ちょっと遅い目に散歩してると、普段は、見逃してしまうんだろうけどガス灯に灯りがともったので写真を撮った。何でも日本で一番先にガス灯を取り入れたのは、島津斉彬公ということで、薩摩だったとのこと。幕末だよね。当時は、明るかったでしょうね。これくらいの明るさが丁度いいかもしれない。普段の暮らしには。医学の場とか、精密機械にはすごく明るいのが必要なんだろうけど、今の夜、明るすぎて、夜の持つ不思議さや、怖さが全く感じられない。これって、損してると思う。暗闇に潜む猫の魔性なんて、もう誰も信じられないんでしょうこんなに明るくては。チャップリンの街の灯もガス灯じゃなかったかな。心温まる話には、あの明るさが丁度だね。実際は、今見ると、暗いんだけど、鼻をつままれても分からない闇を知ってる身にとっては、あの明るさが身に染みてありがたい。灯りひとつでも100の話がある。ひとそれぞれに・・・幕末この下を駆け抜けた志士たちの思いにふけるフェンネル氏でした。
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