『媚薬』(58)(1999.2.6.)
現代のニューヨークに住む魔女(キム・ノバク)が、出版社の社員(ジェームズ・スチュワート)に惚れたことから起こる珍騒動を描く。監督はリチャード・クワイン。
高校時代、よく一緒に映画を見たNが、ある日「この前テレビで『媚薬』って映画を見たんだけど、キム・ノバクにまいっちゃったぜ」と言い、「実はオレもそうだった」と同意したのは、もう20年以上も前になる。
今回は、それ以来の再見。しかもノーカット、字幕スーパー、ワイド版である。もちろんディテールの記憶はおぼろげだったが、後年見たヒッチコックの『めまい』(58)(どちらも彼女の虜になるのが真面目なジェームズ・スチュワートというのも面白い)も含めて、やはりこの時期のノバクの妖艶さはすさまじいばかり。
特に、あの男を惑わすようなまなざしは、まさにこの映画で演じた魔女やネコのようでもあり、われわれ男たちのハートを射るのである。この映画はそんな彼女の魅力が十二分に発揮されている。
もっとも、今回見直してみて、せっかくジャック・レモンとエルサ・ランチェスターをコメディリリーフとして使っているのに、彼らの個性があまり生かされていないことに気付いた。その代わり、アーニー・コバックスがとぼけたいい味を出していたのだが、これは同じくクワインが監督した『女房の殺し方教えます』(64)のテリー・トーマスとも重なる。
キム・ノバクのプロフィール↓
名画投球術 No.11 いい女シリーズ1「妖艶な美女が観てみたい」キム・ノバク
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/754f3c9be228401cdcee37d2ef9add6c
ジェームズ・スチュワートのプロフィール↓
ジャック・レモンのプロフィール↓
現代のニューヨークに住む魔女(キム・ノバク)が、出版社の社員(ジェームズ・スチュワート)に惚れたことから起こる珍騒動を描く。監督はリチャード・クワイン。
高校時代、よく一緒に映画を見たNが、ある日「この前テレビで『媚薬』って映画を見たんだけど、キム・ノバクにまいっちゃったぜ」と言い、「実はオレもそうだった」と同意したのは、もう20年以上も前になる。
今回は、それ以来の再見。しかもノーカット、字幕スーパー、ワイド版である。もちろんディテールの記憶はおぼろげだったが、後年見たヒッチコックの『めまい』(58)(どちらも彼女の虜になるのが真面目なジェームズ・スチュワートというのも面白い)も含めて、やはりこの時期のノバクの妖艶さはすさまじいばかり。
特に、あの男を惑わすようなまなざしは、まさにこの映画で演じた魔女やネコのようでもあり、われわれ男たちのハートを射るのである。この映画はそんな彼女の魅力が十二分に発揮されている。
もっとも、今回見直してみて、せっかくジャック・レモンとエルサ・ランチェスターをコメディリリーフとして使っているのに、彼らの個性があまり生かされていないことに気付いた。その代わり、アーニー・コバックスがとぼけたいい味を出していたのだが、これは同じくクワインが監督した『女房の殺し方教えます』(64)のテリー・トーマスとも重なる。
キム・ノバクのプロフィール↓
名画投球術 No.11 いい女シリーズ1「妖艶な美女が観てみたい」キム・ノバク
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/754f3c9be228401cdcee37d2ef9add6c
ジェームズ・スチュワートのプロフィール↓
ジャック・レモンのプロフィール↓