快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  桜島での噴火再発をどう見るか

2017-03-26 14:04:01 | 地震 津波
 先日は桜島で噴火が有りました。

引用開始(一部抜粋)

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/506.html#kaisetsu
火山の状況に関する解説情報

平成29年3月25日18時40分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 桜島の南岳山頂火口で本日(25日)18時03分に噴火が発生しました

火山活動の状況
 桜島の南岳山頂火口で、本日(25日)18時03分に噴火が発生しました。噴煙の高さは火口縁上500mまで上がり雲に入りました。噴石は雲のため不明です。火砕流が南側へ約1100m流下しました。

 桜島で噴火を観測したのは、2016年7月26日の昭和火口の噴火以来です。火砕流を観測したのは、2016年6月3日に南東側へ400m流下して以来です。

引用終了
 
 かえって長期間噴火しない方がマグマが貯まる量が増えすぎたり、蓋が大きくなるので、時々大き過ぎない噴火が有るのはかえって安心材料なのですが、先日記事にしたベヨネース列岩、明神礁エリアでの海水変色とほぼ同じ緯度にあたるのが桜島なので、時計回りの観点から筆者には気になる所です。
 桜島は去年に噴火を始めたのが2月、そして回数のピークは2月、4月のようでした。(但し大規模噴火は7月)
 

引用開始(一部抜粋)

http://www.jma-net.go.jp/kagoshima/vol/data/skr_erp_num.html
桜島の月別の噴火回数

引用終了(詳細は直接御覧ください)

 去年は地震の一つのピークが4月と6月、そして熊本地震が発生したのは4月です。
 今年と去年のパターンがどれだけ同じになるかと言うのはわかりませんし、去年の地震で既にストレスか解消されているエリアも多いので、今後どのようなパターンの違いで展開するか?と言うのはわかりません。
 単純に櫻島の噴火活発化が継続すれば、去年と約1ヶ月少々の遅れで繰り返す事になるのかどうか、それは様子見です。
 仮にこの通りのパターンで展開した場合の話ですが、その2ヵ月後位にあたる5月あたりから果たして目立つ地震のピークが有るのかどうか、と言うのは一つの注目点かも知れません。
 そしてこれは年間最大新月とそれ順ずる大きさの新月時期と重なります。
 時計回りが4月に通過してしまえば、タイミングが最大新月とずれる事になるし、通過が少し遅れればタイミングが重なる、と言う所でしょうか。
 ただ地殻のストレス状況や他のトリガーなど全容は見えませんので、今後どうなるのか、と言うのは「神のみぞ知る領域の事」と思っています。