みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

春の御在所~山路来て

2008年04月29日 | 
のどかな春山だった。目に映る緑がとても、やわらかく温かな感じ。
5月連休の時期に、山に入るのは、随分、久しぶりで、そのためかもしれない。
天気にも恵まれて、花や緑を愛でたなあ。と言うのは、やや語弊があり、正確には、カメラ越しに自然を愛でてたような・・・。(笑)

今回は、中道を上がり、国見尾根のルートを下りる。
中道は、登山客も多く、落ち着かない感じ。
一方、国見尾根は静かだった。面白い奇岩、岩のオブジェが点在し、藤内壁を眺めつつ、いいルート。

今回、一応、御在所の三角点まで行ったのだけど、山頂付近は、完全に観光地化されていて、山本来の良さが失われてしまっていた。観光地化の功罪、深いテーマですが・・・。

山路来て何やら寂しアスファルト
(そらみみ)

かな。(↑つくづく、おっさん化してるな・・・。)


山の木々の萌え立つ様子は、音あわせのオーケストラのように美しい。


アカヤシオ。ちょっと早かった。恐らく1週間後ぐらいが最盛期ではないかな?


日当たりのいい所は、いい感じ。


タテヤマリンドウ。リンドウはとても好きな花。春に会うことができて、いと嬉し。


バイカオーレン。国見尾根の上のほうには、それこそ其処彼処。清楚な花だな。


タムシバ。ユラリ、ユラリ、ユラリロな花びら。


タチツボスミレ。恐らく、芭蕉の詠んだスミレは、このスミレだったと思う。
この色は、まさしく「ゆかし」だなあ。そうそう、この色は変ロ長調の色だ。

山路来て何やらゆかしすみれ草
(芭蕉)

しばらく、山回顧シリーズになるかも・・・。
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クルマのMP3復帰~FMトランスミッター

2008年04月28日 | 音楽
クルマのMP3環境、現状復帰。
クルマが変わって、MP3が聞けなくなっていたのだけど、FMトランスミッター機能のついたMP3プレーヤーを買うことで、無事、解決。

ネットで調べていると、FMトランスミッターの悪い評判が目立ち、音が小さくてノイズが極端に多いような話もあったけど、ぜんぜん問題なしだった。プレーヤー本体の音量をMAXにすることが、ポイントだろうか・・・。普通のFM放送と同じ音量、音質で再生できた。音の感じ方は、人それぞれだけど、自分は音質については許容範囲が広いので、十分満足。

PCに興味がない人にとっては、得体の知れないGREEN HOUSEのKana GTRという製品。2Gバイトで7980也。初期不良が恐かったから、近くのお店で。

ボタンのクリック感が安っぽかったり、操作性が今一つではあるけれども、ひたすらループで再生するだけだから、まあ許せるでしょう。車の電源で充電できるので、今までのカーステレオと利便性も同等。FMトランスミッター単体でも、数千円するみたいなので、良い買い物だったと思う。

これで、またお気に入りの音楽と共に、走れるな。
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家もまんまるまるく

2008年04月27日 | 雑記
ドームハウスなるものがあるんですね。
これは、ピアノを置く場所として、とてもよさそう。

こんなふうにピアノを置いてだな・・・。

まるフェチとしては、ん~、好奇心をくすぐられる、なんとも魅力的な家だな。
こういうところに住むと、毎日、ワクワクしそう。

直径7m、面積36.3m2(6畳間が3部屋半のスペース)って、どんなぐらいの広さかな?

