みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

◎Vn.発表会 大失敗の巻

2024年07月15日 | ヴァイオリン
この日はこの時期恒例のバイオリン発表会だった。
今回は、バッハのバイオリンコンチェルト1楽章で臨む。
足かけ1年の練習期間を経て、それなりに、満を持して(嘘)臨んだはずだったけれど・・・。

やってしまった!
終盤で、真っ白になってしまい30秒ほど、落ちてしまった。
ピアノ発表会ではよくある悪夢の真っ白トラブルだけれども、バイオリンでもやってしまった・・・。
ピアノ発表会と違い、伴奏のピアノの音だけが、無常に流れていく・・・。
悔しいけれど入り直せない。
あ~、何と言うことだ!
なんとか戻った後のラストの決めの音も外してしまった・・・。残念・・・。

問題の箇所は、練習時にも危なさに気づいていたところで、事前に何回も反復練習したのに。
入り直しの予行練習もしておけばよかったと思っても、後の祭り。

とは言え、いい点もあった。
・左手の脂汗でポジション移動が難しさは、以前ほどは感じなかったこと
・今回、緊張は少な目で、右手の震えは少なめで済んだこと
 (発表会の経験を積んだことが大きいかもしれない)

先生や仲間からは、いいコメントをもらえて、嬉しいけれど、
録音を聴いてみると、全体、やはり微妙に音程が低くて、まだまだ、人前で弾いていい日は遠そう。

他、思い出としては・・・、
・いつもにもまして、ちびっ子たちが、本当に可愛いく感じたこと
(ちびっ子の演奏には性格がとても良く現れて面白い)
・教室の皆さんが、難しい曲にチャレンジされていること
・素敵な先生方にお会いできるのは嬉しいなあ、などなど・・・。

七夕から少し遅れてやってくる1年に1回のお祭りは、これにて、おしまい。
また1年後!

<演奏曲>
バッハ / バイオリン協奏曲イ短調1楽章
ビバルディ / 合奏協奏曲Op.3-8 1楽章(合奏)
こぎつね (合奏)




このホールは来年は改装工事で使えないとのこと。
とても雰囲気のいいホールなので、このままの姿で残って欲しい・



@長久手市文化の家 森のホール
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◎遂にバッハのコンチェルトに到達!

2023年08月19日 | ヴァイオリン
発表会後の初レッスンだった。
次なる曲は、バッハのバイオリン協奏曲1番の1楽章!
もうすぐ苦節13年?だけど、遂にこの時が巡って来た!

さすがは名曲中の名曲、学習者をその気にさせる、魔力を秘めていて、この1ケ月はすっかり憑りつかれてしまって、練習に励む。
ピアノもオケの曲の練習もそっちのけで・・・。
とは言え、今まで弾いてきた曲と比べると、格段に本格的で、長い。譜読みも大変!
課題が困難だと、却って、何とか攻略してやろう!と気持ちが奮い立つところもあるのだけど・・・。

音程の定まらない箇所多数、躓く箇所多数だけれも、とりあえず、1楽章の最後まで、たどたどしくも繋がった!
1楽章は超絶難しいと言う箇所もないので(オケの曲と比べると)、あとは、先生の指摘事項を守って、弾き込めば、形になる気がする。
憧れのこの曲を我が手で奏でる喜びは格別で、本当に、よくぞ、ここまで来たものだと思う。

<重音練習>
曲とは別で、半年前から、重音練習もやっているのだけど、こちらは極めて芳しくない。
一向に音程が定まらない・・・。
今日頂いたアドバイスの通り弾いてみたら、今まで、ダメダメだったところが、嘘のように弾けたので、
狐につまされたような妙な気分だった。

もっと、時間が潤沢にあれば、丁寧に、もりもり練習できるのに・・・。
でも、オケの本番が1ケ月後に迫ってきて・・・。山にも行きたいし!(笑)
超時間逼迫・・・。

====
<レッスンメモ>
・タイが長くなりがち

Hilary Hahn plays J.S.Bach Violin Concerto No.1 in a minor BWV1041-Deutsche Kammerphil. Bremen


バッハ ヴァイオリン協奏曲 第1番 第1楽章(ピアノ伴奏版) J.S.Bach Violin Concerto No.1 1st mov.


【鈴木メソッド第7巻】4-1.協奏曲イ短調第1楽章 / Suzuki method vol.7 Concerto a-moll 1st mvt

コメント (2)
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Vn発表会

2023年07月22日 | ヴァイオリン
この時期恒例のバイオリンの発表会だった。
七夕の少し後にやってくる、1年に1回のお祭りで、1年ぶりに、顔なじみの教室の知り合いとも、再会。



今年の曲は、ヘンデルのソナタ第1番の3,4楽章。
スズキ教本で続いたヘンデルの最後のソナタ!
快活で優雅で、とても好きな曲だったけれど、結果は、残念、60点ぐらいの出来かな?
曲は、わりと弾き易く、余裕があったはずなのに・・・。

