イルカ(2011年のやはり茨城県で起きたのと同じ種類のカズハゴンドウ)の肺が真っ白であったのは、既に記事に引用しましたが、その後どうなったのでしょうか。・・・ 何が?って肺が真っ白だった理由が、です。
それで、地震に関心がある人は結構見てると思う「真実を探すブログ」を見ると、やはり今回のイルカの件を記事にしてました。
内容は肺が真っ白だった件でニュースの通りだったのですが、目に止まったのはコメントのこれです。
引用開始 (一部抜粋)
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6156.html
(本文省略)
@orange519827 これ、変じゃありません?「潜水病」の症状だったはずです。
引用終了
なるほど、潜水病で血液に気体が多くなったとか、どうかしたのでしょうか?
何で白かったは解剖すればわかると思うのですが、そろそろ結果がわかる頃かと思うのです。
それともう一つ、脳の状態。
血液に気体が多くなってそれが白いのであれば、例え内臓が綺麗で脳内も見た目はあまり異常ではなくても、脳血管内の血液では異常があるのかも知れません。
パニックになったケースもあるかも知れませんが、潜水病?か何かで血液に気体が発生して脳にダメージを与え、判断力がなくなって朦朧として打ち上げられた、と言う仮説も成り立ちます。
磁場や超音波を感じ取るセンサー部分の血液や細胞も同様に異常をきたして方向センサーが働かなくなり、死の突進をした事も有り得るでしょう。
これもセンサー部分の細胞を調べればある程度わかると思われます。
一度救出して沖に泳いで行ける場所に放しても、また岸に戻ってしまい打ち上げられたイルカもいたとかの話から、そうした朦朧状態やセンサー異常は考えられます。
ただ単純に仲間が悲鳴を上げている声が聞こえているため、放って置けなかった、と考えてしまえば確かに否定も出来ません。
ここの所は、脳やセンサー部分の状況で、ある程度わかるのではないでしょうか?
それと胃腸の内容物。これは直前までどこで、どの位の水深で捕食してたかも大まかにわかる事もあります。
比較的、深海で餌となるものが出て来るのか?
胃には浅海のイカとか、腸にはやや深海のイカとかがあったなら、深海から浅海に上がった時は、まだ捕食する余裕があってパニックではなかった。そして浅海で捕食しているうちに冷水域に囲まれてたりシャチに終われてパニックになったかも知れないのですが、それだと潜水病?か血液異常のような肺が真っ白になるのは「パニックだけで果たして本当にそうなる事があるのか?」となります。
逆に胃からは深海に多いイカとかが出てくれば、直前まで比較的深海にいて、冷水域が突然来た、或はシャチが襲ってきた、とかで急浮上せねばならなくなって、浅海で捕食する余裕もなく肺が真っ白になった、と言う仮説も成り立つのかも知れません。
イルカの胃や腸にある餌のイカなどの消化器にも更に何があるのか、わかると良いです。
ところでクジラ、イルカが時々海岸に打ち上げられる例はどうも結構多いようです。
ニュージーランドのカンタベリー地震の前にも海岸にクジラが打ち上げられ、これはヒレナガゴンドウでした。
どうも打ち上げられやすいクジラ、イルカの種類は大体決まっていると言う説は多いようで今では逆に例外を調べています。
沿岸に多いタイプのイルカは、それなりの能力があるので、どうも打ち上げられないのではないか、と言うのは以前のブログにも書きました。
イルカと言うと曲芸をしたり、沿岸で頻繁んい見られたりするものをついイメージしてしまいますが、カズハゴンドウやゴンドウクジラなどは外洋性で、海洋での位置決めの方法や習性が、座礁を聞かず、曲芸でよく見るバンドウイルカなどとはまるで「別物」と見られます。
多くの例が必ずしも同じ条件ではないのですが、一般に外洋性の種類、遠浅の海岸には普通生息していない種類は、鉾田のような海岸ではうまく深い方へ戻れない事があると見ています。
鉾田周辺については地磁気が他の地域と異なるという説もあるようですが、なぜ茨城でイルカの打ち上げが多いのかを考えれば、確かにそれは言えるのかも知れません。
