画材は、クレヨン、色鉛筆、鉛筆と、ミクストメディア。
この絵に書かれている文字は、「Ege Bamyasi」とすぐにわかりました。
長年一緒にいると、すぐ分かることってあるのです。
このCDを頭に浮かべました。
↓こちら
ヒロクニさんの好きなドイツのバンド、「CAN」。
「エーゲ・バミヤージ」というアルバムです。
トルコ語で、「エーゲ海のオクラ」という意味。
下の「OKRASHOTEN」は、ドイツ語で、「オクラ」だそう。
この文字は、このアルバムから由来しているようです。
いつもヒロクニさんの絵をブログに上げていますが、
すぐに上げるものと、ある程度時間が経ってから取り上げるものとに分かれます。
ヒロクニさんは、「俺、こういう作品は好きだナ」。と言っていました。
私はすぐに良さがピーンと来なくて、長々眺めていました。
長く眺めていて言った一言は、
「ねぇ。これはCANのアルバムの音楽とは、関係ない絵でしょう?」なんです。
すると、ヒロクニさんは、
「そうだね、CANの音楽とは関係ないねぇ。文字は、形が気に入っていて入れたということだねぇ」。
私「左にあるくすんだ緑色の形は、よく出てくるよねぇ。」
ヒロクニさん「そうか?そうでもないと思うけど」。
私「その形は、わりと好きな形だから、
鉛筆の絵で、頭部の髪をうねるようなカールの女性の絵にもあるし、
山のような形として描いている絵があるけど」。と。
ヒロクニさん「絵をよく見てくれているようで、ありがと!さほり」。と感謝されました。
このCDの音楽を聴いていると、「ビタミンC-!」と叫ぶ声が印象的。
日本人のボーカルで、ダモ鈴木という方。
ドイツで大道芸人をしていたところ、ボーカルにスカウトされたそうです。
この話は、ヒロクニさんに教えてもらいました。
8月の暑い日に、ギャラリー島田のスタッフの方が、我家を訪ねてくれました。
↑4人で来られて、ヒロクニさんのアトリエで、話をしています。
ヒロクニさんの話を聞いているところ。
質問を元気よくする方もいて、頼もしい。
あまり冷房の利かない部屋で、ヒロクニさんの話を一生懸命話を聞いています。
私は、「あの話か・・・」。とか、「いつも言っていることを話しているな」。とか、
「でた!アンドレ・ブルトンの話だ」。と思っていると、
スタッフの方で、「ナジャとかですか?」と聞く方がいたりして、
若いのによく知っているのだなぁ~と感心してしまった。
私は、こっそり台所に行き、浮世絵で見たカットスイカを家でも再現してみたりしてお出ししようと、
もくろんでいました。
↑こちらがその部分のアップ。(再現しているということに喜びを感じている。)
スイカばかりではと思い、梨も添えて。(違ったものになっているし・・・・。)
この絵の全体は、↓
安政元年(1854)に制作された歌川国貞(三代歌川豊国)の「十二月ノ内 水無月 土用干」という作品。
中央下にスイカが描かれています。
夏らしく、左の上には、朝顔。着物の虫干しの様子を画いているそうです。
再現も梨で台無しになってる上、
キッチンペーパーを配って「種は、ここに入れて下さい」。と、だけ言って勧めました。
後で、どうして取り皿を出さなかったのかな?と思っても後の祭り。
乱暴な主婦だ・・・・・・。汗・・・・・。
もう、謎の行動・・・・・。汗・・・・・。
なんか、まぬけな感じ。
この日のスタッフの目的は、ギャラリーで、ネットで絵を紹介して、
ネットでの販売も考えて下さっているようで、その準備でスタッフの方が来られたのです。
ヒロクニさんは、ネットを毛嫌いしているが、
周りから近づいてくるので、これは拒んではいけないと思っています。
たぶん、私がパソコンを見ている時は、ほったらかしで気にもとめられていない状態が、嫌なんだと思う。
ヒロクニさんは、かまって欲しいタイプなんです。
寝る前のピピちゃん。こちらもかまってちゃん。
↑ピピは、来客で大慌て。
ゲージの中で、目が丸い状態。
フーといっても、声が出ない。
口をパクパクさせていて、瞳孔が開きっぱなし。
おもちゃの小鳥なんですけど、触るとピチピチと鳴くので、ピーは、よくいたぶっていますが、
夜は、それを手で動かして、遊んであげる。
そうしたら、昼間のことは忘れたように、コテンと寝ていました。
夏の暑い日の出来事です。
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