江戸の退屈御家人

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明けましておめでとうございます

2017年01月01日 10時39分00秒 | Weblog

2016年の大晦日21時から2017年の元旦にかけて「王子の狐行列」を見物してきました。

これは、広重の浮世絵・名所江戸百景に描かれている「王子装束榎木大晦日の狐火」が、その昔、毎年大晦日になると、この榎木のもとに関東一円から狐が集まってきて装束を整え、王子稲荷神社にお参りしたという言い伝えを浮世絵に表現したものである。

ここから北区王子の町の人が20数年前から「かがり火年越し」、「狐ばやし」で町おこしをし、除夜の鐘を合図に、多くの人が狐の面で装束し王子稲荷へと行列し参るというものである。

国会議員や関係えらいさんが鏡割りで開会の景気づけをするのだが、酒樽の前に置いているのが、広重の浮世絵だ。

装束稲荷は本来大きな榎木だけだったようだが、今は榎木の前に小さな稲荷を作り、巫女さんまでが狐の鼻とひげ描いている。ここが集合・出発の場所。

外国人が結構、狐の面を楽しんでいる。

おじさんも狐の行列に参加する。

外国人が多く、行列にまで参加している。一種の仮装行列だ。