快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  マリアナ諸島エリアの地震 M5.6 は時計回りルートによるものなのかどうか

2017-01-25 21:19:13 | 地震 津波
 先日マリアナ諸島エリアでM5.6の地震が有りました。
 果たしてこれが時計回りルートで地震の活発域が移動してきている兆候なのかどうか?ですが、まだ様子見です。
 この地震を含めたM5.5以上の地震で1月10日のセレベス海での地震以降は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-01-24 09:38:31.0 12.04 N 146.31 E 10 5.6 MARIANA ISLANDS REGION
2017-01-22 04:44:52.7 6.71 S 153.56 E 10 5.6 NEW BRITAIN REGION, P.N.G.
2017-01-22 04:30:23.8 6.20 S 155.10 E 150 7.9 BOUGAINVILLE REGION, P.N.G.
2017-01-21 05:16:33.3 2.87 N 128.22 E 60 5.7 HALMAHERA, INDONESIA
2017-01-19 23:04:16.5 10.32 S 161.30 E 6 6.7 SOLOMON ISLANDS
2017-01-18 10:25:25.0 42.49 N 13.31 E 9 5.6 CENTRAL ITALY
2017-01-18 10:14:10.8 42.53 N 13.28 E 9 5.7 CENTRAL ITALY
2017-01-17 09:08:03.2 19.90 N 76.63 W 20 5.9 CUBA REGION
2017-01-16 20:47:38.1 13.48 S 166.53 E 10 5.9 VANUATU
2017-01-16 12:42:11.3 3.40 N 98.37 E 10 5.7 NORTHERN SUMATRA, INDONESIA
2017-01-16 01:16:38.2 13.60 S 166.44 E 10 5.8 VANUATU
2017-01-14 18:25:43.6 18.67 S 176.08 E 9 5.6 FIJI REGION
2017-01-14 11:41:21.4 1.26 N 126.42 E 48 5.6 MOLUCCA SEA
2017-01-14 06:11:40.9 18.63 S 176.23 E 2 6.0 FIJI REGION
2017-01-13 16:39:25.9 0.03 S 125.11 E 48 5.6 MOLUCCA SEA
2017-01-11 22:07:01.9 20.13 S 46.62 E 30 5.6 MADAGASCAR
2017-01-11 21:58:18.0 22.79 S 69.83 W 73 5.8 ANTOFAGASTA, CHILE
2017-01-10 15:27:16.4 10.13 S 161.06 E 40 6.4 SOLOMON ISLANDS
2017-01-10 10:01:33.2 14.75 N 144.31 E 10 5.8 ROTA REGION, N. MARIANA ISLANDS
2017-01-10 06:13:47.9 4.48 N 122.59 E 630 7.3 CELEBES SEA

引用終了

 セレベス海の地震は北緯はやや北なのでやはり時計回りか、とも思えてしまうのですが、震源が深さ630kmと深発地震であり、少し別モノと見るかどうかで解釈が違ってくるかも知れません。
 これで見るとまだフィジー諸島エリアなどでも地震が多発しているので、地震の活発なエリアは赤道付近まではまだ来ていないのかどうか、と言う所でしょうか。
 去年11月13日のNZの大地震から約2ヶ月でこの状況とすると、仮に時計回りだとした場合の移動速度は、2ヶ月かかって赤道のやや南当たりを北へ行ってはまた南にやや戻りと前後しながら次第に北上、と言うところなのかどうか、そしてもしそうだとすると後1ヶ月あたりで中心が赤道付近となり、その速度がキープされて時計回りするとなるとそのまた3ヶ月後、今から約4ヶ月で日本とほぼ同じ北緯に移動する計算になりますが、果たしてどうなるでしょうか。
 今から4ヶ月後と言うと5月ですが、以前の記事で書きましたように年間最大新月前後期間であり、月齢トリガーの面では要注意期間に当たりますので、タイミングが合ってしまうとどちらかと言えば要注意でしょうか。
 ただこれは時計回りだったと仮定した場合であり、そしてその速度が今のペースであったという仮定での話ですので、必ずしもこうなるとは限りません。
 そしてこの仮定通りになっても、地震の活発域だけが発震の条件やトリガーではなく、他の要素との合算なので実際にどうなるかはわかりません。