ここも。少し大きいタイプもあるみたい。

この辺もご参考までに。
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クルマもまんまるまるく

2008年04月26日 | 日記
クルマが新しくなる。
今までは、クルマなど、所詮、道具に過ぎないと考えていたのだけど、方針転換。

丸っこい後姿に惚れてしまって、MRワゴン
自分、どうも、まるフェチみたいだ。
女性ユーザーが多いようだけど、そんなの関係ない、と言うことにしよう。

同じ軽でも、前の15年前の軽と比べると、いろいろと進化したなと感心。好きなクルマを持つのは、嬉しいことだな。

唯一の不満は、純正のステレオではMP3が聴けないこと。今までは、好きな遊佐さんの曲を1枚のCDRに収めて、ひたすら無限ループで聴いていたのだけど、この楽しみが奪われるのは、ちょっと残念。

カーナビを付ければ解決しそうだけど、今まで、ほとんどクルマに興味がなかったことが災いして、何を選べばいいのか、五里霧中。ポータブル型は、なんでこんなに安いのかな???
いずれにしても、また出費が嵩みそう・・・。

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現在、過去、未来

2008年04月25日 | ピアノ的雑感
ふう~。一週間終了。
今週は長かった。でも、いい仕事ができた。
今、携わっているのは人事系のシステムで、この4月の組織変更で持ち上がったトラブルの結果報告を、上司に、直され、直され作り上げていった。はじめは正直、うんざりしていたのだけど、だんだんいい資料に仕上がっていくのは、なかなか、よい気分。

両手で数え切れないくらいあったトラブルを、分類し、整理し、端的に分かりやすく表現する。適切な言葉を選び、表現を工夫するのは、俳句に通じるものがあるなあ。

込み入った様々な課題を「起きた事」「原因」「今後の対応」の3つの当てはめて、まとめてゆく。「起きた事」「原因」「今後の対応」は言うなれば、「現在」「過去」「未来」。
機械的に3分類してゆくと、3拍子のリズムが出てくるし、すっきりまとまるのは美しい。(ドリルが学習に有効なのはリズムが出てくるからなんだろうな・・・。)

打ち合わせや、報告で、誰かに何かを分かりやすく説明する時、~の原因で、~が発生した。~の対応をとった。という三段論法は、無意識のうちに使えるぐらいに、染み込ませておきたいと思う。

ソナタ形式の提示部→展開部→再現部ではないが、何事も、3ステップぐらいで、まとめるのが、見通しがよく、すっきりするポイントかな?(古典派のソナタ形式によって、難解なフーガが渦巻いていた音楽は、随分、見晴らしがよくなったに違いなく、ソナタ形式の生みの親のハイドンは改めて偉大だなあ・・・。)(←仕事中、まったくもって雑念が多い奴だ)

混沌に秩序をもたらすというのは、面白いですね。

今日は遅くなってしまったけれど、明日からのゴールデンウィーク前半、気持ちよく迎えることができそう。

問題解決プロフェッショナル「思考と技術」
齋藤 嘉則,グロービス
ダイヤモンド社

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88

2008年04月23日 | ピアノ的雑感
ピアノの鍵盤は88
全天の星座の数は88

なんとも不思議な一致で、ピアノと星の素敵な出会いだなあ。

8が横になったら∞だとか、今年は8との出会いが多いな。
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●レッスン 吉松さんに少し寄り道

2008年04月22日 | ピアノレッスン
今日は、日中、猛烈にだるく、こんなんでレッスン行けるのかな?と思いつつ、夜御飯を食べて、アイスクリームを食べたら、元気復活。発表会後の初レッスン。アイスクリームの美味しい季節になったなあ・・・。

・チェルニー40-34(左手の練習)
×。3ヶ月ぶりにチェルニー再開。
弾く前に、先生と、発表会のことを、ああだこうだ話したせいか、すっかり調子が狂ってしまった。
と雑談のせいにするのは、ちょっとずるいか・・・。それにしても、なんだか、さんざんな出来だったな。
スケールの1、4の間を切れないようにする。もっと手首を使って、粘っこく弾くこと、などなど。左手は本当に不器用で弱っちい・・・。
17小節目からの左手が猛烈に難しく、どれだけ練習しても、まるで速く弾ける気がしない。これから数週間、強化トレーニングをして、どうにかなるものか?勝算は無さげだけど、まあ駄目もとで、試してみるか・・・。

練習してて感じるのは、この34番は「革命のエチュード」の前練習としては、絶好の練習曲だなあということ。と書きつつ、たまに弾く「革命」はぜんぜん進歩しないので、説得力はないか・・・。

