世界保健機関(WHO)がCovid-19という用語を造語する前のパンデミックの始まりに思いを馳せてみてください。当時、それは「武漢ウイルス」という、中国国外のほとんど人が訪れたことのない都市から生まれた謎の病原体でした。2020年1月12日、中国疾病予防管理センター(CDC)は、このウイルスのゲノムを国際的なデータベースに公開し、世界中の科学者が、2002年から2004年にかけてミニパンデミックを引き起こした病原体であるSARSと密接に関連したコロナウイルスであることを知ることができました。1月20日、中国では2003年にSARSの脅威について発言した最初の人物としてよく知られている鍾南山博士が中国中央電視台に出演し、武漢ウイルス(現在の公式名称はSars-CoV-2)が「ヒトからヒトへの感染性は確実である」というニュースを伝えた。パンデミックの初期の恐怖に満ちた数週間を、エピソード的ではあるが、より魅力的に捉えるには、読者はリャオ・イーウーの『武漢』に目を向けるべきだろう。イタリアに亡命した彼は、中国の公式ウェブサイトに加え、市民記者によるソーシャルメディアの投稿やブログをもとに、事実とフィクションを交錯させながら、危機の現場を捉えた「ドキュメンタリー小説」を執筆した。・・・・よく書けたねぇと思った。Wantedが掛かるんじゃないかと心配。まぁイタリアに亡命してるというからナンだけど。勇気あるなぁ。久しぶりに武漢ウイルスって聞いたね。ホンマにそこら辺、ハッキリさせてもらいたいもんだと思ってたけど告発本じゃなくてドキュメンタリーでしかもフィクション取り交ぜての作品だということでかろうじて身の安全を考えた苦肉の策ナンだろうと推察した。
ついに九州から雨がやってきて
梅雨モードになるらしい
洋画家の中西繁さんの
雨の舗道や
雨降りのコーランクールなんかの
絵を想像するのだけど
そういうふうにはいかないのだろうな
その絵の雨の中に
この前死んだ手先は器用だったが
感情表現が不器用だった男が
ふと重なった
憎まれ口ばかり言ってたヤツけど
葬儀の時
はじめてアイツが犬を飼っていたことを
知って
すごく可愛がってたことを知って
薄々と感じていたアイツの優しさを
受け止めてやれなかったことを
残念に思った
雨の中
傘もささずに不器用なアイツは
一人で歩いている
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