引用開始(一部抜粋)(メディアの記事は引用開始表示は不要の事がおおいようですが、ここでは一律に表示します)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150410-00000095-mai-soci
<鹿島灘イルカ>156頭確認、「助けろ」も…多くが衰弱死
毎日新聞 4月10日(金)20時59分配信
水産総合研究センター国際水産資源研究所(横浜市)の木白俊哉・鯨類資源グループ長によると、現場海域は海岸から垂直に磁場が伸びており、イルカは海中の磁気を感じて泳いでいることから、毎年数頭が砂浜に打ち上げられているという。原因として、シャチなど天敵に追われていたり、平衡感覚をつかさどる「内耳」に寄生虫が発生して方向感覚が狂ってしまったりすることなどが考えられるという。
日本鯨類研究所(東京都中央区)の西脇茂利・総務担当参事は「カズハゴンドウは通常、ハワイ沖など暖かい海域に生息しており、沿岸に来ること自体が珍しい」と話している。【松本尚也】
引用終了
地震との関係は、既にブログで記した通り、冷水域等海水温度分布状況の変化やそれに伴う海底地盤温度の変化につながる事もあるなど、間接的にはある程度関連する面もあるのかも知れませんが、どこがどの規模まで海底地盤が冷やされたかわからず、しかもプレートひずみの進行度によりいつもそうなるとは限らないのと、地震誘発の要因は他にも多いのでそれだけで地震のトリガーになる、との予測は当然出来ません。
またある海域で地鳴りやそれに準ずる低周波などが頻繁に発生しているのであれば、他の生物も異変を感じて通常と違った動きをするわけで、今回はそう言う話は有りませんでした。
カズハゴンドウが主に餌とするイカなども、低周波が継続していたのなら、茨城沖に来ていなかった可能性があり、それならカズハゴンドウもそこへ回遊して来ていなかった可能性があります。
その前に銚子で見つかったキタオットセイも、もし餌となるイカや魚を追って来ていたのならば同様です。
それで、地震に関心がある人は結構見てると思う「真実を探すブログ」を見ると、やはり今回のイルカの件を記事にしてました。
内容は肺が真っ白だった件でニュースの通りだったのですが、目に止まったのはコメントのこれです。
引用開始 (一部抜粋)
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-6156.html
(本文省略)
@orange519827 これ、変じゃありません?「潜水病」の症状だったはずです。
引用終了
なるほど、潜水病で血液に気体が多くなったとか、どうかしたのでしょうか?
何で白かったは解剖すればわかると思うのですが、そろそろ結果がわかる頃かと思うのです。
それともう一つ、脳の状態。
血液に気体が多くなってそれが白いのであれば、例え内臓が綺麗で脳内も見た目はあまり異常ではなくても、脳血管内の血液では異常があるのかも知れません。
パニックになったケースもあるかも知れませんが、潜水病?か何かで血液に気体が発生して脳にダメージを与え、判断力がなくなって朦朧として打ち上げられた、と言う仮説も成り立ちます。
磁場や超音波を感じ取るセンサー部分の血液や細胞も同様に異常をきたして方向センサーが働かなくなり、死の突進をした事も有り得るでしょう。
これもセンサー部分の細胞を調べればある程度わかると思われます。
一度救出して沖に泳いで行ける場所に放しても、また岸に戻ってしまい打ち上げられたイルカもいたとかの話から、そうした朦朧状態やセンサー異常は考えられます。
ただ単純に仲間が悲鳴を上げている声が聞こえているため、放って置けなかった、と考えてしまえば確かに否定も出来ません。
ここの所は、脳やセンサー部分の状況で、ある程度わかるのではないでしょうか?
それと胃腸の内容物。これは直前までどこで、どの位の水深で捕食してたかも大まかにわかる事もあります。
比較的、深海で餌となるものが出て来るのか?
