heart to heart

中学を卒業して55年も経つといろいろあるもんで昨日は会場に同級生の兄だったという人が見えてた。ケイイチ君の兄さんだね。ケイイチ君は何組だったっけ？兄さんは会場のテーブル前の椅子に座って熱心に僕らの卒業アルバムを見てた。あっケイイチ君そっくりなんて言いながら兄さんに話しかけた。ケイイチ君はどうしてますか。「あいつは31歳の時に事故でなくなりました」とぼそっと。僕は、言葉がでなかった。遠いことのようであり兄さんにとってはずっと近くに思ってることでもあるかもと気遣って。「僕は高校の教師をしてました。あいつもこんな催しがあればきっと来ただろうなと思ってきました」そう言って僕らに笑って手を振って帰って行った。後ろ姿を見ながらみんな　しんみりとしんみりと・・・・。

テレビの取材に来てくれたMCのマイさん
僕の絵の前で写真に納まってくれた
この人の取材方法は自然体で
僕らのありのままの姿を引き出してくれた
凄く好感が持てました
「美女と野獣と私と」という
僕らの知っちゃかめっちゃかぶりを
ほとんど編集なしに流してくれました
そのせいか
効果抜群でいまだにテレビ見たよって
言われます
もちろん大笑いしながら・・・・。

u fu fu

昨夜も「セピア色の答案用紙」の放映がテレビ高知でありましたがコロナのニュースに押されて1分くらいの短いバージョンでしたので特に面白くも何ともなく私のインタビユーだけでした。ライオンもトラも出てこなかったのでなんとか話題にもならず消えていくでしょう。ライオン、トラ、マントヒヒと大賑わいだった高知さんさんテレビでの放映は話題沸騰で先に放映されたにもかかわらずいまだに笑いの渦の中にいます。今、ビデオで見た横浜教室の連中に大うけだそうな。「高知は気が狂ってるね」なんとか言ってるらしい。


「セピア色の答案用紙」の会場とボクの出品作です。
さすが中日ともなればダレてくるもんで「疲れた」と思っていると同級生から思わぬ差し入れ。🍙おにぎり30個だ。まだ温かい。「さっき急いで握ってきたから」とハーハー言いながらやってきた。「誰だっけ？」「何組？」とお互い分からないのに🍙もらってニッカリ。だんだんとお互いに思い出してきて「オーお前かー」となってしまう一足飛びの内解け。看護婦（看護師）をしてたと言ってたからオレたちが疲れ果てていることが分かるんだろうかね。あったかい「おにぎり」気持ちが嬉しいね。懐かしさよりありがとうが多い「ジジババ文化祭」もとい「koki美術展」です。u fu fu

I hi hi

今回の「水彩画展」は「セピア色の答案用紙」に完全に食われました。イメージが強烈な方に目がいくものですね。でも観客数は相乗効果でほぼ同じくらいですけどね。同じフロアの別会場ですから。この作戦は当たってます。昨日は読売新聞の取材が水彩画展でありましたがセピア色を見て「こっちが面白そうだから」とメインがセピア色になりました。喜ぶべきかどうかは置いといて記者はどんどんこちらの取材を始めていきます。するとわが水彩画教室の主催者でセピア色の実行委員でもあるセッちゃんがジジババ文化祭を「いま美術館でホキ美術館名品展をやりゆうろう私らぁはコキ（古希）美術展やき」と説明してましたがこれはさすがにボツだろうな。」


水彩画展の会場とボクの作品。
僕の作品の前で愛媛から来たというちょっと太めのオバちゃんが「この絵大好き」というので「お目が高い」と言うと「横も広い」と切り返された。さすが俺たちの水彩画展を見に来る人は違うなと感心しきり。ついに中日を迎えました。このノリけっこう疲れます。家に帰ればぐったりなんです。美術展って体力勝負だと思わなかったなぁ。イッヒッヒ・・・・。

a ha ha

テレビって出るもんじゃないですね。オレなんか「どこの年寄がウロウロしてんだ？」と思って見てたらオレだった。あんだけ髪は盛って顔は修正しとけと言っておいたのに100％そのままで出しやがってしかも割合長い時間流すの。コロナ以外に目立ったニュースがなかったもんだから番組の20%はオレたちのことを流してた。言ってくれたら絵コンテ上げたのになぁ。もう言いたい放題でシッチャカめっちゃか。番組スタッフは面白かっただろうけどオレたちはもう「アハハ」と笑うしかない。グッスン。


