みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

再びアラカルトで物色

2023年08月27日 | ライブ&コンサート
先日のアラカルト形式のコンサートに触発されて、オケの練習の後、気になったコンサートを覗いてみる。
オケのトレーナーの先生が出られていたこともあって・・・。

声楽(オペラ、合唱)、ピアノ、アンサンブル(弦、サックス)、そして最後は全出演者によるオーケストラのガラ形式。
また、何か、出会いがあるかもしれない!

個人的に、一番好きだったのは、サキソフォーンのアンサンブルのチャールダッシュだった。
すっかり聴き入ってしまった。オーケストラの練習では聴けない音色だからかな???
あと、アンサンブルでのVn.は奏者の音色の違いが、興味深かった。

でも、ネガティブなことも幾つか・・・。
・アンサンブルパートは、各グループとも、1曲しかなくて、物足りない。もう少し聞きたかった・・・。
(こういうアラカルト形式だと、一曲入魂な選曲が求められる。
 催しの性格を理解して、1曲だけで、どうやってアピールして、ファンを作るか? 奏者の力量が問われる?)
・メンデルスゾーンの八重奏曲は1楽章が聴きたかった・・・。
・音量順の構成がいい気がする・・・。(野太い声楽の後が、音量で負ける弦だと、どうしても、もごもご聞こえてしまう。弦アンサンブル ⇒ 声楽がいいのでは?)
・声楽は、役作り上、仕方ないのかな? 毒々しい装いが、なんだか気になってしまう。笑
・プログラムの最初は、馴染みのないオペラのハイライトで(主催の春日井市では有名なオペラみたいだけれど・・・)、気持ちが入りにくかったかな・・・。

そう言えば、休憩時間、隣の席の年配の方から、話しかけられて(バイオリンケースの効果大!)、もう少し丁寧に接することができればよかったと、やや反省。
(コンサートで隣の見ず知らずの人から話しかけられるのは、かなり珍しいことなので。)
その方は、長らくラ・カンパネラを練習されているとのことだったのに・・・。。

最後に指揮をして、挨拶をされた春日井市長の石黒氏が、なかなかに好印象だった!
(文化事業(ホールにスタインウェイを入れるとか!)を疎かにしないのは、こういう市長さんがいるからか?)





@東部市民センター ホール@春日井市
KASUGAI 80th Anniversaryコンサート
(会場もほぼ満席で、駐車場で車を停めるのも大変だった!毎年恒例のコンサートのようだけど、人気の催しなんだろうな・・・。)
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◎遂にバッハのコンチェルトに到達!

2023年08月19日 | ヴァイオリン
発表会後の初レッスンだった。
次なる曲は、バッハのバイオリン協奏曲1番の1楽章!
もうすぐ苦節13年?だけど、遂にこの時が巡って来た!

さすがは名曲中の名曲、学習者をその気にさせる、魔力を秘めていて、この1ケ月はすっかり憑りつかれてしまって、練習に励む。
ピアノもオケの曲の練習もそっちのけで・・・。
とは言え、今まで弾いてきた曲と比べると、格段に本格的で、長い。譜読みも大変!
課題が困難だと、却って、何とか攻略してやろう!と気持ちが奮い立つところもあるのだけど・・・。

音程の定まらない箇所多数、躓く箇所多数だけれも、とりあえず、1楽章の最後まで、たどたどしくも繋がった!
1楽章は超絶難しいと言う箇所もないので(オケの曲と比べると)、あとは、先生の指摘事項を守って、弾き込めば、形になる気がする。
憧れのこの曲を我が手で奏でる喜びは格別で、本当に、よくぞ、ここまで来たものだと思う。

<重音練習>
曲とは別で、半年前から、重音練習もやっているのだけど、こちらは極めて芳しくない。
一向に音程が定まらない・・・。
今日頂いたアドバイスの通り弾いてみたら、今まで、ダメダメだったところが、嘘のように弾けたので、
狐につまされたような妙な気分だった。

もっと、時間が潤沢にあれば、丁寧に、もりもり練習できるのに・・・。
でも、オケの本番が1ケ月後に迫ってきて・・・。山にも行きたいし!(笑)
超時間逼迫・・・。

====
<レッスンメモ>
・タイが長くなりがち

Hilary Hahn plays J.S.Bach Violin Concerto No.1 in a minor BWV1041-Deutsche Kammerphil. Bremen


バッハ ヴァイオリン協奏曲 第1番 第1楽章(ピアノ伴奏版) J.S.Bach Violin Concerto No.1 1st mov.


