フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

humanitaire

2019-12-07 11:11:39 | Weblog

アフガンの為に尽力をつくしていたtetsu nakamuraがテロにあって死んだ。みんな驚きと共に無念を思った。アフガンでは何千人もの人々が彼の死を悼んで敬意を払ったとか。悔しかったでしょうねいくら覚悟の毎日とは言えこれからだと思って事務所を出たんだから。それともアフガンで撃たれたら仕方がないと思っていたんでしょうか。アフガンでも医師としてだけではなく日本古来のやり方での灌漑をアフガン人と一緒に取り組んでたという。アフガン人が飢えないためにとの思いで。こんな素晴らしい人が何故狙われなければならなかったのか?犯人が捕まってないので何も分からないが「他人の命って当てにならない」と俳優の故成田三樹夫さんが言った言葉が甦る。そういえば、みんな何の根拠も確信もないまま今日を自堕落に生きてるんじゃないだろうか。明日があるって信じてさ。命の自覚もなくただ漠然と「そんなもんだろう」と笑ってさ。人は死ぬってことは分かっていてもまさか今日だとは誰も思ってないからね。この世で一番当てにならないものに自分の命があっただなんて。やっぱり頭のいい人は言うことが違うね。哲学的だね。それにしても中村医師の死は惜しいね残念としか言いようがない。一言で言えば「無念」なのだ。

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