歌っていたのはアビリル・ラビーンだろうな、と思ったら、その通りだった。
その後で世界的なヘビメタバンドが登場した。芥川は映像に背を向けてアメーバで感謝のペタ返しをしていた。
その時だった背後から21世紀の響きが流れて来た。振り返って観ればザ・ストロークス (The Strokes)だった。
以前にLAST FMで何度か聴いて曲もipodに入っているはず。ウィキペディアで確認して見て驚く。 文中黒字化は芥川。
…前略。
1960年代前後のガレージロックサウンドを彷彿とさせ、ガレージロック・リバイバルの代表格としてザ・ホワイト・ストライプスと共に有名である。しかしその音楽性はストライプスとは大きく異なり、都会的で洗練された曲調が持ち味。同じく出自がニューヨークであり、そのアンダーグラウンドで活躍して後のロックに多大な影響を与えたヴェルヴェット・アンダーグラウンドやテレヴィジョンといったバンドと似た雰囲気を持っていると評価されるが、メンバーは特に影響を受けていないという
ロックンロール・リバイバルの旗手
2000年代に差し掛かった当時、アメリカではヒップホップやR&Bなどの黒人音楽勢やラップメタル/ヘヴィロックが、イギリスではレディオヘッドやコールドプレイなどの陰鬱な雰囲気を持った、およそ陽性なロックンロールとは相容れないアーティスト達がそれぞれセールスを伸ばして隆盛していた。そんな中でストロークスは"60年代前後のロックンロール/ガレージ・ロックを現代の若者風にスタイリッシュに解釈"したとも言えるサウンドにより人気を博し、そのようなシーンの中で「ロックの復権」「ロックンロール・リバイバルの旗手」として評された。
これは、ロックミュージックのセールスが黒人音楽勢に押されて危うくなっていたイギリスを中心としたマスメディアによるハイプだ、との見方もあったが、結果的にストロークスは前述のアーティスト以上のリスナーからの支持を勝ち得ることになり、実際にその後のシーンではストロークスに影響を受けて感化された後進バンドが数多く登場した。フランツ・フェルディナンド、アークティック・モンキーズ[2]、カイザー・チーフスなど、大きな成功を収めた2000年代のUKガレージ・ロック/ポストパンクバンドの多くは、ストロークスからの影響を公言している。
楽曲「ラスト・ナイト」は、ローリング・ストーン誌による「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」に於いて478位を記録している