豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

「人」で持つ上場企業の経営者…高岡市~富山空港~羽田空港~東京大崎

2009-09-02 21:00:01 | ファース本部
自動車は、バッテリーに溜めた電気セルモーターでエンジンを稼動させ、その回転をトランスミッションや推進シャフトに伝え駆動車輪を回します。
このように自動車は、何十万個と言う部品が相互に連携し合い、役目を果たすように仕組みを構成させています。自動車のような機械は、全てがこのように組織的な稼動をしていると言えるようです。

組織稼動と言えば、我々のような家づくりに携わる工務店も、どんなに小規模でも組織だった作業が行われています。工務店が家をつくるのではなく、大工さんなどの職人、協力業者、納材業者、部材メーカーなどの存在があり、それを総合的にプロデュースするのが工務店経営者の役割と言えるでしょう。

自動車はガソリンを入れると動き出しますが運転するのは「人」なのですね。その運転する「人」しだいては、大きく社会貢献をしたり、また人殺しの凶器となる場合もあり、どんな立派な装置や機械でも「人」しだいではただの鉄の固まりです。

工務店経営者が1棟の家づくりを行うにも、30業種、180名もの人々と直接、間接的に関っています。その多くの人々に対する責任も背負っているのです。小さな工務店でも建主さんは勿論、これだけ多くの「人」に支えられているの事を意識すべきでしょう。

今日は、富山県高岡市にある三協立山アルミ㈱の本社を訪ね、最高経営責任者の方々と意見交換を行って参りました。三協立山アルミさんとはファース展開の業務提携を行っておりますが、全国に支店や営業所を持つ社員数、約1万人の東証一部上場企業です。

写真は、向かって左が新社長に就任された藤木正和さん、右が三協立山フォールディング、社長の要明英雄さん、後ろ右が常務で住宅建材本部長の平尾 隆さん、左が住宅建材部長の河井朝雄さんです。私が年長者と言う事でご丁寧にも、大社長の真ん中で来社の記念写真となりました。

企業を自動車に例えるのであれば、経営者の意向や経営方針が、幹部社員、中堅社員、一般社員と伝播して経営が為させるのでしょう。1棟の家づくりでも180名の組織なのです。

三協立山の藤木社長さん達、経営者は、想像を絶するほど大勢の方々に対する責任を背負っている事になるのでしょう。しかし三協立山の経営者の方々は「人」を大切にする心根を強く感じました。

厳しい時代だからこそ互いに絆を強くしようと誓い合った訪問です。
明日は都内で仕事を行い、明日中に北斗市本社に帰社する予定です。
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