フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

rocky mountains

2016-03-27 07:55:28 | Weblog
世界がテロで物騒なとき一番安らぎを与えてくれて開放的な気分にさせてくれるところはどこかなと考えた。自分の場合はやはりロッキー山脈かなと漠然と思った。アラスカからカナダを経てサンタフェまで続く山脈。カナダとの国境近くがいいかな。人口が少なくて自然が豊かで誰かが言ったけど「ロッキーはスイスが50個くらい詰まったところだってね。そんなことを思いながらカナディアンロッキーの入り口、ジャスパー駅を描いた。

この絵は元々展覧会用にと思って描いたんだけど時間が経つうちに絵の描き方が変わって来て
気分も変わって来て今回の展覧会には出さないと決めてからまた額に入れたりしてるうちにブリュッセルでテロがあってヨーロッパはヤバイなと思ったらロッキーだなやっぱりと改めてこの絵を見直したんだ。よくぞあの時この絵を描いたもんだと予見と言うか今この絵を見てホッとしている。まだくつろげる場所が地球にはあるというのかな。ここアウトドアーの聖地ジャスパーに降り立った人々はロッキーの自然の恵みを満喫するんだ。僕は想像だけどこの降り立った人の群れにいるんだ。「さて今のうちにホテルに荷物を預けるか」なんてね。この絵を見てるとその背後に聳え立つロッキーの山々が見えるから不思議だ。雪を被ったあのピークがね。いやぁ、絵って面白いな。
コメント
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