武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

梅雨の曇り空(色鉛筆作品609)と シヴ・クマール・シャルマのインド音楽から

2021-06-12 14:29:17 | Weblog

この絵は小さな絵で5cm×12cm位の大きさ。

今日は曇り空。

この小さな抽象画がぴったりくると思い紹介します。

色鉛筆と薄い鉛筆が塗られた作品になります。

雨だけではなく、いろんなものが降ってくるようでもあり、

存在しているだけのようでもある。

雨の日に出かけて、目に映ってくる風景を見ているようでもある。

ヒロクニさんは、「梅雨に出かけて、あじさいを路地で見るのは好きなんよ。」と言います。

少し、ロマンティックな気持ちになるようです。

 

今日の朝、ヒロクニさんは「シヴ・クマール・シャルマ。」と、私の目を見て言った。

指を上に向けて、その合図でインド音楽が鳴る。

明石にいた頃にインド音楽は、本当によく聴いていました。

お香もよく使っていて、明石のアトリエは独特の匂いがした。

金属で出来た変ったお香立てや、インド風の赤い大きな指輪もはめたりしていました。

でも、ヒッピー風ではない。

ほんの一部分だけなので。

朝、その音を聴くと、その光景が浮かび上がりました。

ほんとうに懐かしいと思いました。

私も当時若かったような・・・。

最近、どういうわけか若い頃の時間を思い出すことが多く、

「あれは何だったの?」と、時間を俯瞰します。

俯瞰とは、高いところから見渡すという意味の通り、

その頃の思ったり、考えたことにべったり浸るのではなく、眺めてみている。

その頃に疑問に思ったことも、「そういう事だったんだ!」と、

納得できることも多い。

具体的に書いてしまってもいいのですが、

「私の秘密」として大切にとっておく方がいいと判断したので、詳しくは書きません!(笑)

秘密も大切です。

子供の頃、大抵、親に秘密を持ったことがあると思うのですが、どうでしょうか?

それは、心の成長過程で必ずあることだそうです。

私も、親に隠し事をしていたのを思いだします。

隠したことを挙げると、

●点数の低いテストは、ゴミ箱に

●畑で盗んだイチゴを食べたこと

●参観日のプリントを渡さず、来ないようにさせたこと

●買ってはいけないという駄菓子を買ったこと

●父が女性と会っているのを母に黙っていたこと

最後の部分は、何か変ですね。

最近、何かあったら父に「ゆみ子さんはどうしたの?パパ?」と言ってやります。

すると、ギャフン!という顔するのです。

うろたえる様子が面白い。

こんな感じの私になってしまったのは誰のせいなのでしょうか?

やはり、普通じゃない環境にいるからか?

ヒロクニさんも長々と過去の恋人や、奥さん達のことを話すし・・・。

やはり、あまり在りえない環境です。

私の感覚も、おかしなことになっているのでしょうね。

 

しかし、子供の頃の秘密は、親から離れる自我の成長を促す役割をするらしく、

自分自身の芽生えの一歩と言われています。

それでもって、ちょっと私自身の過去の時間を点検中。

 

↓古い時間の思い出のきっかけとなった、シヴ・クマール・シャルマーの演奏の動画がありました。

シブ・クマール・シャルマーの他には、ラヴィ・シャンカールもよく聴いていました。

この2人の人物のことを「神の子。」と言う。

また、「こういう音楽は、レコード店にはないんだ。」と言って、

雑貨屋のようなところでカセットを買っていました。

CDがまだ浸透していない頃の話です。

ネットもまだ影も形もないころの話と言った方が、分かり易いのでしょうかね?

 

インド音楽からの思い出を思い出している最中に、

どうして「秘密」の内容になっていくのか?

いつも、私自身も不思議に思っています。

最後まで、読んで下さりありがとうございます。

 

 

庭は、だんだん夏になっていく過程。

↑オレンジ色の濃いエキナセアの花が咲き始めました。

目が覚めるような色。

 

↑白と薄いブルーのビオラで小さな花束を。

これを食卓の机に飾ります。

もうビオラも減ってきているので、ビオラの花束を作れるのも後僅か。

採取した種から育てたビオラなんです。

今年も、しっかり種を採取しました。

そして、また季節は巡ります。

 

↑ヒロクニさんの好きなひまわりを地植えに。

背が高くなるロシア種なのですが、地面の様子で成長に差がでます。

まだまだ苗があるので、どこに植えたらいいのか?

日当たりや土の広さを考えてはいるのですが、行き当たりばったりの結果がいつも。

 

 

↑またまた、半額に出会いました。

天然の鯛の切り身が安かったので塩焼きに。

■鯛の塩焼き

■わかめとにんじん、あげのみそ汁

■糸こんにゃくと牛肉の煮込み(すき焼き風)

■ゴーヤのお浸し(オリーブオイル、ポン酢少々、かつお節)

■焼きたらこ

■きゅうり糠漬け

料理に気合いがはいらないので、焼いたら終わり、炒めたら終わり、

さっさと出来上がるものばかり。

 

今日は、大根と豚ばら肉のブロックを鍋にかけて、

最後に調味料を入れたらお終いの料理にします。

大根の形の悪いものが3本が括られていて、100円だったのです。

主婦としては、やる気がでます!