吉松隆「五月の夢の歌」
発表会で目覚めた悲愴ソナタは、まだレッスンにもっていくレベルではないので、今度、ピアノの会で、弾こうかな?と思ってるこの曲をもっていく。
譜読みミスの指摘頂くも、この手の曲は、好きに弾いていいですよ、という感じなので、田部京子さんの模範演奏を追って、練習することになりますね。

弾けてるつもりが、先生の前だと詰まってしまったりで、まあ弱いところをあぶり出すという意味では、レッスンは有益ですね。

本日、レッスン:雑談=1:10ぐらいだったかな・・・。変な意味、最高記録だったような・・・。

吉松 隆 : プレイアデス舞曲集 2
田部京子,吉松隆
コロムビアミュージックエンタテインメント

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邂逅の森

2008年04月21日 | 
熊谷達也「邂逅の森」読了。
みちのくの山の中、大正~昭和初期の貧しい時代、マタギとして生きた男の半生。ラストの凶暴な熊との死闘は壮絶。

・自然との共生、調和
・夫婦愛
・人間性の光と闇

そういったテーマが、入り乱れて、骨太で読み応えのある話だった。

思うこと。現代の恵まれた社会の中では、我が手で動物を殺めることなど、ないのだけれども、直接、手を下すことはなくとも、多くの命を殺めて、動物の命を頂いて、日々の命を永らえていること、忘れてはいかんですね。

あと、一歩間違えれば、命を落とすような体験を、どこかでしておくこと、大切ではないかな?過保護は、人の為ならずというか・・・。

本編には関係ないけれど、ちょっと、メモ。  
人は、歩いた数だけ山を知る。

山のことは山に教われ、獣のことは獣に学べ。

獣には、今に対する恐怖はあっても、未来に対する恐怖はない。

「家に帰って、妻の手を握りたい」
熊に足を喰われ、朦朧とする意識の中で、富治はそのことだけを考えた。
邂逅の森 (文春文庫)
熊谷 達也
文藝春秋

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くるま

2008年04月20日 | 日記
パンクしてしまった。
それも、後輪の2本がいっぺんに。
なんてことだ!

いろいろと故障があって、満身創痍(エアコンが効かないは辛い)で、車検はすぐそこで、15歳のお年寄りで・・・。
常識的に考えれば、買い替えだと思う。
でもなあ、長く使っているとなんだか愛着が沸いてしまい、捨てるに忍びない。という感じ。
まだ4万キロしか乗ってなくて、エンジンの調子は悪くないし・・・。勿体無いと言うか、可哀想と言うか・・・。

しかし、いい加減、踏ん切りをつけないと。
と言うことで、新しい車を探すことにする。

が、どういうわけか、自分が惹かれる車は、女性向け・・・。
なんでだろう???
いつまでたっても、寡男である理由は、こういうところにあるのかも?と思ったり・・・。

まあ、いいや。
せめては、ピアノは男性的な曲を、ビシバシ弾いてやろう。

(しかし、車を探すためだけのために、タイヤを新調せざるを得なかったのは、何と言うか・・・、つくづく、うまくないな・・・。)
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はつなつの虫の声

2008年04月16日 | 日記
夜10時の帰り道、今年初めて、夏の虫が鳴いていた。
ギーギー、ギーギー。
あまりいい声じゃないけど・・・。
この声を聴くと、はつなつが巡って来たなあという感じ。

帰宅後はピアノ。
発表会で聴いた悲愴ソナタの1楽章に、すっかり取り憑かれてしまったみたい。
不思議と、人が弾くのを聴いていると、自分も弾きたくなってしまうんですね・・・。
早く弾けるようになりたい一心で、ついつい練習してしまう。
過労ぎみだから、早く休めばいいのに、我ながら馬鹿だと思う。でも止められない。
トレモロに乗って助走していく感じ主題、ゾクゾクする。

レッスンに持っていけるのは、いつになるかな???
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