武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

SUBWY(色鉛筆作品紹介548)と 我家の猫模様

2020-04-15 18:39:40 | Weblog

「SUBWY」と書かきこまれた作品。

以前の地下鉄シリーズの作品とは、ちょっと感じが違う。

この絵を始めてみた時は、やはり驚きました。

今、台所では、ヒロクニさんが録音していたテープがガンガン鳴っています。

朝、ポルトガルで生まれた民謡のファドが流れてくる。

「アマリア・ロドリケスかな?いいなぁ~。」と、思っていたら、ブッチっと音がして、

急に、アンダーグラウンド系?ニューウェーブ?のロックが・・・。

そう思って聞いていたら、バロック。クラッシック。

ブッチっと音がしたら、現代音楽が・・・。テリー・ライリーか?

とにかく、ブッチっと音がしたら、脈絡なく、カテゴリーの違い過ぎる音楽に変わります。

そのテープを聴きながら、

「俺は、こんな風にテープに録音しておいて、マメな男だねぇ~。

今では聴けない音楽があると思うと、俺は偉大だ。」と。

私は、気持ちが付いていけないテープであるが、

ヒロクニさんにとっては、珠玉のテープで、すべてが等価に位置しているようです。

この絵は、なんだかヒロクニさんのテープに似ています。

 

 

音楽は、落ち着かないが、

そんな日常生活にそっと猫が入り込んできています。

この絵が、テレビの上、台所に貼られていました。

この絵は、熊谷守一氏の絵です。

熊谷氏の作品の中でも、あまり知られていない猫の絵です。

そのせいか、新鮮な感じを受けました。

また、なんとも言えない猫の感じが滲み出ていて、心がホッとする。

手足の感じも、普通はこうは描けまいと、思う。

この絵を見ているとこの猫ちゃんになってしまいそう。

ヒロクニさんが、この絵を選んで、切り取って、貼っているのが新鮮でした。

 

また、私がハーフステッチというものを始めてしていた。

古典的な絵柄に、猫があった。

出来上がりかけている刺繡を見て、「その柄だったら、ケース欲しいなぁ。」と。

眼鏡ケースをヒロクニさんにも作って上げると息巻いていたら、

「眼鏡ケースより、して貰いたいことがたくさんある。そんなに欲しくない。」と言われていたので、

急に心変わりした良人に驚いた。

「なんか、ピーに似ているし、その茶色がいい。」と言う。

ヒロクニさんは、ピーちゃんの毛色のことを、

「ブラウンの感じがいい。」といつも言う。

何か、茶色に引かれているようです。

↓こちらがその眼鏡ケース

↓裏はねずみをあしらいました。

ちょっと、ヨーロッパの中世の感じがして、私も気に入っていました。

猫を飼うと、猫が忍び寄ってくる現象を楽しんでいます。

 

我家のピーちゃんは、今日も朝から「隠れているつもり」をしています。

↑いつも、しっぽが見えているか、鼻先が見えている。

これが、隠れているつもりのピーちゃん。

 

↑茶色い上に被さっているシーツをめくると、いつも目が丸い。

隠れて、人が行き来する足に悪さをするのが楽しみらしいが、ほんとに見えすぎなんです。

 

庭ではチューリップも本格的に咲くようになりました。

↑ビオラの鉢を移動させて、いい感じに配置してみました。

 

今日は晴れたので、光を浴びて、花が美しい。

花もきれいだけれど、「光」の凄さを感じます。

 

変なこと書きますが、この光のことを思う時、宇宙の恵みというか、

大いなるものの力を感じます。

今は、コロナ肺炎で、大変なときなのですが、

大いなる暖かい力はいつも存在していると思うように。

なかなか苦しい時でもありますが、ちょこっと感謝することも心がけようと思っています。

冬なったら、ヒロクニさんの悪態を書き募っているようなわたしですが、

少しでも心の持ちようというか、前向きな努力をしようと思っています。

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ともりん)
2020-04-18 01:59:38
スピード感のある絵だな、という印象を持ちました。
どんどん流れる時の流れを背景に感じました。
流れるものが良いのか悪いのかどんなものなのか、よくわからないまま、びゅんびゅんと過ぎていく感じです。

ピーちゃんの茶色が良い感じ、そうそう!と思いました。
サビ猫さんの茶色は、よくある猫の茶色とはちょっと違うように感じます。
コーヒーに生クリームを落として混ぜたときに現れる、ふうわりやわらかいクリーミーな茶色。
眼鏡ケースの茶色は、そんな感じがしました。
眼鏡ケース、主役の猫さんはもちろん良いですが、背景の青ベースの格子がモダンな感じですてきです。

ピーちゃん、どうしたらこんなにかわいいことができるの?どこかの学校で勉強してきてるの?というくらいかわいいです。
一生懸命隠れてるのだろうなあ(笑)

お庭の、高さがある光を浴びた揺れるチューリップと紫のビオラが絵画のようです。
さほりんの刺繍とお花には、古き良き時代のヨーロッパを感じます。

ちょこっと感謝すること、自然の美しさが多いです。
その季節になって花が咲くこと、去年枯れてしまった花が別の場所で育つこと、知人から分けていただいた草木の苗が大きく育つこと。
何があってもどんなことが起こっても、時間は流れて自然は変化する、と常々思います。
私は、時の流れ、ものの流れ、いろいろな動くことの流れ、というものに、大いなるものの力を感じます。

私のブログへのコメント、ありがとうございました。
さきほどお返事を書きました。
コロナの影響で仕事がちょっとバタバタしておりまして、いろいろ手薄になっておりました。
お返事が遅くなってしまい、ごめんなさい。
返信する
ともりんへ (さほりん)
2020-04-20 11:11:34
コメントありがとうございます!
今回の絵にスピード感があるとの感想、なるほど!と思いました。私個人としては、カタカタという音がしているような絵と思っていました。
人物らしき人が、通り過ぎて行っている姿が、インパクトがありますもの。

ピーちゃんは、飼った猫ちゃんの中では、一番甘えん坊のようで、とにかくかまって欲しいタイプみたい。人の気を引く為に、いろいろ思いつくみたい。
派手な行動に出ず、つつましやかな感じで気を引くところが、可愛いさになっているのでしょうね。

ちょこっとする感謝は、やはり自然が多いとのこと。私も、ヒロクニさんも同じです。
私はガーデニングを始めてから、そう思うことが増えました。ヒロクニさんは、歳取ってから・・のよう。「以前は、自然がどうした?と思っていたが、とどのつまり、俺も自然に目が奪われることが多くなった。」「自然には、かなわない。」と言うようになり、以前と違うと思ったことがあります。
ともりんの「時間」という指摘も、移り変わりゆく不思議さというか、その中で多くのことを感じるのが、人でもあるので、大きなものがあるなぁ~と痛感しました。
ともりんも鋭いですね。

(最近、サビ猫ちゃんの両親って、どんな猫なんだろう?と思っています。どういうミックスであの毛の模様になるのでしょうね?)
いつも、丁寧なコメントをくださりありがとう!
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