今朝の日経新聞一面は彼等の中の誰かが芥川の解答に近づいた事を伝えていた。

今朝の日経新聞一面は、芥川が21世紀の安全保障について一つの完璧な解答を出した事を告げた「歓待するよ」と「歓待するよ、をもう一度」この二つの章が、日本の中枢に届いていた事の確信を芥川にもたらすものだった。

だいぶ前から、日本の中枢にいる人達、霞ヶ関の官僚達や、日本を代表する各大学の学者の方々、同様に、日本を代表する大企業の中枢にいる方々が、芥川の文章を読んでいる事を芥川は明瞭に知っていたのです。

１０月６日の「歓待するよ」に於いて、芥川が朝日新聞論説委員の坪井ゆづるさんの短い文章を読んで、２１世紀の安全保障論を一気に完成した事を書いた。その際に芥川は、２つのヒントをあげた。一つは管直人という史上最低でも、たった１年３ヵ月の間に計15億３千万円も使えた、ということ。もう一つは、梅棹たいじんは、生前、確か「文化を輸出する事が最大の安全保障である」と言ったはず。

この二つのヒントで芥川と同じ解答に辿り着いたら、貴方も、本当のGiftedです。と、芥川は書いた。

霞ヶ関の官僚というのは、芥川の先輩、同級生、或いは後輩に等しい方達の間でも、自分の頭脳の優秀さに於いては、誰にも負けないという自負を持っている方達なのである。

今朝の日経新聞一面は、彼等の中の誰かが、芥川の解答に近い解答を出した事を伝えていた。但し、その解答は２つのヒントの内の、２番目のヒント（文化を輸出する事が最大の安全保障である）に偏ったものであったが、正解の一つではある。


芥川は最近知人のＵさんに対して、何度か叱責するように言った事があるのだが、GiftedはGiftedを知る、一流は一流を知る。しかも一瞥で知る事も一再ではない。

知らないのは、分からないのは、二流、三流のみ。だから、二流、三流こそ、勉強すべきなのである。二流、三流が勉強しないとどうなるか、剽窃し、盗み、騙し、挙げ句は、最近の中国に於ける事故のように人を殺したりしても知らんふりをしたり、世界の何処にでも2割はいる悪人となって犯罪を為し続けるのである。。

閑話休題

今朝の日経新聞一面が伝えた記事は、霞ヶ関の誰かが１００点満点ではないが２１世紀の安全保障に気が付いた事を意味している。

僕が、読者の方に与えた二つのヒントとは、管直人という史上最低でも、たった１年３ヵ月の間に計15億３千万円も使えた、ということ。

梅棹たいじんは、生前、確か「文化を輸出する事が最大の安全保障である」と言ったはず。
の2点だった。

流石に我が同級生に等しい人達は、確かに、見事に一つの答えを出し、彼らだけが出来る事…その答えを直ちに実行に移そうとして居る訳です。

かにかくに「文明のターンテーブル」は、ただの本にはあらず。

リチャード・マグレガーの「中国共産党」と同様に、ノーベル賞に値する凄い本なのである。

蜃気楼作家が鼻歌を歌ったのとは違う偉大な本なのである。