フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

spew

2021-04-20 08:21:34 | Weblog
福島の原発汚染水を海に放出するとか何とか言ってるんだが下水も海に流れてるんだよね。法律のことは分からないんだけど海に流すのはちゃんと処理された水と言うことになってるのかな。ところが大雨や洪水の時はそのまま海に放り出されるわけで化学物質やら大腸菌やらが海へ直接入るわけでしていくら海が広いと言っても世界中がこれをやってるわけでして、いつか海は腐るのかと思ったりもして。大きくて広いものに甘えてばかりはいられないと思うんだけど分かりやすく言えば中国13億のトイレがビーチにどっと流れてきた中で泳げると思うのか?海は青くていいなとでもいいながら。そういうことだ。イギリスなんかはAIを使って海に流さない方法を研究してるらしいが日本はどうなんだろう。フクシマの原発汚染水を海に流すって発想だからまだ無理なんだろうな。掛け声すらないからね。大気汚染、海洋汚染、気候変動これほど身近になろうとはね。

菜の花畑で泣いているのは
あれは赤ん坊でしょうか
中原中也の詩に
こんなのがあったような
若い時にあれほど好きで
読んだ中也の詩も
今ではほとんど覚えていない
時たま
人間の脳ってどうなってるんだろう
と思う
いつか汚れた海を見ても
汚れた空を見ても
なんにも感じなくなってしまうのだろうか
そんな恐ろしさを
この頃
感じてしまう
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inferno

2021-04-19 07:20:51 | Weblog
南アフリカのテーブルマウンテンと言ったっけそこの山火事が広がってケープタウン大学のキャンパスに燃え移り歴史的建造物が燃え落ちていると。まさにインフェルノ。ヘリコプター3機が消火活動に当たって空から大量の水を撒いてるそうだがまだ火は燃え盛ってるそうな。火が山からの強風に煽られたそうだ。早く鎮火することを願う。消防士1人が怪我をしたとも言ってたな。山火事の消火活動は大変だろうな。学生たちは避難させてるというが犠牲者が増えないことを祈る。

昨日は僕の若い友達の子供の
陸上の試合があるというので
今朝の新聞を楽しみに開いた
その競技では第一人者だったから
負けるなんて思ってなかったんだけど
名前はなかった
フライングかな 何があったか知らないが
若いから次があるさ 負けてから強くなるんだ
とジイさんは気にしていない
他人事だと思ってと
友達は言うかもしれないけど
夢を見させてくれるタイムマシンを
キミは持っているんだから
気持ちはジャンプで
いこうね
闘って勝って敗れて
若いっていいなと
こんなとき思ってしまう
年を取ったんだよと誰かに囁かれて
そうだなぁと振り返る
友達の笑顔が遠くに見えた
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choreographer

2021-04-18 08:34:27 | Weblog
元ロイヤルバレー団の振付師Liam Scarlettが死んだとか。35歳だったって。死因は発表していない。性的問題を起こしてロイヤルバレー団を追われたという事件は聞いたことがあったけど35歳でねぇ。エイズ?コロナ?薬物?といろいろ思ってしまう。やっぱり札付きになったということは仕事の面でもキツカッタのでしょうかね。たった一度の躓きでと思うけど世の中そんなに甘くないからね。プロの世界ではなおさらだろう。そういう世界に自分はいるという自覚だけなんだがね。こいつが難しいんだ。そういう世界でなくとも何か一緒にするとムカつくヤツっているからね。レベルは違っても人は大差ないのかもしれない。

天気がいいから
思いっきり
体を伸ばしたい気分
「セピア色の答案用紙」は
まだまだ余韻が続いてて
僕が腰が痛そうに歩いてるから
と言って
自分が知ってる温泉に
浸かりに行けと
同窓生が電話をくれた
あんまり知らない人なのに
あの会場でどこのバァサンと
思っただけの人なのに
同窓生って面白いね
すごく親しげに心配
してくれるから
これもあのイベントの
効果かな
まだまだ反響は
ありそうだね
どんな形かわからないけど


