おっちーの鉛筆カミカミ

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ひさびさの戯曲発表で~す

2007年07月17日 23時34分47秒 | 戯曲・戯小説『ONE EYES』
 これからたまに発表していこうと思います。

 戯曲・『ONE EYES』。

 これは今から8年位前に、実際に大学のホールで発表した演劇の台本です。

 それを去年の末から今年の初めにかけて、大幅に変更・加筆しました。

 今日はそのほんのさわりだけ。
 プロローグのプロローグ、まだ芝居も始まっていない冒頭のシーンをお伝えします。

   * * *

第0-1場 オープニング~lyric~

    暗闇の中、テーマソング("PHOTOGRAPH" / SPIRAL LIFE)が
    静かにかつ重厚に流れ始める。
    そしてそれに沿うように、一篇の詩が読まれ、場内に響く。

    舞台上は暗闇のまま。

慎平 「空を見たら 青が流れていた」
修&麻衣子「青白く光る 真昼の月」
将&みどり「人は雲なのか 月なのか」
千夏&上河&矢崎&恵美&徹&皆神「一面に広がる青になれたらいい」

慎平&修「積もる出来事は」
みどり「枯れ葉の様で」
皆神 「雪のように 溶けることもなく」
恵美&麻衣子&千夏&上河「ただそこに居て」
将&矢崎&徹「ただ土になる」

男性陣「空の青さは」
女性陣「全てを包むから」
男性陣「光も闇も」
女性陣「一つの眼差しで」
   「触れゆく優しさ」
男性陣「それは歩き続けること」

慎平&みどり「だから私は思う」

全員 「めぐり流れる青になれたら、きっとそれでいい。」

    舞台に光が入る。
    登場人物全員が、舞台全体に後ろ向きで並んでいる。
    全員、振り返りながら自分の名前を名乗る。
    この際、役者は各自の役柄の個性を全てその場で表現しきるくらいの覚悟で、
    工夫をすること。

慎平 「磯野慎平!」
修  「市川修。」

恵美 「渋谷恵美」
麻衣子「今井麻衣子!」

千夏 「上杉千夏!」
上河 「上河雅也」

矢崎 「矢崎義隆。」
徹  「路也徹(みちやてつ)!」

皆神 「皆神(みなかみ)祐樹!!」

将  「水原将。」
みどり「…田中みどり!」

男性陣「劇団○○、」
女性陣「○回公演、」

   * * *

 ここで今回はおしまいです。

 中途半端なようですが、これでワン・シーン終了となっています。

 大幅に筆を入れた今回の『ONE EYES』なんですが、
このシーンだけは8年前に書いた台本のままです。

 無理に今書き直してもこれ以上の詩は出てこない気がしたのです。


 さ~て明日も早い。
 今日はもう寝ます。

 お休みなさ~い