難関国立大学に代表される一部の大学では、一般生と同じ問題を課すことがあります。理系の場合は、入学後についていけるかどうかが、文系以上に大きな課題となってくるため、(特に)数学や理科の学力を上げていくことの必要性は「合格のため」だけにあるのではないのです。
とはいえ、「合格第一」であることは間違いありません。そのため、入試間近のこの時期は、志望校の過去問題や予想問題を、時間を計って解く、実戦練習を行っています。
この時、彼らは、ただ闇雲に問題を解くのではなく、難易度、計算量の差異等を踏まえて問題をセレクトし最終調整をしています。
中には「競争」と称して、自主的に複数名で同じ問題に挑戦する姿もあり、真剣な表情を見せてくれています。
「駿台理系軍団は強いぞ!」
そう思わせてくれる瞬間でした。
そして、彼らもきっと、良きライバルが存在することのありがたさを感じる瞬間であるに違いありません。(Iha)