この絵は、台所に飾られていた絵。
額から外し、写真を撮ろうと思ったら、しっかりと板に貼られていた。
板と一体化しているありさまにちょっと驚き、しげしげとこの絵を見たのであった。
ひっそりとした空間に、何かがいる。
目は、子供のまなざしのようでつぶらである。
ヒロクニさんの子供の頃の思い出の話の中に、このまなざしに近い話がいろいろあり、
その話を思いだします。
ヒロクニさんは、小学校までは可愛らしい子供だったそうで、
親戚の叔父さんが「ヒロは、子供の頃可愛かった。と、何度も言われてねぇ~」という話や、
「母親も、子供の頃は可愛かったのに、何でこんなにおかしな子に・・・、って、お袋も行ってたわ。」
「自分で可愛い子供だと思ってないし、自分で可愛い子って思うのおかしいだろ。」言う。
徳之島での思い出として、よく聞いたのは、
「海の近くに行くのを禁止されていたんだけど、子供心にだまっていくわけ、伊仙の方へ、
そして海の近くに行って、波しぶきに近づいて行き、しまいに波しぶきがかかるわけ、
その瞬間、電撃のようなものが脳裏に走って、急に不安になって、来た道を引き返すんだ。」
「伊仙の方へ1人ででかけ、波しぶきにあたった気持ちは、絶対の秘密で、僕だけのものなんだ。
家族へは言わないぜったいの秘密。」と語ります。
なにかしら秘密の多い幼少時代だったらしく、ある日、道を1人で歩いていると、
電線が垂れ下がっているのを見つけ、さわってみたらビリリと手がしびれた感覚も衝撃的だったらしく、
これも自分だけの秘密にしたらしい。
子供の頃、親にいわない秘密を持つことは、成長段階では普通のコトで、自我が成長しつつあることなんだけど、
非常にその感じをヒロクニさんが把握して覚えているというのが、面白い人だなぁ~と思っています。
私も、これは親に言わないで秘密にしたことってあるけれど、小学生ではなく、中学時代のような気がします。
私も、だだ1つ、子供なのに大人の判断をして秘密にしたことがあります。
父が、休日、私と妹を連れてドライブにつれて行ってくれたことがあったのですね。向かった先は、ケーキ屋さん。
そこのケーキ屋さんの女性と父は浮気をしていたらしく、子供達にケーキもご馳走してくれるのだけど、
小学1年生なのに、「パパ、浮気している。」と悟ったのでした。
普通に話をしていただけだから、嫌な雰囲気ではなかったけれど、私は感ずいてしまったのね。
帰りがけに、妹に「パパが、女の人と会ってたとママには絶対言ってはいけない。」と、強く口止めし、
その秘密を守らせたことがある。母は知ると、ヒステリーを起こすにきまっているし、子供なりに予防線を張ったのだ。
帰宅してから、ケーキ屋の事は言わず、仕事の現場で、化石を見せてもらったことだけを話、我家は嵐が吹くことなく、
平和であった。子供心に、両親に配慮したのです。そして、口の軽い妹に姉として凄んだので、妹も黙秘してくれたのだ。
私、今より子供の頃の方が大人だったような気がして、この事は、よく思い出します。
話は、また戻ります。
ヒロクニさんって、若い頃、すごく大人びて老けていた写真があり、若い時、老成した感じをかもし出していました。
今は、年齢にもかかわらず、音楽をかけてたら、踊ってたりするので、
「スーゴーイ!」と思っています。
ヒロクニさんって、いろんな面があるので、ユニークであきないのであります。
そんな日の質素な我家の食卓です。
カレーのフライに、ニラ、玉ねぎ、にんじん、えび、豚肉のバラが入った「ちぢみ風」のおかず。
あまった卵は、スクランブルに。
あと、おからを添えてあります。
ヒロクニさんは、先に食べていたようです。
最近、全部のおかずがそろうまで待てないようです。
さて、私は、更紗柄の布をやっと入手しました。
こんな柄の布。古布で、布団に使われていたものらしい。
この柄で、またまた「半幅帯」を作ってみようと意気込んでいます。
無地の紬に合わせるといいかなぁ~と、作るのを楽しみにしています。
こういう柄の半幅帯は、すっごく高いのです。
いいなぁ~と思ったら、綿であっても、3万~4万円はするのです。
一応、1300円でなんとか長さがとれそうなものが幸運にも買えました。
ちくちくやるべし!
古典は、西行の「山家集」を読み終え、現在、好きな句を紙に写している最中です。
なんか漢字が書けなくなっているようで、「こんな字だったのか?」と改めて文字を眺めることがあり、
やっぱり字は、書かないといけないのね(汗・・)と、なんか不甲斐ないのでした。
作品461、、、いああなぁ〜
以前お送りしました処女作品如何でしたでしょうか?ヒロクニさんの批評を聴いてみたいです。県立図書館三冊お買い上げ(何故か?)県立美術館のコーナーにも一般に閲覧できるようにしてくれました(何故か?)
また悪い癖が出てしまいましたが作品461の売価を教えてください。
地元の本屋の店頭に並べて貰っているのですが表紙がないので売れないかもといわれました。
作品461で表紙を作ろうかなと考えています。
(ごめんなさい🙏)