豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

創造力の原点は鉄骨トビ職かも…北斗市

2018-03-09 17:36:12 | ファース本部

私は中卒ですが、もっとも多くの日当を得られる鉄骨トビ職の見習いに弟子入りしました。
鉄骨トビ職の多くが、昔の流れで任侠の世界とも密接な関係があったとも云われます。
確かに一緒に働く仲間の半分は、その世界にどっぷりと身を浸けている人達でした。

このような生活環境を一般の方々は、荒廃した社会のように見えるかも知れません。
ところがそこには、ホワイトカラーの世界に希薄になりがちな義理人情、人の奥深い優しさ、厳しさも、実にバランスよく交互された人間社会だったように思います。

この飯場(宿舎)暮らしと、トビ職で過ごした時代には、礼儀作法や無いものを生み出す創造力、人と人との関わり方などが、自然に身につくものです。
私は、家づくりに必要な人間重視の住宅システム開発原点がここにあったと思われます。

昔の鉄骨トビ職は、まさに創造力を具現化させる技能でした。
この鉄骨トビ職の時代が無ければ、ファース工法は誕生しなかったと思われます。
写真は昭和42年ころ、東京の工事現場で撮ったものです。

鉄骨トビ職の仲間達の多くは、晩年まで穏やかで幸せな人生をおくっています。
人生は学歴だけでないようにも思います。

blogram投票ボタン

毎日必ず更新・社長携帯の一言ブログ

ファース本部オフシャルサイト毎日更新

健康住宅ファースの家-注文住宅情報サイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする