財津 和夫
「ときどき、熊性に食べたくなるんですよね」。かつて緊張で身を固くした「かんだやぶそば」(03・3251・0287)はくつろげる場所になり、よく足を運ぶ。お気に入りのメニューは芝エビをごま油で揚げた、かき揚げ入りの「天ぷらそば」(1800円)だ。
「せいろうー、いちまーい」と語尾を伸ばす帳場の声は、十数人が働く厨房に、間違いなく注文が届く工夫として定着したのだという。店に隣接した待合室にまで客が並ぶこともある。
「そば屋のてんぷらは衣を食べるともいいます。熱いつゆと一緒に召し上がってください」と4代目店主の堀田康彦さん(67)。1880年創業の老舗は、つまみも充実。アイガモの胸肉を煮込んだ「鴨(かも)ロース」 (700円)はよく注文する一品だ。
ここと殆ど同等のものが食べられる蕎麦屋が大阪にも在るので。
「ときどき、熊性に食べたくなるんですよね」。かつて緊張で身を固くした「かんだやぶそば」(03・3251・0287)はくつろげる場所になり、よく足を運ぶ。お気に入りのメニューは芝エビをごま油で揚げた、かき揚げ入りの「天ぷらそば」(1800円)だ。
「せいろうー、いちまーい」と語尾を伸ばす帳場の声は、十数人が働く厨房に、間違いなく注文が届く工夫として定着したのだという。店に隣接した待合室にまで客が並ぶこともある。
「そば屋のてんぷらは衣を食べるともいいます。熱いつゆと一緒に召し上がってください」と4代目店主の堀田康彦さん(67)。1880年創業の老舗は、つまみも充実。アイガモの胸肉を煮込んだ「鴨(かも)ロース」 (700円)はよく注文する一品だ。
ここと殆ど同等のものが食べられる蕎麦屋が大阪にも在るので。