夜というタイトルが付いている色鉛筆画。
ファンタジーなどを読むと、現実から不思議な世界へ入っていくのは、夜というのが多い。
例えば、「青い鳥」等も、夜出かけることから、ファンタジーの世界の入り口へ。
そして、読者をその世界へ導きます。
「青い鳥」を大人になってから再読して見ると、感慨深い小説だなぁと痛感する。
霊性の旅とでも言った方がいい。
“太った幸福”という章があって、食べ放題で食の快楽を味わう所が出てきます。
その代わり、服を着てはいけないという条件があり、醜いまで太った人達が楽しそうに、
している世界なのです。幸せとは何か?の一場面の章なのですが、
何か現代にも通じるような感じもして、私もそうかもしれない・・・・。と、思い、
急にヒロクニさんが、偉く感じたのでした。
「食べ過ぎると製作に差し障りがあるから、量はいらん」というわが良人の姿に!
ヒロクニさんの絵もどこか異次元に誘ってくれる絵だと思うのです。
「僕も物語派」ということらしい。
ヒロクニさんが脱腸の手術を受けたのですが、毎度の事なのですが、退院してから、私死んでましたの
入院当日は、入院の手続きを終え、暖かい陽射しと、風も爽やかでとても気持ちがいい日でした。
木々がざわめき、散歩しながら、その木々のざわめく音や、揺れ具合を見ていると、
私 「アンリ・ルソーて(フランスの芸術家・画家)、木々をよく観察している画家だよね。ヒロクニさん」。
ヒロクニ 「そんな所に気が付くなんて、サホリは凄いなぁ」
私 「そんな事で褒めてくれるのは、ヒロクニさんだけだと思うよ。
大概の人は、何オカシナコト言うてるんじゃ。とか、何言ってるかわからないとか、言うの」
(面と向かって本当に言われている・・・)
ヒロクニ 「そんな奴らの事は気にするな」
アンリー・ルソーの絵ってこんな絵です。
散歩しながら、こんな絵を思い浮かべていました。
しかし、ヒロクニさんが手術を終えたら、地獄の戦いが・・・。
手術後というのは、動いたらいけないのに、「安静にさそう」としたら、動くのだ。
いりいろ病院では前科がある人で、以前点滴は自分で抜くは、大きな手術だから特に安静が求められていたのに、
動く、歩く、その上タバコを吸っていた過去がある。
今回は、病院でも対策として、動いたら分かるセンサーを付けられ、点滴の周りには包帯、つなぎのような暴れ防止策のパジャマの対応に。看護婦さんが手を焼くのは、目に見えている。
だから、看護婦さんとヒロクニさんのクッションとして、病院べったり状態。8時間勤務状態でします。
とにかく、手術後は安静に寝るのが大事だと、言うことに逆らい、皆ヘトヘトです。
つなぎのようなものにも抵抗するし、思わず前のジッパーを降ろして、胸がはだけた状態にしたら、
大人しくなった。その状態を見て、なじみの看護婦さんは「そういえば、裸が好きでしたね。」と一言。
次の日は、歩きまくり。病院から離れてタバコを吸いに行っているのだ。
その日に、家に帰るとか言い出して、家に帰ってくる始末。明日の退院が待ちきれない。
家には、鍵かけて入れてやらなかった。そうしたら、アトリエの開いた窓から侵入してくる。
「こんなくだらない苦労させるな!」
「明日退院なのに、我慢が出来ない奴に、なにができる!」
「病院にも・ど・ら・な・かった・ら・それなりの覚悟しろよぉ!」
「こっちだって一生懸命、どの奥さんより長く行っているにも関わらず、この態度かよ!」
「手術が受けれることにも感謝できないのか!」
「ねちねちひつこい!愚痴が多いやつ!」
「あんたみたいに愚痴の多い人間に、神様はお金もあたえないだろうね!」
ここまで、言われたら静かに病院に帰った。
ヒロクニさんて、何で手術後、動けるのかが分からん。
普通は自然に動けないはずなんだけど・・・。疲れたヮ~。
現在76歳、血液検査の結果、全く異常なし。特に薬も飲んでいない。
庭に急にアイリスが一輪咲きました。
植えてもいないのに。
これは、わたしへの神様の贈り物と思います。
病院では、ご苦労さまでしたのご褒美かも・・・。
突然、咲いていたので、驚きました。
コマネッチー\**/
ほんと、散歩した時間だけが、美しくかったですね。
「おかしみ」との評価、なかなか鋭いですね。
何か他の絵ない、独特なものを感じ取って頂いて、嬉しく思います。
アイリスきれいですね(^^)
アンリ・ルソーは私も風景画好きです。
散歩していてルソーの風景画が思い浮かぶとは、
素敵です。
またあそびにきます!
私は、主婦の日常生活を送る中で、絵が浮かぶ瞬間があるのです。素っ頓狂な思いつきというか・・。
絵が好きなんですね。
アンリ・ルソーの絵を共感できて嬉しいです。
谷やんに会いたいんだけど谷やんは今どうしていますか?
人違いだったらメンゴw
アンリー・ルソーの絵の解説のブログを書いている方です。