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bygone

2021-04-17 08:30:08 | Weblog
遠い日
あれは遠い日のことだった
すぐ近くの出来事だと
思ったものだったが
終わってみれば
ずっと遠い日の幻だったのか
過ぎ去りし日々の
微かなる騒めきに
新しい夢を見させてもらったように
夢から覚めれば
何事もなかったと知らん顔して
みんなそれぞれの暮らしに
帰っていく

何一つ残さず
何一つ伝えず
サラサラと流れる小川のように
また会おうと言って

今日の曲は「bygone」
流れ去った日々を奏でる



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spring cold

2021-04-16 08:06:58 | Weblog
春なのに寒いね。陽の光は十分なのだけど気温は光ほど上がらない。こんな時は部屋の中に花を飾って楽しむのもいいかな。詩集なんか読んだりしながら花を見つめるか。もちろん実際はこんな作業場のような汚い部屋に花なんぞ飾れるわけはないんだが人は想像の翼ってものがあるからね。僕が覚えているのは昔テレビで見たパリのケンゾーの部屋だったかオフィスだったかだ。そこには専用の花を飾る人がいてね。友達とか言ってたっけ。頼まれて部屋の花をコーディネイトしてると言ってた。ちょっといやだいぶオカマっぽいオッサンだった。そいつがクラシックなオシャレであったことに好感が持てた。そのオッサンが花を飾るのがうまかったなぁ。まるで一つの作品のように部屋を仕上げていくんだ。ケンゾーのインタヴィユーは覚えてないがこのオッサンのことは覚えている。ケンゾーってファッションデザイナーのケンゾーだよ。若い人は知らないだろうな。

花を置くって
絵を描くのと同じかな
そう思って見ると
色の配置や花の形が
とっても気になりだした
ここに緑を効かすってことは
とかいろいろと制約があるんだね
緑も何色も
花にはあるんだし
白とかピンクとかいってもねぇ
混色は出来ないし
花は生きてるしと
語りかけてくるしと
扱いはとっても難しい
だけど上回る喜びと
楽しさがあるんだろう
オレなんか
花より団子だからなぁ
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rewilding

2021-04-15 08:55:35 | Weblog
やっと落ち着いてきた。あとは作品を教室に回収にいくだけだ。10作品も出品してたから運ぶのが手間だね。昨日はYouTubeでたまたま牛糞を混ぜて土づくりというのを以前見てたのでウチの畑もやってみようと牛糞なるものを買って畑に行った。一袋40キロで300円ちょっとだった。畑と言ってもねイノシシのイノちゃんが耕してくれるから何にもできないんだけどそれでも土に触れるってワイルド感があっていいもんだからなるべくイノちゃんが興味のないものを植えることにしてる。腰がダメでなきゃ山男だから40キロでも60キロでも大丈夫なんだけど今は持てない。三歩あゆめず。年寄りの冷や水の如く肩までようよう上げて段々畑を3段下りる。地獄の責め苦のようだった。牛のフンを担いで汗だくだく。これがホントの「糞」
だね。まぁ何とか無事に混ぜ込むことが出来ました。

冬の間にだめかもしれない
と思ってた君子欄が
咲きました
いつの間にか
桜は散って八重桜が
満開を過ぎて
残ってるだけ

山の畑では藤の花が
迎えてくれました
絵を描く間もないほどの
あわただしさです
咲き急ぐ散り急ぐ
なんでそんなに
いそいでいるのかなぁ
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piano

2021-04-14 08:28:52 | Weblog
もしもピアノが弾けたなら・・・じゃないけど今日はそんな気分。なんか頭の中に音楽が鳴っていてもらいたい。自分で何をどうすることも出来ないので誰かの音楽を聴きながら演奏してる気分に浸る。こんな時楽器がまともに出来る人はいいなとつくづく思う。マトモじゃないけど畑でアイリッシュホーンでも吹いてみるか。あれで吹けるのはスカボロフェアだったっけ。音がまともに出ればね。なんで簡単に音が出る笛を人間は作らなかったんだろうとブツブツ。