2か所ほど、1週間前の合わせ練習以来、急に失敗するようになってしまったところは、やはり失敗してしまう。
修復は叶わなかった。
失敗癖も学習してしまう自分は、なんなんだ!
(後で先生に聞いたら、プロでもよくあることで、練習しすぎないようにするのが良いとのこと・・・。そんなあ・・・。)

5月連休仕事に追われ、特にこの1ケ月は、密度の薄い練習しかできなかったのが、予定外・・・。
(恨めしい、電帳法とインボイス対応・・・。)
もっと早くから、暗譜(頭の中でフィンガリングできるレベルで)すれば良かった・・・。

相変わらず、うまく行くか、失敗するかは、時の運であることを再認識・・・。

森のホール@長久手
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◎ ヘンデルソナタ HWV361

2022年09月03日 | ヴァイオリン
前週に続き、レッスン。
1楽章も、早く合格をもらえるかも?
難関の2楽章、重音の練習方法を教わる。

1.まず単音から始める。ボウイングは適当でOK
2.左手だけ、重音を押さえる。右手の弓は単音で、ボウイングも適当でOK
3.右手の弓を重音にする。
4.ボウイングも本来のボウイングにする。

要は、少しずつ、できるところから始め、できることを増やしてゆく。
(ピアノの難曲で、を左右別々に譜読みするのと同じ)

このところ、バイオリンが好調な感じなので、この勢いでなんとか、難所の重音を突破できるといいな・・・。

あと、付け加えると、もう何年もやっていた、音階とアルペジオ練習が、ニ長調からイ長調に!
ささやかに嬉しかった!

【鈴木メソッド第7巻】3-2.ヘンデルソナタ第2楽章 Suzuki method vol.7 / Sonata 2nd mvt.

ありがたい!とても参考になる。

Handel Sonata A-Major, Ensemble Vintage: Ariadne Daskalakis, Gerald Hambitzer, Rainer Zipperling

2楽章は、ちょっと速すぎる・・・。

G.F. Handel - Violin Sonata in A major / HWV361 Op.1 No.3

こんなふうに弾けたらなあ。
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◎コレルリ スピード合格

2022年08月27日 | ヴァイオリン
この日のバイオリンレッスンは、コレルリのクーラントがまさかのスピード合格だった。
このところ、1曲に数か月~半年かかるのが普通で、2回目(1ケ月)でOKになった記憶がない。
個人的には、すばらしい快挙!
先生の息子さんが、将棋大会で3位入賞とのことで、先生、上機嫌だったかな?

=====
<レッスンメモ>
●左手3・4の独立
 振りかぶってみる!

●左手の弦移動の時、手が大きく動かないようにする。
 手の位置はキープ。

●左手は力を抜く、それでいて、右手の弓はしっかり、弦につけて
 (右手と左手の独立!)
=====
次は、再びヘンデルのソナタ!
まずは第1楽章。
そして、重音が弾けるようになる気がしない、超・手強そうな2楽章がやってくる!




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◎コレルリのクーラントへ

2022年08月06日 | ヴァイオリン
バイオリンのレッスンだった。
発表会明けの初レッスン。
今回から、鈴木7巻の2曲目、コレルリ合奏協奏曲Op6-9からのクーラント。

この曲、練習するうちにとても、好きになってしまった。
温かく慎ましい長調の曲。
自分のは、原曲とは、かけ離れたスローテンポだけれども・・・。笑

レッスンを受けてみると、清々しい晴朗なイメージも加わって、ますます好きになってしまった!

1拍子のつもりで弾こう。
つくづく、ゆっくりでも綺麗な音で弾けるようになりたい・・・。

5 Arcangelo Corelli - Concerto grosso F major Op 6 no 9 Preludio Largo Allamanda Allegro

ここの4分15秒のところから
寺神戸亮(てらかど・りょう)氏の演奏だ!
なんて、祝祭的!楽しそう!

Corelli - Concerto grosso op. 6 n. 9 (score)

ここも4分15秒のところから
楽譜づらは、鈴木7巻にしては、例外的に易しいんだけど・・・。

【鈴木メソッド第7巻】2.クーラント Suzuki method vol.7 / Courante

演奏はここの45秒くらいから。
素晴らしい!
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◎発表会2022

2022年07月18日 | ヴァイオリン
バイオリンの発表会だった。
本番の直前まで、同じ教室の生徒さんと話していたこともあり、あまり緊張することなく、舞台に上がれた。
演奏中も、いままで一番、緊張が少なくて、大過なく、珍しく落ち着いて弾けた!
時々、綺麗に響いているのを聴いて、いいものだな!と感じる余裕もあった。
まずまず、いい出来だった!

