快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害 仕組みとアプローチ -  御前崎港の浜辺にイルカが11頭打ち上げられた件について

2017-01-11 08:58:09 | 地震 津波
 1月9日、御前崎港の浜辺にイルカが11頭打ち上げられたそうです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/317696.html

御前崎港にイルカ11頭 浜辺で2頭死ぬ
(2017/1/10 07:51)

 御前崎港の浜辺に9日、イルカが11頭打ち上げられた。うち9頭は生きていて御前崎海上保安署などが海に返したが、2頭はすでに死んでいた。港内には少なくとも10頭以上の群れがいて、今後も打ち上げられる可能性があるとみて、御前崎市が警戒している。

引用終了

 当ブログでは以前に何度かクジラ、イルカが打ち上がられた件について記事にしたのですが、今回は1月12日が満月なので気になりました。
 そこで1月8日の天気を調べてみると静岡地方は雨。
 つまり8日の日中は太陽が見えず、夜になってもイルカには当エリアでは月が見えなかった可能性は高いと思われます。
 更に1月8日の21時から翌0時までの海水温度の分布を見ると、

引用開始(一部抜粋)

http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/himawarisst.html

静止気象衛星ひまわりによる海面水温画像

引用終了(図は直接御覧下さい。)

 これで見ると御前崎のあたりに一部周囲より温度の低いエリアが有ります。
 打ち上げられたイルカが暖水系の種類なのか冷水系の種類なのかですが、まだイルカの種類がわかっていないそうなので早く知りたいところです。
 死んだイルカが二頭いるそうなので、種類の特定と解剖は可能と思われます。
 脳内の血液の酸素を含む成分(人間ならばヘモグロビン)の状況までは死んでしまったらわかるかどうかと言うところかも知れませんが、肺がまた真っ白になっていないか、、栄養状態、消化器内のものなど、有る程度はわかるかも知れません。
 もしイルカがまたカズハゴンドウや暖水系の種類であるならば、鉾田で発生したケースと似ている可能性もあるかも知れません。
 また異なる種類や状況であったならば、もしかするとやや海中の音や振動が影響しているのかどうか、と言うところです。
 ここ数日、伊豆大島と三宅島では地震計のRMS振幅がやや高止まりしたままです。

引用開始(一部抜粋)

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_osma.html

http://vivaweb2.bosai.go.jp/viva/v_datalist_miya.html

引用終了

 状況調査の結果が待たれます。