街が歩いている。
路地のように見える線。
一筆書きのような線のメモを「ちょっと見て・・。」と、言われた時を思いだします。
アトリエへ行ってみると、この形の原型のメモがたくさん描かれていて、
「これをモノにできないかねぇ~、と思っているのだけど。」と言っていた。
私は、すっかり忘れていましたが、
ここで登場。
2019年に描かれていたのに、まったく気が付かなかったのでした。
変な感じと静けさがあり、奇妙な絵。
台所では、何故か、横向きに置かれています。
庭では、チューリップが終わって、ジャーマンアイリスが咲きました。
↑新緑の中、黄色い花と。
↑アップで。
このアイリスに、カラスアゲハが止まったのですが、
うまく写真が取れませんでした。
↑もう少し違う角度から。
手前の花は、育てて食べようと思っていた「菊菜」なのですが、
立派に成長して花が多く付きました。
とてもきれいな黄色。
そして、採取して種から植えた、先祖帰りしたビオラ達。
左に写っている黄色いビオラの模様と色が、従来のビオラとちょっと違う。
古い刺繡で、ビオラを刺しているものがあるのですが、
いつも表現が、変わっているなぁ~と常々感じていた。
ちょっと、この先祖帰りしたビオラ達を見て思ったのです。
↓こちらがヨーロッパの古い刺繡なのですが、
今と違って、ビオラは小さくて、この刺繡のような感じのビオラがほとんどだったのでは?
と、思いました。原種系のビオラは、とても小さいものが多い。
中世の花の刺繡は、私にとってはとてもユニークでプリミティーブな所が好き。
左の写真のビオラの花のステッチも習得したが、輪を描いているステッチは未だ分からない。
私は、左のビオラの刺繡の感じがとても好きで、感じ良く刺してみたいと思っています。
↓そして、コップにこれらの花を飾りました。
チューリップ、菊菜の花、ビオラ、ウインターコスモス。
詰め詰めにしました。
先祖帰りした黄色に茶色がかかる、このビオラをとても気に入っています。
来年も、種を採取して咲かせてみようと思っています。
同じものがさくのでしょうか?楽しみです。
昨日、2日は暖かく、「ロイヒつぼ膏」を50個ぐらい貼ったら、
知らない間に寝ていました。
起きたら、猫のピピちゃんが私に張り付いて寝ていて、
ヒロクニさんを見たら、台所で寝ていました。
老人とおばさんが寝ている我家なんて・・・・・。
でも、春なんですね。
ピピちゃんがいるから、ちょっと微笑ましい感じ。「君も寝ていたのね!」と言ったりして。
コロナで長い間、気を張っていたのかなぁ~と思うが、
手洗い、うがい、マスク、消毒は、小まめに当分しないといけないと思うのでした。
なにより、医療に携わっている人や、インフラを支えてくださっている人に感謝しています。
私は、この絵を始めてみた時、とても奇妙な気分になりました。だから、「変な絵」と書いたのです。
ヒロクニさんの絵には、変な人格のようなものがあるとでも言ったらいいか?言葉で表現するのが難しいなぁ~と思います。
もしかしたら、同じような見方をしているけれど、適切な言葉が見つからないと云う感じでしょうか?
今年は、ジャーマンアイリスはたくさん花を付け、次々咲いてくれています。3種類の色を植えていますが、よく咲くのはこの薄い紫色ばかり・・・。
コップに花を生けていますが、花に合うコップを買ってくるのは、ヒロクニさんなんです。
デザインが気に入ったものがあれば、いつも1つだけ買ってきます。コップは好きなんでしょうね。
今は、ヨーロッパの古典的なものが、私のマイブームなので、そんな風にお花を見て頂けてとても嬉しく思います。
つぼ膏は、貼り過ぎだったかも(笑)
でも、それなりに効いたようです・・・・。
せんねん灸は、ヒロクニさんにしてあげていたけれど、この頃あまり見かけないような?
ピピちゃんは、本当にかまってちゃんで、ちょっと頭を撫でても、ゴロゴロいっています。
なんか、ヒロクニさんと似ているような・・でしょうか?
え?と思ったのですが、「路地のように見える線」の言葉に、あっ、と思いました。
確かに、街が歩いている!
実在する街が歩いている感覚と、象徴的な何かなのかという感覚、いろいろ感じます。
楽しいような怖いような……自分の感覚を捉えるのが難しいです。
もっとたくさんヒロクニ先生の絵を観ていくと、この感覚をもうちょっと整理できるのかなと思いました。
ジャーマンアイリス、すてきです。
さほりんの美しいお庭、いつもとても楽しみです。
先祖帰りのビオラ、不思議な模様ですが趣があって土によく似合います。
ビオラはヨーロッパで古くから刺繍にされているほど、身近にあったものなのですね。
そういえば、レース編みの古い編み図にも、ビオラがあった記憶があります。
今回も、さほりんの活け花がすてきです!
右下からの黄色から濃い色へのグラデーション、そして意表をつく紫のビオラ。
花器がロンドンブルーの足つきグラスというのも、たまりません。
ノスタルジーを出しつつも、ヨーロッパの洗練されたセンスを感じます。
ロイヒつぼ膏50個は貼りすぎなのでは(笑)
ロイヒつぼ膏は貼ったことはありませんが、以前、せんねん灸の火を使うタイプを愛用していました。
微妙に跡が残るのが気になり(時間が経ったらきれいに消えました)、使い切ったところでやめてしまいましたが、良く効きました。
ピピちゃんは甘えん坊さんなのですね。
甘えている様子を想像してしまいます。かわいらしいですね。