コスモスの縦断面の下部のやや拡大した超マクロ写真マクロ写真です。皿型の受け皿のような萼の上に白色の層があり,その上に雄しべが密着して並んでいます。雄しべを包み込んでいる嚢は削ぎ取られているようです(下端では一部残っているかも知れません)。
撮影日:2013.10.10 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
コスモスの縦断面の下部のやや拡大した超マクロ写真マクロ写真です。皿型の受け皿のような萼の上に白色の層があり,その上に雄しべが密着して並んでいます。雄しべを包み込んでいる嚢は削ぎ取られているようです(下端では一部残っているかも知れません)。
撮影日:2013.10.10 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
コスモスの縦断面の全体像を把握するため比較的低倍率で撮影しました。濃い緑色の萼(?)の上に白色の領域があり,その上に雄しべを包み込んでいる細長い嚢ががびっしりと並んで生えています。同倍率で撮影したスケールと比較すると白色の幅は基板部からの高さは約7mmで幅は5mm余です。カミソリで半分に切ったので雄しべを包み込んでいた細長い嚢が破れて内部の雄しべの茶褐色の鞘より上の部分がむき出しになっています。
撮影日:2013.10.10 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
コスモスの花芯の超マクロ写真です。撮影倍率は前回と同じです。雄しべを納めている嚢の隙間から出てきた繊維状の構造物にフォーカスしました。ところどころと曲がってはいますがぐにゃぐにゃではなさそうです。太さは太いところで約0.1mmで,先細りになっています。雄しべとこの構造体の他には雌しべらしきものが見つからないので,雌しべだであるということにしておきます。間違っているようでしたらご指摘あればありがたいです。
撮影日:2013.10.10 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
コスモスの雄しべの超マクロ写真です。撮影倍率は前回と同じアです。雄しべの黒い鞘の下の部分にフォーカスしました。上の方(約)を撮ったら花糸の下の方はどうなっているのか知りたいのは本能です。花糸の下の方はもじゃもじゃの毛状体で覆われていました。毛状体はなぜそこに生えているのでしょうか。少なくとも上から侵入してくる水滴の内部への浸透を防ぐ役割は果たすのではないかと思います。
撮影日:2013.10.10 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
コスモスの雄しべの超マクロ写真です。前回と同じく表示倍率100で撮影しました。五角形の縁を持つ孔の中から雄しべが伸びてきています。葯は五角形の徽章のような形であり,残った花粉が付着しています。全体として美しい形です。五角形の縁を持つ孔の直径はおよそ1.7~2.5mmです。
撮影日:2012.10.10 ミクロラボΠ(パイ)SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
コスモスの花芯をさらに拡大して撮影した超マクロ写真です。閉じた嚢の表面の構造が良く分かります。嚢表面には5本の筋が入っており,この部分から開いて五角形の星形の孔となり,その内部より雄しべが出てきます。その隙間からひょろひょろ伸びているのは雌しべなのでしょうか。
この写真はデジタル顕微鏡を用い表示倍率100倍で撮影しPCに取り込みました。対象物の大きさはスケール(例えば定規)を同倍率で撮影した画像と比較すると評価できます。今回の場合閉じた嚢の大きさは約1mmです(誤差は±0.1mm以下)。
撮影日:2012.10.10 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
コスモスの花芯の超マクロ写真です。中央の上の方でやはり星形の縁を持つ孔から雄しべが出てきています。多くの雄しべは5個の尖った縁を持つ五角形の孔の中から出てくるのですが,この雄しべは6個の尖った縁を持つ六角形の孔のなから出てきています。他の写真でも同様の構造が見られました。星形の孔の縁はもともと不均一で,長く伸びる縁もあれば短めの縁もあります。長い方の縁が一つ折れ曲がって写真のようになったのかも知れません。
撮影日:2013.10.10 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
今回もコスモスの花芯の超マクロ写真を載せます。2個の星形の縁を持つ孔の中より雄しべが出てきています。この顕微鏡写真と同じ条件で撮ったスケールと比較すると葯の”大きさ”は約1mmです。ここで”大きさ”は5角形の頂点を含む円の直径として定義しました。
撮影日:2013.10.10 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭
コスモスの花芯の超マクロ写真です。五角形の星形の縁を持つ孔の中から雄しべが出てきています。雄しべの葯は5角形の星形で徽章のように見えます。また葯の下側は黒色の鞘で取り囲まれているのですが,この鞘は雄しべの花糸を補強しているのでしょうか。左側より2番目の雄しべは既に花粉を放出した後です。この状態で見ることのできる星形の葯の凹部に花粉をためていたと考えられます。半円環の蕊の並びの右方の2本の雄しべは花粉をいっぱいため込んでいる状態です。
撮影日:2013.10.15 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
撮影倍率を上げて撮影したコスモスの花の花芯部の超マクロ写真です。花芯部のほとんどを占める閉じた5角形の嚢の直径は約1mmです。周辺では開いた嚢の中から黒い鞘に包まれた雄しべが現れてきています。今回の一連のブログではデジタル顕微鏡で撮影した画像をPCに取り込んでいます。定規のスケールをいろいろの倍率で撮影し,それを基準に大きさを評価しています。
撮影日:2012.10.12 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)