【鈴木メソッド第7巻】4-1.協奏曲イ短調第1楽章 / Suzuki method vol.7 Concerto a-moll 1st mvt

コメント (2)
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君たちはどう生きるか?

2023年08月18日 | 映画
あるラジオ番組(NHK R1の飛ぶ教室)で作家・高橋源一郎氏が(そして氏の息子さんも)、大絶賛されていたので、観てみることにする。

※以下、ネタバレ注意です!

見終わって、どうも、モヤモヤ感あり。
そんなに大傑作なのだろうか?
友情に篤く、勇気ある主人公(今回は、少女ではなく少年だったけれど)が未来を切り開くストーリーで、今までの宮崎駿監督作品との類型と言うか、背景と変数を少し変えた、変奏曲と言った感じ。
特に、ラピュタと近いものを感じがした。
主人公マヒトは、とても寡黙なので、共感しずらかったのかもしれない。

でも、楽しめたのは間違いない。
すごく短く感じたから。
ところどころ、文明批判的なところも顔を覗かせていて、同感だなと思いながら見る。
梨木果歩さんの大好きな話、家守奇譚の葡萄とも似ていた。
(ジブリ作品、全て共通な気が展開だけれども・・・。)

よく分からないと思った点、違和感のある点、
・主人公マヒトの自傷行為?
・マヒトの母親とナツ子さんは実の兄弟でいいのかな?
・精緻に描かれた絵と、わりと雑に描かれた絵が、混ざっているのが、なんだか違和感がある。わざとなんだろうけれど。

とにかく、マヒトが涙を流すほど感銘を受けた、「君たちはどう生きるか?」の原作を読まないことには、始まらないだろう。

それにしても、向こうの世界に行く冒険ストーリーは、古事記や宇治拾遺物語の昔から、ジブリ作品・村上春樹作品へと、延々と続く・・・。
どうしてこのパータンに、かくも人は魅了されるのか?
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コンサート~ア・ラ・カルト

2023年08月16日 | ライブ&コンサート
悪天の夏休み、ずっと家に居るのも、なんだか癪なので、気分転換に生の音楽でも聴きに行こう!と思い、出掛けてみる。
出掛けたのは、ア・ラ・カルトと題したコンサート。
恐らく、名古屋近辺で活躍されている中堅・若手の演奏家さんが、数曲ずつ披露される形の、まさしく寄せ集めのコンサートだった。

ピアノ独奏、声楽、チェロ、アルパ、木管アンサンブル、金管アンサンブル、フルートトリオ、サキソフォーンカルテット
盛りだくさんだった!

フルートトリオのインパクトは強烈だった。
現代風の曲、奏法(ピチカートみたいのや、裏返したような音)は、興味深い。曲は難しかったけれど・・・。

サキソフォーンの甘やかな音色にすっかり魅了されてしまう。
サムソンとデリラ「バッカナール」の中近東風な感じ、美しいアンダンテ・カンタービは、個人的に、今日のコンサートの白眉だった。
サキソフォーン・カルテット、また聴いてみたい!と思う。

前から4列目に座り、さすがにこの位置だと、音がよく聴こえた!
やはり、時々は、生の音楽を聴くのもいいものだな。
何か、一つでも好きな音楽との出会いがあるといいなと思っていたけれど、サキソフォンの演奏は、なかなかの収穫だった!


とてもお得なコンサートだった!
アラカルト形式は、好きな音楽を発掘するのにも、とても有効!

コンサート ア・ラ・カルトVol.34
@電気文化会館コンサートホール
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木曽駒ケ岳(福島Bルート)

2023年08月14日 | 
台風襲来の前日、近辺で一番晴天確率が高そうな木曽駒方面へ向かう。
この夏休み、一昨日の北アルプス失敗山行で終わらせるのは、忍びなく・・・。
当初、麦草岳へと思っていたけれど・・・。


以前の林道の夢の跡


静けさを湛えた雰囲気のいい登路


とりかぶと


残念、御岳
7合目まで来て、調子が良かったので、急遽、木曽駒に行先変更!












