フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

熟成

2006-12-15 20:51:39 | Weblog
ワンセグ携帯の弱点を見つけました。テレビは、きれいに映りますが自分が老眼鏡をかけないと見えないのがわかりました。残念。これもいずれはあちこちの不満や不備を補って熟成していくのでしょう。熟成といえば酒。これは、凄いですね。ただ酔っ払えばそれでいいという人をのぞいて言えば、旨い酒飲みたいですよね。自分なんかは少量でいいから
いい酒を飲みたいタイプだから、旨い酒に出会ったときのうれしさって特別です。いま、飲んでる酒わかりますか?ストレートで飲んでます。なんにも言わずにグラスで出して言い当てる人少ないと思います。シングルモルト?12年?マッカラン?それともブランデー?焼酎も、日本酒もワインもそうですけど熟成するってこうも風格を醸し出すものでしょうか。まろやかです。その中で隠された個性が全体を覆っているのですが主張は強くありません。勝ちに行くというより負けないと言うのでしょうか当たりは柔らかです。ちょうど人でもこの人には敵わないと言う人がいるでしょう。ほぼそれに近いですね。熟成って凄いものですね。時には、かるっぽいのもいいけど、やはり熟成して人でありモノですねとフェンネルしは思いました。熟成したジャマイカのラムを飲みながら。
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新しいもの

2006-12-14 20:04:46 | Weblog
新しいものに出会うと古いものは色あせてみすぼらしく見えるらしい。何気なく見ていた携帯電話、別に欲しくも無かったけど買った。ワンセグ携帯と言うのでテレビ付だという。前のやつより20グラム重くて何ミリか薄い。きれいにテレビは映るのだけどそれがどうしたと言う感じかな。はっきり言ってテレビは見ない。普段から。でもどうせ買うならテレビ付だよね。なんて言われて自分でもふむふむと納得しながら手にとっているからおかしい。家は、パンプがテレビに反応しなくなってから点けはしてるけど見てない。何故って面白くないし、やたら扇動をしかけてくるから。自分達のいき方にはそぐはないものという認識しかないのにテレビと言われるとハードに魅力を感じてワクワクしてしまう。ソフトはラジオが断然好きなのですが。これって面白い現象だね。初めて我が家にテレビがやってきたときのこと国民行事のように今でも覚えてます。それまで主流だったラジオ隅に追いやられみすぼらしくすすけて見えて家の中の一番いい場所にデンと鎮座したテレビの光り輝いていたこと。一家団欒を絵に描いたような家族が確かに存在していました。あの頃見たアメリカのホームドラマが僕らの夢でした。そんな風に価値観を作り上げて導いてくれるものこの先出会えるのかな。単に笑ってごまかしたり、プロデューサーの価値観でしかないドラマを押し付けられても見る気はしない。ただ、新しいテレビには昔の喜びを再現してくれそうな錯覚を覚えてついつい手が出るフェンネル氏でした。
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福箱

2006-12-13 18:44:57 | Weblog
今年も早や来年の福箱を申し込む時期となりました。忘年会を1回ひかえて福箱を1つ頼むのが毎年の楽しみです。バジルに言うともったいないとか言ってすぐに止めるように言われるんだけどそれは、間違いだと思う。何が入っているかわからない。目的を持って買うものじゃない。開けたら誰でもちょっと幸せな気分を味わえる。金額に応じてだけど。これを楽しいと思わないで、もったいないなんて思う人は精神の貧しさを感じるね。無駄のある人生。結構じゃないか。少しでも驚きと喜びが感じられるんだものそのことだけに代価を払っても安いもんさ。映画が1000円だとしよう。大変感動をしたとしよう1000円やすいですよね。こんな素晴らしいものをこんな値段で見せてくれてありがとうと思うよね。この感謝の気持、大事だと思う。1000円払っているんだと思ってみるよりずっと幸せになれると思う。そんな人たちがいるから作る方も金だけではない何かにつき動かされて提供してくれると思うから、相乗効果が生まれるんだ。そうやって文化って生まれていくんじゃないかな。無駄も必要。福箱も必要。今年も頼むよとウキウキするフェンネル氏でした。
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冬の雨

2006-12-12 19:17:03 | Weblog
冬の雨が一番寒い。風が吹いたら最高に寒い。南国だから雪はめったに降らないから雪のどんよりとした寒さは想像でしかわからない。冬は寒いから有難いと言う歌がある。暖かくできるからと続いている。なるほど考えようだなと思う。人には、それぞれ冬の時代がある。それをどうやり過ごすかでその人の人生が決まる。寒い寒いと不平を言うか、こうすれば冬も楽しいと考えるかで随分と違ったものになるだろう。天使よ私の場所を開けといておくれ。君よ伝えてくれないか。ただそれだけで僕は生きていける。この冬の雨の中で。gloomy day gloomy night 僕は嘆かない。いつかまた来る春の日を夢見て、わたしの場所で待っている。語らず、動かず、ただ、雨が通りすぎるのをじっと待つ。今はそれしかないのだから。こんなイメージが冬の雨にはあります。それでも否定的ではなくさりとて肯定でもなく、心の隙間を少し温めるくらいの工夫をしてやり過ごす南の国の冬のすごしかたかなと自嘲気味に感じているフェンネル氏でした。それにしてもパンプは、あんだけ大声で話すのでしょうか。冬の雨にも負けず元気です。
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ハイネとペイネ

