[視点]

 あの時期、沖縄県の東村高江は無法地帯だった。警察官が抗議を力で押さえ付ける。沖縄防衛局職員が市民のテントを撤去する。自衛隊ヘリが資材を運ぶ。法的根拠はほぼなかった

 しかしいくら問題を告発しても、本土の有権者には届かなかった。だから政府も聞く耳を持たず、強行を続けた。沖縄の山奥で起きたこととして片付けられるのか。そんな孤立感、焦燥感が、現場にはあった。

 7日の名古屋高裁判決は、2016年後半の高江に5年後に差した「法の光」になった。愛知県警による機動隊派遣が違法だと明確に認めた。

 それだけではない。現場での車とテントの撤去、検問やビデオ撮影の合法性にも疑問を投げ掛けた。辺野古新基地建設の現場では今も警察による抗議市民の撮影が横行しており、見直しが迫られる。問われているのは愛知県警だけではなく警察組織全体だ

 約500人もの機動隊を動員した背景には安倍政権、特に菅義偉官房長官(当時)の強い意志が働いていた。手段を選ばず、完成にこぎ着けた。

 一方、全国から機動隊員を集めたことは、派遣元の住民に「弾圧した側」としての当事者意識を芽生えさせた。沖縄からの呼び掛けに応え、住民監査請求や住民訴訟に立ち上がった市民の動きが、今回の判決を生んだ。

 「弾圧は抵抗を呼び、抵抗は友を呼ぶ」。没後20年になる瀬長亀次郎の言葉である。(編集委員・阿部岳

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>あの時期、沖縄県の東村高江は無法地帯だった。警察官が抗議を力で押さえ付ける。沖縄防衛局職員が市民のテントを撤去する。自衛隊ヘリが資材を運ぶ。法的根拠はほぼなかった。

その通り、無法地帯にしたのは反基地活動家等による「違法テント設置」「私的検問の強制」等々。

本土から流入した反基地活動家を取り締まる地元警察官に対し「お前らの顔も住所も把握している」「家族に何が起きても知らないぞ」などの強迫を続ける。

このような反基地活動家の暴挙に対し、手に余った県警の依頼で愛知県警は機動隊を沖縄に派遣している。

【ヘリパット問題】 どうして沖縄県警では無く、機動隊が大阪府警から沖縄に派遣されている理由が衝撃的

8月に韓国籍の自称建設作業員の男が、警察官を転倒させ公務執行妨害容疑で逮捕されたぐらいから、全国でも報じられるようになってきたヘリパッド問題。

最近は「土人」発言ばかり取り上げられていますが、その裏では地元民じゃない人たちが大暴れし続けています。しかし、何故か大阪などから派遣されている機動隊。その理由が話題です。

Twitterより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名古屋高裁の判決は公安委員会の手続きを経ず県警の専決処分で決めたことに異を唱えているが、ならば地方自治法を改正して公安委員会の手続きを簡素化すれば済む問題である。

今回の名古屋高裁判決は、手続き上の問題で活動家による高江地区の無法化を是認するデタラメな判決である。

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