太陽高度と庇の長さ…北斗市・ファース本部
画像にあるように夏至と冬至では、太陽光(熱も含む)の入り方が10倍以上にもなります。
10倍以上と云うより、庇で夏場の太陽熱を殆ど遮熱する事が出来るのです。
しかしこれは、南中時(真昼の0時ころ)に限ります。
真夏でも陽の出から南中時(昼頃)そして日の入りまで太陽高度は斜めから差し込みます。
この画像の一瞬を切り取ったような状態で温熱環境を思考しては、間違いを起こします。
太陽の高度は、常に動いており南中時は一瞬でしかありません。
私達は、「パネルの要らないソーラーハウス」(※マスコミの記者が書いた見出し)を開発した際は、庇でなく窓ガラスに「Low-E機能」を活用しました。
「Low-E機能」とは、ガラスに金属粒子をコーティングするのですが、金属粒子の種類で、熱の吸収や遮熱などを使い分けできます。
金属粒子と云えばガラスが曇ってしまうようなイメージを持ちますが実際は、完全な透明度を確保することが出来ます。
私の研究開発室では、このトリプルガラスを上手に使い、熱貫流率(U値0.24)の超高断熱ガラスを創り上げました。
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