『私は殺される』(49)(1986.7.6)
心臓病でベッドから離れられないレオナ(バーバラ・スタンウィック)。夫のヘンリー(バート・ランカスター)が出勤すると、家には彼女一人となり、外部との接触は一台の電話だけになる。ある日、レオナは交換手のミスによる電話の混線で、図らずも女性殺害の打ち合わせを耳にするが、やがてそれは自分を狙ったものだと知る。
レオナが電話で聞く話がカットバックされていく形でストーリーが進行していく。原題は「Sorry,Wrong Number=悪いな、番号違いだ」で、この一言がラストで大きな意味を持つ。製作ハル・B・ウォレス、監督はアナトール・リトバク。
【今の一言】先日、『THE GUILTY ギルティ』を見た際に、基はラジオドラマ、外に出られない主人公、電話を使ったサスペンス劇という点で、この映画のことを思い出した。また、実話を基に、自殺防止協会への電話を題材にしたドニー・ポラック監督の『いのちの紐』(65)という映画もあった。
バーバラ・スタンウィックのプロフィール↓
バート・ランカスターのプロフィール↓
パンフレット(50・アメリカ映画宣伝社(American Picture News))の主な内容
解説/物語/アメリカの批評抜粋/この映画の面白さ