2006-12-11 19:19:38 | Weblog
世の中には、ハイネも語らず、ペイネも見ず、愛だ恋だは煩わしいといってただ享楽のみに走ってしまう人生もあるらしいとこの間気づきました。私どもは、愛と恋とりわけハイネとペイネとともに生きてストイックな暮らしをしているものですからちょっと信じられないのですが、そんな潤いの無い生き方もあるのですね。私なら死んでしまいます。心の隙間を潤わすものが無い人生なんて考えられません。愛と恋と平和が語れるから、自律と言う言葉が意味をもつと思いませんか。ただの笑いと、幾ばくかの快楽をもらって楽しいつもりになってるだけだなんて全く退屈なことです。バレンチノとバレンチナのようにラブパスポートを手に入れて世界中に旅立てたらどんなに素敵なことでしょう。何時しか彼らは、自分達の精神世界に入ってきて自分達を世界中へと連れて行ってくれます。そして愛と平和のメッセージを自分達の心に植え付けてくれるのです。それだけでも幸せなことだと思いませんか。潤いの無い人生なんてハイネもペイネも語らない人生なんて考えられないフェンネル氏でした。
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フリンジ ジャケット

2006-12-09 18:32:11 | Weblog
最近、映画は、時代劇だし、服は、ウエスタン調に目が行きます。中でもフリンジの一杯着いたジャケット泣かせますね。もう舞台衣装でしか着てないからとか、あわせにくいよとかいろいろ言われますけど何故か惹かれます。子供の頃から西部劇で育っていますからね。黒がいいのかな、茶がいいのかななんてもう購買意欲満々ですが、これが、思ったより高いのです。やはり、どこかお遊び気分で買うものでしょうそれにしては、お値段が予算を超えます。理由はわかっています。ハンドメイドのものが多いのと鹿とかラムなどの軽いのは高いのです。ピッグスウエードでもそこそこの値段なのですからそれを着て自転車に乗れるかとか、バブゥァ-のコートが買えるじゃないかとか悩むのです。それにジャケットですからコートほど温くは無いしムムムと考えます。限られた予算ですからね。ベストはイメージにないし古着は、フリンジがのいてたりするし、安くていいデザインのものないかなと思いつつ、リッズテイルを着てニットキャップをかぶりスーパーにお買い物に行くフェンネル氏でした。
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信じる

2006-12-07 19:39:52 | Weblog
信じるってなかなか難しいテーマですね。特別なときは、そりゃぁ信じて力を発揮できるのでしょうが、普段のときは、力いれてませんから、でも、信じた上で話しているのですけど、どうしても自分の考え、男の見方、女の見方が先走ってしまって、相手を屈服させようとアドレナリンが沸沸と沸きあがってくるものなのです。相手も負けていませんから、些細なことで大喧嘩になってしまうこともしばしばです。全く凡人って面白いですね。喧嘩の最中は口角泡を飛ばすがごとく言い切っておいて、時間がたつと言いすぎたかななんて反省して、相手の出かたによってまたもめたり。誰かにお互いに信じてないの?と言われるまで信頼に気づかないことってありませんか。そんな日常を視線を低くして見ている人もいるんだなとある映画を見てふと思いました。信じるこれが人間関係の基本だとフェンネル氏は、改めてそう思いました。
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2006-12-06 09:33:03 | Weblog
普段は何も思わなかったのだけれど、この看板のあったところ昔の動物園の前です。犬どころか、象やライオンにサルに熊、ワニもニシキヘビもそこにいたのに、今は犬を入れるなとあります。まさに権力の横暴、行政の愚策以外の何物でもありません。御台所跡は動物園を作る前からわかっていたことだから全くご都合主義だと笑ってしまう。おそまつだな。その上に看板まで出して恥の上塗りだと思いませんか。史跡も文化財も大事にしない県に未来がありますか。その場しのぎのやり繰りにビジョンと言う言葉をあてはめるのでしょうか。恥と言う概念、もう少し考えた方がよさそうだと思ったフェンネル氏でした。

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冬が来た

2006-12-03 18:41:51 | Weblog
冬が来た。あんまり夏の終わりが続いたものだから秋が鮮明じゃなくて何か混ざったものの感覚でずるずるとしてたけど冬は、やはりきっぱりとしてますね。今日から冬です。慌てて冬の服を出そうとしましたがまだ夏服が部屋の中に散らばっているからすごく変な感じです。でも、寒くなってきましたからセーターや暖かいパンツを出さなくては。うちは、ストーブが使えないからウォームビズでいかなければと森の中の一軒やの着膨れた山男を想像しました。パンプも火が欲しいらしく空っぽの石油ストーブを見ては「これに火をつけたらいいのに」と恨めしそうに言いますがパンプがちょっとあっちに行ってるときは、家まで燃やしかねませんから仕方がないのです。エアコンのぬくもりは二人とも好きでは有りませんし、だから、少々着膨れた我が家の冬なのです。もう慣れましたねとフェンネル氏はつぶやきました。
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心筋

2006-12-02 19:00:35 | Weblog
心臓が痛い。胸の痛みに耐えかねてというか、朝からずっと痛いのです。こんなのは初めてです。心筋梗塞の前触れか、狭心症の前兆か気になります。ただこの痛みと言うのは不思議ですね。それにとらわれて、一日中憂鬱です。なんせ痛いものですからやはりほっとけません。刺が心臓にささってる状態かな。重い心臓病患者を装って絶対安静だと言って遊んでましたけど何時しかそれも飽きて起きだして来たもののやはり心臓が痛いのです。これは、明日の朝起きてこれなくて冷たくなっているのかもしれない。そんな不安も頭をよぎります。なんせ場所が場所だけにさすがに参りました。まぁ疲れだろうから寝れば治ると思うんですけど結構長いですねこの痛みは。誰かに遠隔操作で五寸釘を打ち込まれその先が心臓の表面を刺しているような状態です。なかなか健康と旨く付き合わなくてはいけないお年頃になってきましたねとフェンネル氏は思いました。
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