胃には浅海のイカとか、腸にはやや深海のイカとかがあったなら、深海から浅海に上がった時は、まだ捕食する余裕があってパニックではなかった。そして浅海で捕食しているうちに冷水域に囲まれてたりシャチに終われてパニックになったかも知れないのですが、それだと潜水病?か血液異常のような肺が真っ白になるのは「パニックだけで果たして本当にそうなる事があるのか?」となります。
逆に胃からは深海に多いイカとかが出てくれば、直前まで比較的深海にいて、冷水域が突然来た、或はシャチが襲ってきた、とかで急浮上せねばならなくなって、浅海で捕食する余裕もなく肺が真っ白になった、と言う仮説も成り立つのかも知れません。
イルカの胃や腸にある餌のイカなどの消化器にも更に何があるのか、わかると良いです。
ところでクジラ、イルカが時々海岸に打ち上げられる例はどうも結構多いようです。
ニュージーランドのカンタベリー地震の前にも海岸にクジラが打ち上げられ、これはヒレナガゴンドウでした。
どうも打ち上げられやすいクジラ、イルカの種類は大体決まっていると言う説は多いようで今では逆に例外を調べています。
沿岸に多いタイプのイルカは、それなりの能力があるので、どうも打ち上げられないのではないか、と言うのは以前のブログにも書きました。
イルカと言うと曲芸をしたり、沿岸で頻繁んい見られたりするものをついイメージしてしまいますが、カズハゴンドウやゴンドウクジラなどは外洋性で、海洋での位置決めの方法や習性が、座礁を聞かず、曲芸でよく見るバンドウイルカなどとはまるで「別物」と見られます。
多くの例が必ずしも同じ条件ではないのですが、一般に外洋性の種類、遠浅の海岸には普通生息していない種類は、鉾田のような海岸ではうまく深い方へ戻れない事があると見ています。
鉾田周辺については地磁気が他の地域と異なるという説もあるようですが、なぜ茨城でイルカの打ち上げが多いのかを考えれば、確かにそれは言えるのかも知れません。
引用開始(一部抜粋)(メディアの記事は引用開始表示は不要の事がおおいようですが、ここでは一律に表示します)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150410-00000095-mai-soci
<鹿島灘イルカ>156頭確認、「助けろ」も…多くが衰弱死
毎日新聞 4月10日(金)20時59分配信
水産総合研究センター国際水産資源研究所(横浜市)の木白俊哉・鯨類資源グループ長によると、現場海域は海岸から垂直に磁場が伸びており、イルカは海中の磁気を感じて泳いでいることから、毎年数頭が砂浜に打ち上げられているという。原因として、シャチなど天敵に追われていたり、平衡感覚をつかさどる「内耳」に寄生虫が発生して方向感覚が狂ってしまったりすることなどが考えられるという。
日本鯨類研究所(東京都中央区)の西脇茂利・総務担当参事は「カズハゴンドウは通常、ハワイ沖など暖かい海域に生息しており、沿岸に来ること自体が珍しい」と話している。【松本尚也】
引用終了
地震との関係は、既にブログで記した通り、冷水域等海水温度分布状況の変化やそれに伴う海底地盤温度の変化につながる事もあるなど、間接的にはある程度関連する面もあるのかも知れませんが、どこがどの規模まで海底地盤が冷やされたかわからず、しかもプレートひずみの進行度によりいつもそうなるとは限らないのと、地震誘発の要因は他にも多いのでそれだけで地震のトリガーになる、との予測は当然出来ません。
またある海域で地鳴りやそれに準ずる低周波などが頻繁に発生しているのであれば、他の生物も異変を感じて通常と違った動きをするわけで、今回はそう言う話は有りませんでした。
カズハゴンドウが主に餌とするイカなども、低周波が継続していたのなら、茨城沖に来ていなかった可能性があり、それならカズハゴンドウもそこへ回遊して来ていなかった可能性があります。
その前に銚子で見つかったキタオットセイも、もし餌となるイカや魚を追って来ていたのならば同様です。