すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

痛いの痛いの、飛んで行け!

2012-09-04 19:11:35 | ひとりごと
 最近の子供には使わないかな。でも、子供の頃、こういってくれると不思議と痛みが無くなったものだ。
 今日、最近痛みが気になっている外反母趾と、3ヶ月位前にぶつけて擦り剥いただけの手の中指がいつまでも痛いのと、古傷の左膝もついでに、整形外科で診て貰った。
 外反母趾は、会社の子に言われるまで、知識はあっても自分のがそうとは思ってもいなかった。中指は傷が治ってもいつまでも痛みがあり、腫れてるし、朝は強張って曲がらない。膝は介護職から遠ざかって、今は平気なのだが、お天気やふとしたことで痛みが出る。
 問診をして、レントゲンを撮った。指は骨に異常はなかったので、おそらくぶつけた時に捻ったらしく、靭帯を痛めたのだろうという事。切れるなどの重傷ではなく、軟膏で大丈夫だ。動かないのは庇っている内に拘縮したのだろうとの事で、動かす事が大事。温めてリハビリした。
 膝は水も溜まってないが、やはり軟骨が少し磨り減っている。とっても痛いヒアロルンサン注射。そしてシップの処方。
 問題は外反母趾。只今、内転25%。これが30%超えると手術だそうだ。「ホネキリ」なんてこわ~いフレーズを聞いてしまった。ここにも、いた~い、ヒアロルンサン注射。シップの処方。装具をつけた方がいいらしいので、今度型を取って作ってもらうつもりだ。今日はお休みを勘違いしていて、様子を見る事にしたのだ。(週1回しか業者さん来ないらしい)
 お風呂は入っちゃダメと言われたので、あっさりとシャワーだけにした。痛みは行くまでそうでもなかったのだが、今日は注射の痛みで膝も外反母趾も立ち座りや歩行に支障がある。
 前の記憶では、当日は辛かったが、翌日驚くほど楽になったと思うので、明日に期待しよう。
 しかし、毎月水を抜いたり注射しているお年寄りたち・・・・。偉いなあ・・・。


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キヨちゃんワールド

2012-09-03 20:59:00 | うちのキヨちゃん
 長くキヨちゃんの娘をしているが、未だに会話がメビウスリングにはまってしまう事がある。以前、ボケの木に実がなった時
 「何の実だろう?」
 「ボケの木じゃけん、ボケの実じゃない?」
 「見た事ないなあ。」
 「なあ。初めてじゃな。」
 「ほんで、何の実だろう。」
というメビウスリングにはまった。
 今日、仕事をしているとヘルパーさんから電話。
 「今、家の前を通ったけど、干してるものあるよ。雨だよ。」
と、仕事で通りかかったヘルパーさんが心配して電話くれたのだ。
 急いで家に電話。
 「母ちゃん、雨。」
 「知っとるわ。」
 「何か干してない?」
 「入れたわえ。」
多分、洗濯物は入れたのだろうが、何か干したままのはずだった。しかし、言ってもなかなか通じない。しかし、結局これはヘルパーさんの取り越し苦労で、雨に濡れても困らないものだったらしい。
 そして、家に帰ってから雨の話になった。
 「今日は雨だったけん、リュウは外に長くおれなんだよな。」
 「ええ?夕方まで外におったよ。」
 「え?ほんでも雨降ったろう?」
 「降ったよ。物凄い雷で、リュウが怖がって可哀想だった。」
 「ほれ、やっぱり降ったんでえ。ほんなら、外に夕方はおらんかったろうがえ。」
 「雷鳴んりょるのに、リュウ出しっぱなしにやせんわ。」
・・・・?へ?だから、入れたんだろ?
 「稲光がすごくて、ピカッてなった途端に、リュウが慌てて走ってな。母ちゃんすぐに家の中に入れてやったんよ。」
 「・・・だから、夕方より早い時間に中に入れたんよな。」
 「うん。」
 何故か疑問もなく会話は完結する。そして、
 「今日は雷怖かった。リュウも母ちゃんも可哀想だった。」
と締めくくった。褒めてやるべきか、慰めてやるべきか・・・。



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奥薗レシピは素晴らしい!