と思っていたけれど、後で録音を聴いてみたら、ダメダメ・・・。
普段の練習の時と違い、大きな音外しをやってしまって、初心者っぽい、ひしゃげた音もそこかしこ。
音程も不安定・・・。
まだまだ、修行が足りない。
弱いところは、力の入る本番では、やっぱり失敗する。

モーツァルト鈴木7巻メヌエットニ短調


=====
今回の曲は、さすがは、モーツァルト!の曲の魅力にも助けれて、楽しく練習できた。
高いポジションの音が、綺麗に鳴ると、流れ星が流れるような、心地良さがあって、楽しかったなあ。

演奏はともかく、先生方にも褒めてもらえて、素直に嬉しかった。
1年間の苦労が、いっぺんに報われた感じ。
このところ、モチベーションが下がり気味だったけれど、もうひと踏ん張り、頑張ってみようかな・・・。

このところ、何のために、バイオリンを続けているんだろ?とよく思うのだけど、
こんなヘボヘボ・バイオリンでも、誰かの道しるべになるかもしれないし、
少しずつ、知り合いや仲間との繋がりができるのも得難いところ、と言うことに、改めて気づけて、意味のある発表会だった!

2010年に始めたバイオリンも12年、経過。
果たして、この分厚い雲を抜けられる日はやって来るんだろか???
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◎リハーサル

2022年07月17日 | ヴァイオリン
今日は発表会のリハーサルだった。
伴奏付きで弾いてみて、なかなかタイミングが合わず、途中、落ちてしまったり、はてさて、どうなることか・・・。
20分の合わせを1回だけなのは、ちょっと心もとない。

帰宅後の練習はとても、気合が入る。
今回、曲との相性がいいのか?過去10年の発表会の中では、仕上がり具合は、一番いい感じ。
いつも思うのだけど、あともう1週間、練習期間があったらなあ。
我ながら、スイッチが入るの遅すぎ。笑

音程を外すときは上側に外そう。
緊張して、手が縮こまると、低い方に外しやすいので、常に上に外すつもりで弾くぐらいでちょうどいいはず・・・。
一音、一音、折り目正しく、落ち着いて弾きたい。(いつも、焦って弾く癖があるので)
あと、とにかく思いっきり弾こう。

====

リハーサルの後、気分転換に、名都美術館の前田青邨・平山郁夫・小山硬展に寄った。
特に、前田青邨が印象的だった。
「山雀」(やまがら)と「初雪」は、いいと思った。
鷹揚で、伸びやかな画風。枯淡に遊ぶ感じ。愛嬌もある。こんな風に弾けたらいいのに・・・
演奏ともかく、これは、人生の目指す方向性かもしれない!

いろいろ、3人の師弟関係のことや、おたあジュリアのことなど、勉強になった。
まだまだ世の中、知らないことばかりだ。
小山硬は、前に見た「慈光」を上回る作品には出会えなかった・・・。

さぁ、頑張ろう。
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◎Vnレッスンメモ~もうすぐ

2022年07月09日 | ヴァイオリン
大雨警報発令!
絶好の家籠り練習日和!ではあるけれど、
ついつい、銃撃事件の記事を無目的に眺めてしまって、時間を空しく使ってしまった。

ダメだ。こんなことでは!
心を入れ変えて、目前に迫った発表会の練習に打ち込まねば!
幸運を引き寄せるために、行いを正しくせねば!

====
<メモ>
・フォルテの部分
弓を傾けない。付点の跳ねるところも。設置面を増やす。

●途中、諸所の都合で一時的に緩めた音の後
緩めっぱなしにしない。

●ポジション移動の音
左手の脱力(緩く押さえる)

●移弦の一つ前の音、しっかり鳴らす。

●同じ音の連続。
後ろの音が埋もれないようにする。前の音を早めに切る。

・弓の準備!

・メヌエットらしさ
ゆったりした落ち着き、ゆとり、余裕をもって
 ⇒一番の苦手分野だけれども・・・。
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◎発表会まで2ヶ月

2022年05月14日 | ヴァイオリン
性懲りもなく、7月の発表会に出ることにした。
曲は、新曲に取り組む余裕もなく、今レッスン中のモーツァルト、メヌエットにする。

帰ってきて、レッスンの録音を聞いてみて、内心、がっかり。
音は増えても、根本的には1年生の頃と、何ら変わっていない!ひどい!
10年やって、この体たらくでは、才能がないということがよく分かる。
強みは、今までの駄目な練習方法が分かっていること。
根本的に練習の仕方を変える必要があるのではないか?
ピアノと同じように練習していてはいけないのではないか?
ピアノを弾くことが、バイオリンの練習に禍をもたらしている?

光明があるとすれば、弾いている時は、音外しはよく分からないけれど、録音を聞くと、音外しがよく分かる点。
小まめに録音して、チェックしてみる?
練習方法を見直さねば!

しかし、
続けるよりも、止める方が難しい。
見切りをつけることの方が難しい。

<レッスンメモ>
・メヌエット
ワルツではない!

・音の後処理
置いて弾くを意識するのはいいけれど、その1つ前の音の後処理が、まずいことになっていた。弓を急に止めると、音が死んでしまうので、余韻が残るように弓を止めること。

・ポジション
半音階が連続するところ、中途半端な0.5ポジション移動をしてしまっていた。
中途半端なポジションはNG!
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