○ファーネスの村への道のり・日没間際
バルシア「……思ったより道のりは遠いわねー」
ライタ「セノンの村の人たち、歩いて半日もかからないって言ってた
のに」
ボイスカ「このままだと野宿の覚悟もしなけりゃならんだろうな」
ライタ「……ちょっと待って下さい! あそこにポツンと明かりが見
えませんかっ?」
バルシア「……あっ、ほんとだー! あなた目がいいわね。エンシェ
ントドラゴンの私よりいいんじゃないの?」
ライタ「デヘヘ……そんなに誉めないで下さいよ。照れるじゃないで
すか」
ボイスカ「……誰もそんなに誉めてないと思うが……?」
バルシア「日没までには着きたいですね。さあ、急ぎましょう!」
ライタ「おう!」
○ファーネスの村入り口・日没後
ライタ「着いたけど……夜になっちゃった……」
バルシア「……どうしましょう? 今から入れる宿屋なんてあるかし
ら」
ボイスカ「大丈夫じゃろ。大きめの村らしいからの。入れてくれる宿
屋の一軒や二軒、きっとあるじゃろう」
○ファーネスの村・内部
ライタ「月明かりでなんとか周りが見える程度ですね。こんなんで宿
屋が見付かるかなー?」
ボイスカ「わしはランタンを持っとる。火を点けよう」
ライタ「なんだ便利なもの持ってるんじゃないですか」
ボイスカ「お前が持ってないことの方が問題じゃぞ。準備不足じゃの
ー」
バルシア「私も持っています。点けましょう」
そこに、視界の向こうから、少女が走ってくる。
どうやら、何かに追われているようだ。
少女はライタ達の横をすり抜けて、そのまま走り去ろうとする。
少女が追われていたのは……数体のからくり人形……
……『ロボット』だった!
ライタはそのロボットに向かい……
ライタ「何故女の子を追う! 彼女が一体何をしたんだ?」
ロボット達「………」
ライタ「答えないなら見逃す訳にはいかないぞ!」
ボイスカ「……ライタ、どうしてこ奴らが「悪」だと決めつけられる
んじゃ?」
ライタ「師匠! ……だって、こいつらの身体に描いてあるのは『ア
イガ紋章』じゃないですか!」
ボイスカ「……なるほど……本当じゃ。それなら迷わず嬢ちゃんの方
に加勢するぞい」
戦闘開始!
元々このロボットは激しい戦闘に耐えるプログラミングが
なされていない為、勝負は早々についた。
戦闘終了後、少女はライタ達の側までやって来る。
少女「……危ないところを……どうも……ありがとう……ございまし
た」
バルシア「あなたのお名前は?」
少女「……『キロ』です」
バルシア「キロちゃん、どうしてこんな事になったの?」
キロ「……話せば長くなるんです。皆さん、旅の御一行ですよね。狭
いですけど、どうぞ、私の家においで下さい」
ライタ「えっ、いいの?」
キロ「……はい」
ライタ「(ボイスカに)宿を探す手間が省けましたね」
ボイスカ「しかしもっと面倒なことに首を突っ込んでしまったのかも
知れんぞ」
キロ「私の家はこちらです。ついて来て下さい」
久々のオフを満喫しております~
今日は午後から、久々におっしょさんの太極拳に参加します。
稽古、あんまりキツくないといいなあ。
バルシア「……思ったより道のりは遠いわねー」
ライタ「セノンの村の人たち、歩いて半日もかからないって言ってた
のに」
ボイスカ「このままだと野宿の覚悟もしなけりゃならんだろうな」
ライタ「……ちょっと待って下さい! あそこにポツンと明かりが見
えませんかっ?」
バルシア「……あっ、ほんとだー! あなた目がいいわね。エンシェ
ントドラゴンの私よりいいんじゃないの?」
ライタ「デヘヘ……そんなに誉めないで下さいよ。照れるじゃないで
すか」
ボイスカ「……誰もそんなに誉めてないと思うが……?」
バルシア「日没までには着きたいですね。さあ、急ぎましょう!」
ライタ「おう!」
○ファーネスの村入り口・日没後
ライタ「着いたけど……夜になっちゃった……」
バルシア「……どうしましょう? 今から入れる宿屋なんてあるかし
ら」
ボイスカ「大丈夫じゃろ。大きめの村らしいからの。入れてくれる宿
屋の一軒や二軒、きっとあるじゃろう」
○ファーネスの村・内部
ライタ「月明かりでなんとか周りが見える程度ですね。こんなんで宿
屋が見付かるかなー?」
ボイスカ「わしはランタンを持っとる。火を点けよう」
ライタ「なんだ便利なもの持ってるんじゃないですか」
ボイスカ「お前が持ってないことの方が問題じゃぞ。準備不足じゃの
ー」
バルシア「私も持っています。点けましょう」
そこに、視界の向こうから、少女が走ってくる。
どうやら、何かに追われているようだ。
少女はライタ達の横をすり抜けて、そのまま走り去ろうとする。
少女が追われていたのは……数体のからくり人形……
……『ロボット』だった!
ライタはそのロボットに向かい……
ライタ「何故女の子を追う! 彼女が一体何をしたんだ?」
ロボット達「………」
ライタ「答えないなら見逃す訳にはいかないぞ!」
ボイスカ「……ライタ、どうしてこ奴らが「悪」だと決めつけられる
んじゃ?」
ライタ「師匠! ……だって、こいつらの身体に描いてあるのは『ア
イガ紋章』じゃないですか!」
ボイスカ「……なるほど……本当じゃ。それなら迷わず嬢ちゃんの方
に加勢するぞい」
戦闘開始!
元々このロボットは激しい戦闘に耐えるプログラミングが
なされていない為、勝負は早々についた。
戦闘終了後、少女はライタ達の側までやって来る。
少女「……危ないところを……どうも……ありがとう……ございまし
た」
バルシア「あなたのお名前は?」
少女「……『キロ』です」
バルシア「キロちゃん、どうしてこんな事になったの?」
キロ「……話せば長くなるんです。皆さん、旅の御一行ですよね。狭
いですけど、どうぞ、私の家においで下さい」
ライタ「えっ、いいの?」
キロ「……はい」
ライタ「(ボイスカに)宿を探す手間が省けましたね」
ボイスカ「しかしもっと面倒なことに首を突っ込んでしまったのかも
知れんぞ」
キロ「私の家はこちらです。ついて来て下さい」
久々のオフを満喫しております~
今日は午後から、久々におっしょさんの太極拳に参加します。
稽古、あんまりキツくないといいなあ。