豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

暖房を思考する時期に…北斗市

2011-10-06 17:08:26 | ファース本部
暖房とは空気を暖め、その空気を身体に当て暖房を行い、これを対流暖房と言います。
極めて通常の暖房方法ですが、暖めた空気が身体に当たらないで隙間や窓ガラスなどから逃げ、或いは構造部材に吸い込まれると省エネ上で大きなロスとなります。

暖かい空気は膨張して軽くなるため、部屋の天井付近に上昇してしまいます。
少しでも隙間があれば、そこから外部に逃げ出し、逃げ出した同じ量の冷たい空気が侵入して来ます。
侵入した冷たい空気は人の居る床付近に停滞します。
寒さを感じると更に暖房熱量を増加させ、人の居ない天井と床付近の温度差が10度を超える事も珍しくありません。

隙間の多い家は、暖房熱をたくさん消費するだけでなく頭の上が暖かく、足元が寒い、不快な暖房空間を作ることになります。
クオリティーの高い暖房とは、部屋の気温が天井面、床面、壁面の温度と同じになること。
この温度状況の事を100%輻射熱暖房と言えそうです。つまり動く空気を身体にあてるのではなく、春先の陽だまりのような人の身体を四方八方が同じ温度で包み込む空間です。

今日はファース検査員講習の講義を行っておりました。
まさに住んでから住んだ人が本当に快適だと言って貰える家づくりを目指してのハード的な内容の研修です。
Q値、C値、K値など聴いただけで引きそうな内容ですが、真に快適な家づくりの神髄です。

写真は九州、福岡市㈱のアイム・チーフデザイナー吉田行宏さん(左)と新潟県、佐渡市の遠藤建設㈱工務長、中山茂さん(右)です。お二人には、快適そうな家でなく、真に快適な家づくりを学んで戴きました。
今日は参加者2名で中身の濃い講義を行う事が…

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