ZEHとは、住宅に用いるエネルギーを徹底して節約する「省エネ」と、太陽光発電などの「創エネ」での組み合わせで、年間の一次エネルギー消費量を概ね、ゼロになる住宅のことを云いますが、光熱費用をゼロ円にする事と勘違いしてはいけません。
2020年の省エネ義務化が実施され、一定以上の断熱性能の伴わない住宅は建築することが法的に出来なくなります。安倍首相は、同じ2020年までハウスメーカーなどの新築住宅の過半数以上をZEHにすると宣言しております。
一次エネルギーとは、暖房、冷房、換気、給湯、照明に用いるエネルギーを云います。
そのためまずは住宅の断熱性能の義務化が必須となったのでしょう。
また給湯設備も省エネ化された機材、照明機材もLEDなどが必要になります。
エネルギー消費効率の高いエアコンは、住宅の断熱性能と効果が比例するため、家の高断熱化が、最も大きな洗礼を受けることになりそうです。
ZEHの定義とは、一次エネルギーを平成28年基準の消費量から20%以上の削減。
太陽光発電等の導入で創エネを行う事などでエネルギー削減率100%以上に。
北海道などは、外気温が低く、降雪もあるため削減率75%以上の家をNearly(ニアリー)ZEHとするなどの緩和基準を設けております。
現在は政府が補助金でZEHの普及推進を促しておりますが、補助金頼みの家づくりから施主本意に移行させるための準備は必須であると思われます。
私達ファース・グループは、補助金(仕様が異なる)に頼らない、ゼロエネスマートファースを訳した「ゼロ・スマ・ファース」と云う名称の仕様で多く家づくりを実践しています。
写真は「ゼロ・スマ・ファース」(Ua値0.3前後)のリーフレットの表紙です。
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