怪しい写真。今日の朝、ヒロク二さんから「この写真を載せてくれ!!」と言われて、言われるがままに・・・。写真のモデルをしているヒロク二さんだ。素朴な疑問、「このふんどしは、どこで買ったの?」と聞いてみた。「山口君が持ってきたのを、はいたの」と。「恥ずかしくなかったの?」と聞くと、「忙しいから、何事もやってしまえばいいと思ってね」と。ヒロク二さんと出会った直後に手紙(かなり大きい)が着いて、今思えばラブレターなんだけど、そこにも大きなヒロク二さんのヌード写真が貼っていて、びっくりしたことがある。それと、男が自分で自分のヌード写真を女性に送るということにも驚いた。変態に近しいけれど、ほんわり愉快な人と思ってしまった。それも山口さんの撮った写真で、体が光沢を放ち、野生的でワイルドと少し不潔な感じが混ざっている34歳のヒロク二さんでした。この写真でも、そんな感じがすると思うのですが・・。廃車と草と空と肉体という組み合わせが実験的です。最近の写真には肉体の意識というのがなく、見ていて軽い写真が多くなった。
ちなみに、この写真の季節は、冬です。
この絵は、「ダホメイ」という題の絵。むさくるしいヒロク二さんが歳をとってからこんな絵を描くように。
有名なジャズメンに、ジョン・コルトレーンという人がいる。この人のアルバム「ジョンコルトレーン・クインテット」と「オレ!」に「ダホメイ・ダンス」という曲が入っているのです。ヒロク二さんは、実は歌は音痴だけど、聞く耳というのは素晴らしく、その上うんちくもたれないし、その能力はいったいどこからくるのかと感心しています。ただ、わたしがあまり音楽性の高くないCDを家でかけるを家でかけると、2人の間に緊張感が漂うのです。スクリーンミン・ジェイホーキンスの「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」なんかをかけるとね。これを聴きながら、掃除機をいれるとオシャレな感じなんですが。こっそり、パソコンを打つふりをして聴いています。
今のヒロクニ先生からは想像できませんね(笑