銀木犀の花
銀木犀の花は小さな花。
小さな花なのに、秋風に乗って、馨しい香りが漂って来ます!
咲き始めると、樹全体が一斉に開花…
大きな樹になります。
花言葉は、初恋。高潔。
清楚な花。
色は、我が家の銀木犀は淡いクリーム色。
愛しい花
庭の植木の中で一番大切に取り扱っている植木。
銀木犀。
生家の樹齢百年過ぎた銀木犀の子孫。
この樹も樹齢40年以上。
銀木犀は金木犀と違って目立たない花。
香りは銀木犀の方が格段に上品。
何時の間にか静かに咲いて、
香りで秋の訪れを知らせてくれる。
小さな花たちの醸し出す落ち着いた穏やかな香りは、
えもいわれぬ優しい香り。
江戸時代から生家の竃屋の脇に咲いて
旧家の女たちの生活を見ていた銀木犀。
嵐が吹くと、一晩で全部散ってしまう。
濡れた黒土の上に数百、数千の落花。
まるで流れ星の星屑のよう‥