下地幹郎氏の政策発表の主な発言は次の通り。

 ■新しい政治とは

 「日米安保や自衛隊を認める人を保守、認めない人を革新といって、二分した沖縄の政治を変えよう。私たちは政策で沖縄の政治を決めていく。政治家を選ぶ概念から、保守、革新をなくし、どんな政策をするのかという考え方でこれからの沖縄の政治をつくっていければと思う」

 ■現県政と辺野古

 「翁長雄志知事が誕生し、玉城デニー知事までの8年間で、一坪たりとも埋め立てはさせないと言っていた。軟弱地盤を埋め立てさせないと言っても信じられるのか。埋め立てられ、それでも、もう1回選挙に出たいということ自体に疑問を感じる」

 ■教育費の無償化

 「2024年度からは財源を変えていく。教育税を創設し、県民が一緒になって教育をサポートしていく。月に千~2千円か、最終的に判断するが、できるだけ負担を小さくする」

 ■社会資本の整備

 「全て税金でやってきた公共工事に、沖縄の企業によるPFI(民間資金活用による社会資本整備)を組み合わせる。国に予算を削減されたからできなくなった、と言わなくても大丈夫な沖縄ができる」