ウサギギク

ゴーロ楽しや、アルプスの登り


憧れの三ノ沢岳
空木岳、遠望、叶わず
@九合目


小雨から本降りへ
@山頂


雨が激しく、手袋を外す余裕もなく、下山
ロープウェイが止まっていたのか?激空きな山頂だった。自分の他は、3人くらい。


コガラ登山口へ

標高差1600メートル、往復12時間弱、よく歩いた。
その割には、疲労感はあまりなく、へっちゃらだった。
一昨日の北ア敗退で、あまりにも不完全燃焼だったので、自信回復できて良かった!

道は、全体、歩きやすくて、静か。風が通って、直射日光もなく、涼しい。
家からも近い。2時間半ほどか。
駐車場も広々、道中、道の駅多数で、トイレも困らない。
ロープウェイを使わなくも木曽駒に行って来れることが分かったのも大きい。
いいルート、発見!

そう言えば、途中追い越した、素敵なカップルに、梅飴進呈。
お幸せに!
見ず知らずの人から差し入れを貰えるのは、意外と嬉しいことなので、これからは飴山男を目指そう!
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敗北の北アルプス

2023年08月12日 | 
ホップ、ステップ、ジャンプ!
この日は、2泊3日で、いざ北アルプスの難関、赤牛岳へ!と勇躍、出掛けたのだけど・・・。


新穂高温泉から
(実は、ここに着くまで1時間ロスってしまっていた…。)


久々、間近からの槍ヶ岳~南岳




急失速・・・。
1日目昼まで歩いて、目的地の三俣山荘のテント場まで、行けないかも?と思い、引き返すことにする。


残念!
半分で引き返して、20km。
いいトレーニングには違いなかったけれど・・・。笑

赤牛岳は、また、作戦を練って、チャンレンジ!

=====
全体的に、準備不足だった・・・。
新穂高温泉の駐車場事情も厳しかった。
(6:45で、なんとか停めれたけれど、新穂高温泉まで1時間弱かかる最遠方の駐車場になってしまう。
 考えとても甘かった。日付の変わらないうちに着いてけない・・・。)
三俣山荘のテント場は、予約なしで張れるので、出掛ける気になったけれど、手前の双六は要予約で、予定変更が許されないのは、致命的だった。

昔のような、自由で臨機応変の山旅が許されなくなった。
改めて、桁外れに人も多くて、この山域は人気ありすぎ・・・。
静かな山歩きも望めそうにない・・・。
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鳥甲山(とりかぶとやま)

2023年08月06日 | 
この日は、秘境・秋山郷の名山、鳥甲山に遠征。


朝5時、ムジナ平の駐車場に1番乗り
小布施のPAを3時過ぎに出発、3時間ほどしか眠れなかったけど、体調は悪くない。


南から風がやってきているのだろう。
恐らく、烏帽子岳。(岩菅山から連なっている)


佐武流山(さぶるやま)~白砂山
と思われる。
今日、登ることができれば、上信越国境で残るは佐武流山!




終日、秋山郷と苗場山を眺めながら




高度感、なかなか
落ちたら、あの世行き・・・。






志賀高原方面
岩菅山~焼額山


一応、記念撮影


山頂は貸し切り
蝶々とトンボが歓迎してくれた




鎖場が多くて、楽しい!






お疲れさま

折り畳み自転車をデポして周回ルートにするか?とか、いろいろ迷ったけれど、
結局、ピストンするのが、楽ちんで、安全なので、ピストンになってしまった。
安きに流されてしまう・・・。

道中、出会ったのは、1パーティの数名の方だけで、静かな山歩きができた。
そこそこ風もあって恐れていた炎暑と言う感じでもない。
路は良く整備されていたけれど、急登が多くて、歩きごたえあり。
トレーニング、ばっちり!

雑魚川林道は、数年ぶりだったけれど、意外と走りやすかった。
車の性能が良くなったか?自分の林道運転技術が進歩したか???
(そういえば、Google Mapでは、この道は悪路と登録されているみたいで、この道を避けるようにナビされる。
 Google監視網の網の目を潜る雑魚川林道・・・。Googleにも死角あり)
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