豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

経営者は時代の風を読む…山形県内

2011-09-21 19:30:31 | ファース本部
今日、訪問したFAS販売代理店の竹原屋本店さんは、創業が1600年、何と豊臣秀吉の安土桃山時代で410年の歴史を持った企業です。
何代もの当主が経営の屋台骨を支えて来たのでしょう。
創業者が興した企業は、二代目が横這い経営、三代目で食潰すと言われます。
410年も代を繋ぐと云う事は、家訓を尊重しつつ、常に時代の潮流を見定めてきたのでしょう。

昔は10年一昔などと言う格言がありました。
10年経てば、時代背景が大きく変わると云う事なのでしょう。
しかし、現在は、5年一昔、更に3年一昔、この時勢に及んでは1年一昔。
特にIT時代になってからは、半年一昔と言ってよいようなロケット速度です。

戦国時代から現在に至るまでも、このような激しい時代変革は何回も生じたとも云います。
武将達の戦国時代に商いを興して、藩どうしの戦があり、大政奉還で明治、そして外国と戦争に明け暮れ、敗戦後の混乱、高度成長の煽りのバブル崩壊など。
現在は、ITネット社会でもありビジネスは戦いの場でもあると云えます。

このような幾多の試練を乗り越えなければ400年の時代を生き抜く事はとうてい無理なのです。
企業経営者は常に「時代の風を読む」を読む事が代を繋ぐ経営センスとなるのでしょう。
写真は山形市内に在る、その竹原屋本店で社長の五十嵐慶三さんを撮りました。

竹原屋本店さんは創業時、紅花(べにばな)卸業であったそうです。
農家が栽培した「べにばな」は、化粧品、染料、油脂など多くの素原料となったそうです。
現在も小規模ながら、ベニバナ栽培や、その加工業者も存在するのだそうです。

竹原屋本店さんは、まさに常に時代に見合った商いを行って来たようです。
現在の五十嵐社長は、この社会にフィットする商材や顧客ニーズなどを読みつつ、家訓である顧客満足の軸を外すことはありません。
私達、工務店経営にも大いに学ぶべき事があります。

ウロウロ台風のために今日は全国各地が、風雨に見舞われています。
この滞在先の山形でも強い雨が…明日は北東方面に抜けそうです。
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