開催会場と取材スタッフ。番組ＭＣのマイさんが直々のお出まし。オフレコで僕の絵が一番好きだと言ってくれた。「いいやつだなぁ」とその瞬間に気に入った。みなさんお疲れ様でした。この次はもっと上手くやりますから。今回のことは「夢を見たと思ってお許しを」・・・次はないか・・・来年の桜を見ることができるかどうか危ういものなぁ。「あ　は　は！」

interview

始まりました別名「ジジババ文化祭」。コロナで話題がないのかそれとも珍しいのか今日は地元の新聞社とテレビが取材に来るとの連絡があった。それをメンバーに言うと何をトチ狂ったのか舞い上がったのかバァサンたち美容院へ行ってしまった。「お前たちに取材に来るんじゃないぞ」と言っても上の空。今日はこってり厚化粧のオンパレードかなぁ。いつもなら「当番してくれ」と言ったら渋るのに今日は朝から来るって。オイオイ頼むわー。

昨日開催準備に10人位来ていてそのうち動けるのが3人だけだった。みんな腰が痛いって。一人は手術してのリハビリ中だった。でも気持ちが有難いと思って昼にはサンドイッチを出してあげた。そしたら「カツサンドはいらないから卵サンドとかえて」なんて中学の時のまんまなんだから。バァサンはやってられんなぁ。「お茶とコーヒーどっちがいい？」「コーヒー」「お茶」「ハイハイ」と紙コップに飲み物を注ぎながら仲間っていいもんだなぁと今更ながらそう思ってた。

carry

今日は搬入の日。水彩画展とジジババ文化祭をそれぞれの会場で同時に開催するので大忙し。会場別といっても同じ会館の同じフロアでの開催だからまだましだがジジババ文化祭が初めての開催だから緊張するというのも一部現場集合で前もって作品を見てないからだ。会場レイアウトも作品を見てから現場で決めるというんだから一切は現場には行ってみないと見当つかない。まずは9:15にパン屋によって手伝いに来てくれるジジババの昼食のサンドイッチを取って来ることから始まる。ジジババは腹が減ったらウルサイからね。

さぁキックオフの準備は出来たかな
なんせ
年寄のすることだから
いろいろと
アクシデントもあるだろう
ラインを送っても
見てない
電話をしても
でない
作品が車に入らない
急にぎっくり腰になった
などなど
昨日だけでも
こんだけのこと
言ってきた
さてさて
どうなりますことやら
今日の出来不出来に
かかってます

multiverse

Michio Kakuという日本人がイギリスの新聞に大きな写真で出ていたから目がいった。指揮者かなといった風貌で目が活き活きとしてる。目が死んでるどこかの首相とは大違い。これぞ日本人と思える誇り高き面構え。何してる人かなと新聞を見てみると（読んでみるとと言えないところがご愛敬）ニューヨークシティカレッジで理論物理学を教えている教授だった。つまり科学者だ。 string theoristでと言われても何のことか分からないが如何にmultiverse（多次元宇宙）はすべての宗教を統一できるかあらゆる理論は我々の掌中にあると宣わってる人らしい。アメリカではテレビにも出て人気者だとか。ブラックホールの裏側に何があるかはアインシュタインを越えて量子力学理論に行かなければならないと言われてもなぁ。まだまだ世界にはいるんだ日本人のサムライが。web telescopeが整備されてきたらエイリアンの文化に触れる機会があるかも知れないって。ワクワクドキドキ・フ~ンだね。

宇宙もいいけど
昭和の子もよかったぞ
と言いたげな1枚
いよいよ
明日搬入　明後日開催の
「水彩画展」への
僕の出品作の1点だ
どうにか
ぎっくり腰も治りかけたし
すべてが間に合った
開催期間の6日間は会場にいます
コロナ禍だから
あまり強くは言えないけど
是非見に来てください
同フロアの別会場でも僕は
ジジババ文化祭を開催してます
まさにマルチヴァースですと
いうのかな？

