神々が愛する者は若くして死ぬ■古代ローマ：プラウトゥスから

先月末に、有名な韓流スターの
パク・ヨンハさん（３２）が
自宅でお亡くなりになりました。


ご冥福をお祈りします。



■神々が愛する者は若くして死ぬ


古代ローマの喜劇作家である
プラウトゥスの作品『パッキデーズ』から引用します。


Ｑｕｅｍ　ｄｉ　ｄｉｌｉｇｕｎｔ　ａｄｕｌｅｓｃｅｎｓ　ｍｏｒｉｔｕｒ，ｄｕｍ　ｖａｒｅｔ　ｓｅｎｔｉｔ　ｓａｐｉｔ．


神々が愛する者は若くして死ぬものだ。体力も知力も盛んなうちに。



■惜しまれるという事


神々に愛された者は、地上の人間に惜しまれた者という事になります。
惜しまれて終焉を迎える場合、この言葉を噛みしめようと思います。


神々に愛された者は、決して個人の人生において幸せであったことは
少ないのかもしれません。

逆にいえば

個人の人生に幸せを求めすぎると、神々に愛される条件からは遠ざかる
ということなのかも知れません。



■最終的に誰から愛されたいと思うか？


できることなら、すべての人々から惜しまれて
そして神々からも愛されるような人生を！


人生は
長く生きることに価値があるというよりも
生きている長さに関係なくただその人生で


『何を行って神々に愛されたのか』ということに
一番の価値があるようでありたいと思います。


そのことを人々に教えるために
時々神々は愛するものを早く
地上から引き上げさせるのかもしれない、と思います。


それでは。