遺す言葉

つぶやき日記

遺す言葉 133 人間考

2017-04-09 12:57:34 | 日記

          人間考(2017.3.21日作)

 

   自分が偉い と思う処からは先はない

   偉い と思う事は

   そこが最高の位置だと意識しているという事だ

 

   人間には絶対的自由などない

   人間は 人間の輪の中に生きる存在であり

   自由の名の下 他人の輪を侵す者は

   自分の輪が侵されても文句は言えない

 

   人間は命への奉仕を絶対的価値としてこそ

   生き得る存在である

   一つの命の欠ける事は

   人間の繋がり合う輪の一つが欠ける事であり

   そこに生じる空白は

   繋がり合う人間社会の基盤を

   脆弱にする

 

   神は自身を支える規律の柱として

   敬うべき存在であり

   頼るべき存在ではない

   神は無力であり 万能ではない

 

   わたしが信用するのは その人が

   実践実行者であるか という事だ

   口先だけの理屈屋は論外

 

   言葉の力を侮るな

   たった一言が人を活かしも

   殺しもする



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