HOKI

高知県立美術館で開かれている「ホキ美術館名品展」に行ってきました。なんでこんなスゴイものが高知で開かれるのか分かりませんが、まぁ田舎のことですからコロナ禍中に見に来る人も少ないだろうからと安心して高知に64点もの絵を貸し出したのかも知れませんね。ホキ美術館は世界で初めて写実絵画専門美術館として2010年に千葉市に開館した美術館ですよね。図書館から借りてきた写実画とかホキコレクションの画集とかで作品はおなじみでしたが生で見るのは初めてでした。もうビックリ、ウットリです。都会と違ってグッと作品に寄ってみれますからね。微かに見える筆の後にウ~ンとうなったり、どうやって描いてるのか分からずに？？？だったり。絵は好き嫌いの世界ですからこの中でも好きと嫌いの絵があることが面白かった。

これは唯一写真撮影可の小木曽誠さんの作品。小木曽ちゃんはYouTuberだからオープンマインドなんだろうか。小木曽ちゃんらしいと笑ってしまった。小木曽ちゃんと呼ぶのはYouTubeでのキャラクターがそういうんだから自然とそうなった。東京芸術大を首席で卒業し、いま佐賀大で教授をしながら画家としても大活躍の小木曽ちゃんでもこの中ではやっと中堅だって。どんだけの世界なんでしょうね。人物画は勿論だが島村信之さんのニジイロクワガタやオオコノハムシには腰抜かすって感じ。いやぁいい一日でした。満足でした。まだの人は是非見て下さい。カメラを通さない人間の目の迫力を感じて下さい。絵っていいな。

unlock

アメリカで17世紀のアラビアンコインが見つかったんだってね。当時のアメリカ人が中東に行って戦争してるわけでも無いしアメリカのどこかの港を基地として大西洋で暴れまわってた英国の海賊のモノらしいとの説。その海賊のボス、キャプテンエヴァーリーだったかエヴェリーだったかが忽然と姿を消したことがミステリーとして残っているってね。この金貨を追って行けばその謎が解けるのではないかと話題だって。誰でも捕まりたくなかったら一般人に紛れ込む。その金はほとぼりが冷めるまでの間、寝かされていて掘り出す前に死んだとか？それとも改心してその金に手をつけなかったとか忘れたとか誰かに奪われたとか・・・憶測を呼ぶなぁ。何故アラビアコインなんだろう？栄えていたんだろうか。夢があるなぁ。少なくとも「マンボウ」よりは。

静かな鎮守の森
清らかな川の流れ
斯界と異界をつなぐ橋
禊というのかな
そんな気持ちで橋を渡る
神が鎮座する結界
森を見て木々を見て
社の前で
拝む
礼と柏手
水の音　風の音に
柏手の音がリズムよく
乗っていく
人々の畏敬の念の空間
神域とは
言い得て妙だねぇ
神色に染まって
また橋を戻る　
振り返らずに

overlooked

見落とされた才能っていうのは世の中いくらでもあるもんで誰かが見つけてあげなければ歴史の中に埋没してしまう。その中でも浮かび上がってくる才能って言うのはやはり作品のパワーが違うんでしょうか。
Sally RyanのThe Martiniqueという彫像を見てそう思った。見落とされたというのかどうか100円ショップで500円で売ってるメスティン。これが優れものなんだ。

メスティンというのはスウエーデンの飯盒なんだけど1合炊きなら25gの固形燃料で半自動炊飯。本当かなぁと試してみたらこれが手間いらず。1合のコメを洗ってジップロックへ。目的地に着くまでに水は浸透。

メスティンに洗った米を入れて水を200㏄だったか250㏄だったか。オイラは指で計るから適当。固形燃料を燃やしてその上にメスティンを乗せるだけ。固形燃料25gが燃え尽きる頃ご飯が炊けてる。手間いらずだ。その間におかずをバーナーで煮た。煮込みハンバーグ。

玄米入りだがら銀シャリとはいかないが炊き立ての飯はウマい。100円ショップもいいもの作るなぁ。気分はすっかり100円ジジイです。