フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

山の上の無人駅

2011-03-08 17:56:19 | Weblog
高知にいて高知のことまだまだ知らないと思い知った。エンジン02で政治学者の原さんが高知まで鉄道で来た。・・・との話の中で土讃線には全国的にも誇れるスイッチバックがあると教えてくれた。山が険しく道がクネクネだから凄い難工事の末生まれた土讃線だからいろいろな工夫がされてはいるんだろうけど知らなかったな。四国は新幹線開発から逃れた鉄道の聖地だから鉄道ファンには注目のスポットらしい。その中でも愛好会が毎日清掃しているという山の上の無人駅「新改駅」は、X型のスィッチバック方式があるというので鉄道マニアの垂涎の的とのこと。


早速、弁当作って山の上の無人駅で食べようという計画を立てて実施。途中までは順調に来たけどあとちょっとというところで、犬に阻まれて頓挫。「私道に付き立ち入り禁止」とかの立て札も出てるしもう一度麓に帰って万屋さんで道を確かめたんだが、間違えてこんな山奥に家があるのかというような集落に着いてしまいそこの家の人に「駅はどこ」と聞くとここじゃない反対の道じゃ「あんな無人駅になんのようぜよ」と不審がられてしまった。やっぱり、あの犬がいる道か。今度は、車で突っ切るしかないなと狭い道を登っていくと犬がいる。車を追って吠えながら走ってくる。振り切って頂上近くまでいくと小さな駅が見えてきた。


日本アルプスでもないのにチベットでもないのにこんなところに駅があるなんてなんだか感激。


「夜の大捜査線」に出てきたような駅だな。



シドニーポワティエのミスターティブスのカバンを手渡すロッドスタイガーの署長。あのシーンの駅のようだと一人で遊んでた。プラットホームに出ると右手にx型のスィッチバックが広がっていた。



このロケーション素晴らしい。後から、あの犬が追いかけて駅まで上がって来てたけど怖がりで甘えで可愛い奴だった。



なんでも、僕が怖かったらしい。最近、人も怖がるから、反省しきり。
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