*は芥川。
オリンパスは14日、同日付でマイケル・ウッドフォード社長(51)を解職し、菊川剛会長(70)が社長を兼務すると発表した。ウッドフォード氏は代表権のない取締役に退いた。ほかの役員との間で経営の方向性や手法に大きな隔たりが生じたためとしている。ウッドフォード氏は今年4月に社長に昇格したばかりだった。
同日、ウッドフォード氏を除く、出席した取締役の全員一致でウッドフオード氏の代表取締役・社長執行役員の解職を決議した。同氏は取締役会には出席したが、議決に参加しなかった。
解任の理由について菊川会長は、「ウッドフォード氏が医療機器やデジタルカメラなど各事業のトップを通り越して、直接現場に販売戦略の変更などの指示を出し、組織の意思決定プロセスを無視した独断専行的な経営判断で組織間の連携を垢なった」と説明。「日本の文化的な風土に配慮を欠き、社員からもこのままでは働けない、との声が上がった」と述べた。
菊川 剛氏(きくかわ・つよし)63年(昭38年)慶大法卒、64年オリンパス光学工業(現オリンパス)入社。93年取締役、01年社長、H年会長。静岡県出身。
*ついこの間までの史上最低男の様な者が押しも押されもせぬ一部上場企業の社長として登場する事もあるのだな、と、多くの人はポカンとしたのではあるまいか。