 

 


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2 コメント

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卓上に置けるようになっています。 (さほりん)
2021-06-17 16:10:04
ともりん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
この絵は、小さいので卓上にも置けるように額装されています。小さい絵ですが、ヒロクニさんの「おセンチ」で、リリカルな感覚がよく出ている作品だと私は思っています。

今でも、インドの雑貨店は、カセットは買いませんがお香は未だ買います。渋谷や吉祥寺には、そのような店が多かったのですね。今はありませんが、ヒロクニさんの写真を良く撮った友人が、吉祥寺で「きっちょむ」というお好み焼き屋をしていました。その店のシャッターにヒロクニさんが絵を描いていたらしい。吉祥寺というので、そんな事も思いだしました。インドの布は、便利ですよね。我家でも使っています。

「父が女性と・・。」との話は、そんなに重いものではなく、その女性と父、私、妹でケーキを食べたのです。ケーキ屋さんを営まれていた人だったので。この話を母にすると「いったいその女性は何なの?あなたー!」と夫婦喧嘩になると思って、妹に口止めしたと云うことです。父とは若い頃(学生)は、話すのがめんどくさくて・・・、また、向こうも年頃の娘に何を話したらいいのか・・と云う具合でしたが、結婚してから、どういう分けかよく話すようになったのです。ヒロクニさんのおかげかもしれない。ヒロクニさんが、話好きなので・・・・。それで、そういう事だったのだと察するというか、わかったのですよ。(笑)
ただ、古いタイプの男性で、よく仕事をしてよく遊ぶという典型的な方なので、何かカラッとしている所が救いか?だから、父をいじります。(笑)パパと呼ぶ時は、私は、一歩踏み込んでいるのです。
ヒロクニさんの元奥様にも会ったことがあるし、皆いい人だなぁ~と。「やあ!」と言えるような人とは、仲良くしてもいいと思っています。ただ、一般的な感覚からはズレが生じますが。ヒロクニさんも父もそういうタイプの人なのです。
シュチュエーションで、心配かけましたね。子供の頃の辛い思い出と思って下さって・・・。優しい気持ちありがとう!

夏は、好きな季節だったのですが、コロナ疲れしているのか、暑さが怖い・・・と身構えてしまいます。ゴーヤは、薄切りにすると茹でる時間が少なくて、美味しく出来ると思います。
インド音楽やら、ロックやら、ジャズやら、クラシック、民謡、民族音楽・・・、ヒロクニさんの音楽を聴く能力は凄い!いつも横で聴いています。

最近、いい八百屋を見つけてしまいました。そこへ行く楽しみが増えました。ミニトマトもフルーティで甘いのが、120円(1袋)。寄り道をというのもしてみるものですね。
いつもコメント嬉しく思っています。ヒロクニさんにともりんの事を話すと「いい友人が出来たね。」と言われます。
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Unknown (ともりん)
2021-06-16 21:10:23
5cm×12cmを定規で測ってみて驚きました。小さい!このサイズにこの内容が描かれているのだなと、またまた驚きました。
作品のサイズについて、あまり深く考えたことがなかったのですが、今回の作品を見て少し考えました。
この作品がもっと大きいサイズだったら、ちょっと印象が違うなと。小さい、しかも5cm×12cmというかなり小さいサイズがこの作品の魅力のような気がしました。
そして、大小いろんなものがふわふわと降ってくる浮遊感。小さい空間なのに3D的な立体感を感じます。8mmのフィルム映画みたいです。

学生時代、インド系の雑貨やファッションにハマった時期があったなあ~と懐かしく思い出しました。
当時、渋谷や吉祥寺にインド系の怪しい(?)雑貨・ファッション店があってよく行きました。
今でも我が家にはその頃に購入したエスニックな布が多数あり、カーテンなどに活用されています。

若い頃の行動や秘密は、一生心に閉じ込めておきたいですね(笑)
さほりんの秘密の「父が女性と……」は、子供の秘密としてはかなり重いものです。それを指摘されたら、お父様もギャフンとなるでしょう。
さほりんとお父様の関係性はよくわかりませんが、重い秘密を心に持っていたことから考えると、たまにギャフンとさせるぐらいしないとバランスが取れないように思います。
男女のことで、在りえなかったりおかしかったりの経験をすると、人間性に深みが出るような気がします。
感覚がおかしなことになっている、というよりも、個性的な感覚が鍛えられているという感じでしょうか。
多くの人が経験していることではない感覚の経験をして、個性に磨きがかかっている、と思います。

シブ・クマール・シャルマーの演奏を聴きました。打楽器のリズムと弦楽器のメロディーが自分の感覚に没頭してしまいそうで、心地よいけれどちょっと怖いです。
時間とか仕事とかの現実が希薄になって、何かにずっと集中してしまいそうです。仕事がある平日に聴くと危ない感じです。

エキナセアが夏っぽいです。採取した種から育てた、さほりんのビオラ。花束が作れるほどたくさん咲いたのですね。透ける花びらに色づいた紫色が貝殻のような質感でジュエリーっぽいです。
夏の盛りに、大きく空に向かって成長したひまわりを楽しみにしています。

鯛の切り身の半額は魅力的です。さっぱりとした塩焼きの味を想像しました。
オリーブオイルのゴーヤのお浸し、作ってみようと思いました。
大根3本100円は見たことがないです。買いたいです。
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