『地球の静止する日』(51)(1971.1.30.土曜映画劇場)
ある日、謎の円盤がアメリカの首都ワシントンの上空に飛来。人の言葉を話す異星人クラトゥ(マイケル・レニー)と、巨大ロボットのゴートが出現し、周囲は騒然となる。クラトゥは、無意味な争いに明け暮れる地球の将来の危機的状況を伝えることが目的だと語るが…。
宇宙平和のため、地球へ警告しに来た異星人と人類のファーストコンタクトを描いたロバート・ワイズ監督作。ワイズは「原作を読んで、原水爆や核戦争を告発する内容だと感じ、ぜひ撮りたいと思った」と語っている。
そんなこの映画は、スピルバーグの『未知との遭遇』(77)など、後の多くの映画に影響を与え、キアヌ・リーブス主演の『地球が静止する日』(08)としてリメークされた。
『地球の静止する日』(2009.1.8.)
キアヌ・リーブス主演のリメーク映画の公開に合わせて発売されたSF短編集『地球の静止する日』(角川文庫)を購入。ロッド・サーリングによる名作テレビアンソロジー「ミステリーゾーン=トワイライトゾーン」の「廃墟」と「幻の砂丘」が入っていたのがうれしかった。
「史上最低の映画が観たい」エド・ウッド『プラン9・フロム・アウター・スペース』(59)
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