おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

『天使にラブソングを…2』を観て。

2007年07月04日 23時40分44秒 | コラム・批評・エッセイ
 面白かったです。
 その点については不満はありません。

 音楽的にも、のちのグラミー賞歌手・ローリン・ヒルを迎え、
厚みを増しました。
 聴きごたえ・ノリごたえについては申し分なし。


 けれども、本がイマイチ。

 最初から黄金のストーリーが決まっていて、
それに合わせて、登場人物が動く。

 人物群像が描けていない。学園物なのに。

 薄っぺらいんです。

 物語の中で、人物達が問題にぶつかった時、
それを乗り越えるためにもっと苦労して欲しい、人間臭さを出して欲しい
のに、案外あっさりと、ひとつのきっかけでクリアして物語は
次の場面へと進んでしまう。

 もっと人間を描いて欲しかった。生々しく。

 それはコメディーだからある程度まででそれ以上は要求しませんが、
やっぱり始めにストーリーありきで、それに人物の感情・行動を
合わせ過ぎている気がします。

 ありきたりだけどスカッとする感動できるストーリーだから、
僕もラストは涙腺ウルウルきたし、感動もしました。

 それだけに惜しいなあ、と。

 まあ難しいんだろうけれども、

 まず魅力的な役者、音楽のシーンがあって、
それを生かすにはどんな物語がいいのか、考えて、
ベーシックだけど確実に良いものを作る。

 そんな作り方だったのかなあ。


 この企画って映画よりも舞台向きだと僕は思います。
 舞台は脚本がありきたりでも、役者の力量・存在感・魅力
があれば充分良いものが作れる世界だから。

 だからこの映画は作り始めのコンセプトからして、舞台向き!

 まずウーピー・ゴールドバーグありき、
2ではローリン・ヒルありき、だものね。

 彼女達の魅力をどうやったら最大限効果的に魅せ付けられるのか。
きっと頭をひねったんでしょうねえ。

東京新聞にちびまるこちゃんが!

2007年07月04日 00時59分05秒 | ニュース・報告
 7月あたまから、東京新聞にて4コマ漫画「ちびまるこちゃん」の
連載が始まりました。

 初めて、東京新聞とってて良かった!と思いましたよ。

 なにしろ、作者のさくらももこさんは、雑誌「ダ・ヴィンチ」で発表された
ところによると、去年~今年最も人気のある女性漫画家。

 彼女の代表作であり、国民的漫画「ちびまるこちゃん」の最新作が
毎日読めるってんだから、ねえ。


 ちなみに7月1日は、主な登場人物の自己紹介、
2日はまるこのじいちゃん・友蔵のお話、
3日は、出てきた出てきた・花輪くんの話でした。


 これから毎朝楽しみです。


『天使にラブソングを2』最初から最後までしっかり観ましたよー
 そのお話は、余裕があれば、また、明日。

 ではでは。