地方)も近年稀に見る豪雪に見舞われました。
そのことについて記事にすることをあるブログ友と約束してましたが、未だ果たせないまま月日が経ち、今年もまたクリスマスがやってきます。
今日から何回か小分けにして、27年前のクリスマスイブを振り返ってみたいと思いますので、
もしコメントをいただけますなら、最終回にお願いしたいと思います。
(1)
昭和55年12月24日の早朝、目覚めると外は雪でした。
義父は未だ未だ元気で、うっすらと積もった店の前の雪かきをしておりました。
我が家の前には国道49号線(通称にっぺい線 新潟~平)が走っています。
ふと見ると、知らない男性が、店の前にいた夫に話しかけてきました。
「福島市内まで行きたいのだが、自動車のチェーンはないか」と言ってるらしいです。
雪の少ないいわき方面から来る車は、殆どノーマルタイヤです。
夫は、相手の外車を預かり、54年式のトヨペットコロナ2000GTを貸すことにしました。
今考えれば、全く知らない人に自分の車を貸すのはあまりにもお人よし過ぎます。
しかし、家族の誰も反対する者はおりませんでした。
例え知らない人でも、他人のために奉仕することを美徳にさえ思えたのです。
<おまけ> 大好きな和三盆
(記事との関係はありません)
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