新聞に載ってた映画のワンシーン
今朝の気分にピッタリと
小さな100円のスケッチブックを
取り出して夢中で描いた
所要時間10分
たしか
海の上のピアニストとか
書いてあったっけ
今日はとにかく音楽が
やたらと欲しい気分だったので
描いてるうちに
ピアノの音が聴こえたりして
気持ちが落ち着いてきた
絵は粗いけどいい気分
絵で音楽を取り入れるってことも
僕は出来るんだぞ エッヘン
ただ年寄の幻聴とも言うらしいけど

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praise

2021-04-13 07:07:08 | Weblog
思ってもみなかったけど昨日は携帯が鳴り止まず。みんな同窓生から「よくやってくれた」「良かった」「感動した」「次もやってくれ」とのお褒めのお言葉。あんまり褒められたことのないオレはキョトン。まるで観客動員数で「鬼滅の刃」を抜いたかのような感動を覚えた。コロナの時代の新しい同窓会のカタチを示したのかなぁ。「5年後にもやろうよ」と作品出品者から自然発生的に起こった言葉がすべての結果を表している。新しい作品作れるのか…とも思うけど、今は「やったね」とはしゃいでいる。

「綻びを 繕いながら 針の糸 次へ次へと 希みつなげる」
みなさん
ご来展ありがとうございました
みんなに喜んでいただいて
よかったです
新聞掲載
テレビ放映
ありがとうございました
ともチャン
来てくれてありがとうございました
カズカズは忙しくって
来れなかったけど
応援ありがとうございました
ミッちゃん
最大級の誉め言葉ありがとうございました
ケイちゃん57年ぶりかな会ったの?
そして姉さん
パンの差し入れありがとうございました
一つの行動をおこしたら
みんなの有難さがよくわかります
一人で生きてるんじゃないんだと
いつだって希望はあると・・・・
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tough

2021-04-12 08:21:18 | Weblog
あっという間の一週間。時間は早く感じましたが疲れ果てていました。年のせい、腰のせいと言うことを差し引いても展示会はタフな仕事です。仕事と言うのもナンだけど。読売新聞が最終日にも関わらず掲載してくれた。記者が水彩画展の取材に来て「セピア色の答案用紙」(コキ美術展)を見て「こっちのほうがオモシロイ」と言ってこっちに鞍替えして取材してくれたものだ。人を惹きつけるものって何なのでしょうね。面白さと笑いだろうなと感じた一瞬でした。オレたちはプロの技術でもないしほのぼのとした絆だけでもない。記者も笑いこけてしまうようなこの時代にはない昭和の時代の笑いを醸し出していたんでしょうね。

木工のミッちゃんを主役に
黒い帽子で脇を固めるオレ。
サナエちゃんが後ろで
ガーコが横
脇の3人は高校も同級生だ
全く関係が密なんだねぇ
読売は最終日に掲載だから
オレのことは映画俳優と
書くようにと言ってたのに
勝手に実行委員長となってた
まぁ いいか
今日はまだ片付けがあるから
明日から年寄りの日々
それもそれでいいかな
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last spurt

2021-04-11 06:52:39 | Weblog
いよいよ水彩画展とジジババ文化祭の最終日、腰が痛いのをこらえてあと1日と頑張りどころです。「セピア色の答案用紙」に出むいてくる中学の同級生は会っても分かりません名乗っても分からない時がありました。「俺でーす」と親しげに挨拶しながらやおら補聴器を耳に入れるのにはビックリした。そういうお年頃なのかと納得もしたけど。なんせ55年前ですからね。とりわけ女の人は分からなかったです。みんなオバちゃんと言うか婆ぁですから余計に分かりません。いつもつるんでいる人はどんだけ不細工になっても分かりますけどね。久しぶりも久しぶりに会う不細工は全く異星人でした。時の経つのは恐ろしいとはこのことか。みんな太って目がテンになってるんだもんなぁ。笑っちまうぜと腰の曲がったおジイが笑ってもしょうがないけど。

ラストを飾る展示作品は
これだ「日焼け止め」
みんなが僕の絵を見て
お世辞か同級生だからか
分からないが
褒めてくれるんだ
腕が上がったねとか
今回はいいねとか
でも何で
上から目線なのかね
絵も描いたことのない
同級生なのにと
ブツブツ
絵は人それぞれの
楽しみ方があるから
まぁいいか
オレは適当障害だからなぁ


  
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