2012-09-02 20:26:14 | ひとりごと
 健康番組でよく「身体に良くて美味しくて簡単」な料理を紹介してくれる奥薗先生だが、先日鳥胸肉を使った料理が、なかなか良くて、今はまっている。
 基本の味は2種類。これを様々にアレンジしていくのだが、基本のお肉さえしっかりしていれば、後は先生のレシピじゃなくても、十分アレンジが出来てしまうのが楽チンだ。
 基本の作り方とアレンジメニュー、ちゃんと知りたい方は「こちら」からどうぞ。

 まず、皮をはいだ鶏肉を火が通りやすいように、薄く細く切って切り目も入れる。これを、ビニール袋に塩ひとつまみと入れてもみもみ・・・。そして、フライパンに

①水200CC
②酒大さじ2
③しょうがひとかけ

を入れて沸いたら、肉を入れる。入れ終わったらひっくり返して2分。火を止めて蓋をして余熱で5分。これで、肉の下準備は完了。
 その間にマリネ液を2種類ジップロックで作る。
A ①酢大さじ4 ②しょうゆ大さじ2 ③梅干2個 ④蜂蜜大さじ半分
B ①しょうゆ大さじ6 ②みりん大さじ2 ③わさび大さじ1
  
それぞれの液に、上の肉を熱い内に入れて、大さじ1の油をさらに入れて、空気を抜いてつけ込む。冷めたら冷蔵庫保存。
 そして、肉を茹でたスープ。これがまた美味しいので、わかめスープなんぞにバッチリ。後は、このお肉を使って、サラダやスープ色々作ればいいだけ。我が家は先生のレシピを参考に、先生とは違うほうの肉と材料で。



 何が凄いって、先生は「酢飯」を作らず、海苔にご飯を広げる時に指先に酢をつけて広げるだけなのだ。私も真似して、寿司酢を指先につけてした。巻きすも使わず。
 キヨちゃんは大絶賛で、朝から4個も食べた。お勧めである。


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愛すべきわがまま者たち~番外編~

2012-09-01 19:03:58 | ひとりごと
 劇団の仲間は個性的な面々が多いが、類は何とやらで、プライベートな友人たちも結構面白い。
 先月末、彼が初めて家に来た日、駅で見送りをして汽車が出たのと同時に、反対側の汽車から降りてきた同級生とばったり再会した。
 みずほちゃんとは、高校から大学まで一緒だった友人だが、最近ではほとんどメールのやりとりも忙しくてしていなかった。彼女の家はその駅周辺ではない。だから、この駅を使う事は普段絶対ない。そして出張などなら自家用車で行くはずである。つまり、県外などに出かけて、特急が止まるという理由以外使わないのである。
 そんな彼女が年に1回だけ、県外の友人と遊んだ帰りに、偶然会うなんて凄い事だ。しかも私も、駅に用事など普段ないのだからお互いに
 「・・・・?????」
である。
 迎えが来ていたので詳しくは話せなかったが、とりあえず彼を送りに来たのだとだけ伝えた。
 その彼女と今日、時間を作って食事をした。まだ何も決まってないのに、彼女は大きな花束を抱えてやってきた。ちょっと、こっぱずかしかった。でも、ありがとう。
 彼女と会った3時間の間、正味私の「報告」は15分くらい。後は、彼女の最近までの結婚の苦労話(・・・って、婚約した私にまず話すかな(笑))、ハマッテいる韓国ドラマのストーリーと、観た映画の話だった。うんうん、みずほちゃんワールド全開だ。
 私が彼女に彼の話をする中で
 「お母さんに嘘だけはつきたくなかった。」
という話をした。つまり、行き先と会う人だけは嘘をつかない。Aさんに会うと嘘ついて会ったり、高松に行くといって大阪にいくようなことだけはしなかった。そのかわり、彼の時はぼんやりと「だれか」は伏せた。
 その話に彼女は苦笑いしながら
 「ご~めんね~。」
と言った。何故なら、過去独身時代、彼女は常に私を出汁にしていたからだ。
 彼女の名誉のために言っておくが、嘘をついて「男」と会っていたのではない。彼女はそれほど器用な子ではない。彼女のお母様が「大時代的」なほど厳しい方であったために、映画を観るのにも嘘が必要だったのだ。だから、県外に遊びに行くなんてとんでもなかった。そんなわけで、よく私の家に行くと言っては、友人たちと大阪に遊びに行っていたのだ。
 その彼女が、ある日いつものように私のアパートに電話してきた。
 「明日大阪に行くの。帰りに泊めて。」
ところが、その日は劇団の皆と神戸に出かけて、戻りは遅い予定だった。伝えると
 「え~。今更ホテル取れない~。」
とべそをかくので、
 「ポストに鍵入れとくから、勝手に入っておいて。」
と言った。
 するとそう言ってから
 「友達も一緒だから。」
という。って、その「友達」は面識がない。うちはホテルか・・・。
 「もっと前に言えよ・・・。」
 みずほちゃんだけなら、へちゃらでも、初めての友達には失礼なので、遅い時間から掃除した。そして、翌日遅くに戻ると、すでに布団を敷いて二人並んだ女の子が
 「おか~えり~。」
とお土産のシュークリームを勧めてくれた。
 そんな縁で、みずほちゃんの連れて来た女の子とも、それ以来友達である。まあ、懐かしい話である。
 みずほちゃんのくれたお花は、半分父のお墓にも持って行った。残りは花瓶に。



 共通の友人に「お知らせ」してくれるらしいが、今日の話でさて、どう伝わるのかな??

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